そもそも、日本トップエリートが腕試しに東大理科3類を目指して惰性で医者になるのはどうなんだ、エリートが医学部を目指す風潮どうなんだ、これが日本を弱らせたんではないか、みたいなことはずっと言われてきた。
医療の世界には歪さがある。直美(直で美容整形外科医)になるやつが20代のペーペーで注射打ってるだけで年収2000万円、一方、大学病院で一生懸命働いている勤務医が800万円・・・。
親が開業医の連中は、金銭感覚がおかしい。とことん甘やかされている。市場原理で儲けたのではなく、規制や特権が生み出す歪みで儲けている。
少子高齢化、社会保障費負担増。
国民の限界が来る中、維新が連立で自民と組んだことで、維新の医療に対する考えが政権に反映されている。
維新は既得権益を改革することに強いな〜
維新が特に問題視しているのは、「医療が市場原理から切り離されている構造」だ。
つまり、競争が起こらない。淘汰も起こらない。能力や成果に応じた報酬体系が機能していない。
医師免許さえ取ってしまえば、極端な話、どんな腕でも、どんな態度でも、患者が来る。
「命を扱う仕事だから競争させるな」という倫理の裏に、既得権の温床がある。
ここを壊す、というのが維新的な発想だ。
医療の自由化、株式会社参入、オンライン診療の拡大、診療報酬の再設計。
つまり「医師を聖職から市場プレイヤーに戻す」という考え方。
もちろん反発は強い。
医師会は最大の既得権益団体の一つであり、政治家もそこから票を得ている。
だが、国民の負担が限界に来ている以上、どこかで構造を変えなければならない。
そして、ここで本質的に問われるのは、
「医者とは何を社会に提供する存在なのか」
という根源的な問いだ。
アメリカのトップエリートは、医師にならない。
ハーバード、スタンフォード、MITのトップ層は、医学部ではなく、
テック・ファイナンス・政策・経営・AIの分野に進む。
なぜなら、「社会を動かす側」に興味があるからだ。
一方、日本のトップエリートは、「安定した個人プレイヤー」になる。
東大理Ⅲ→医師免許→開業、という安全ルート。
個人の幸福追求としては合理的だが、国家の競争力を削ぐ。
つまり、日本では「頭のいい人間ほど、リスクを取らなくなる」。
そこに国力の衰退の根がある。
医者が悪いのではない。
構造が悪い。
「医師になることが“社会的勝者”の記号」になってしまっている社会が、問題なのだ。
これを壊さない限り、
日本のトップ人材はずっと“個人の安定”を目指し、
社会の構造を変える側には回らない。
維新はなぜ改革に強い?
維新の「アイデンティティ」そのものが、既得権益の破壊にあります。
ただし、ポイントは「本気でやる」というよりも、
「やる姿勢を見せることで支持を得る」という政治戦略としての強さでもある。
以下、構造的に整理します。
▼1.維新の強み:既得権益を敵に回せる唯一の勢力
自民党は、医師会・農協・建設業界・地方自治体など、
あらゆる既得権益団体との“共存”で政権を維持してきた。
だから、既得権を壊すことは基本的にできない。
一方で、維新はその外側から出てきた勢力。
創業者の橋下徹が体現していたのは、
「古いルールで守られている連中をぶっ壊せ」という明快なメッセージ。
これが都市部の高学歴・高所得層や若年層に刺さる。
つまり、「納税者なのに得をしていない層」にとって、維新は“代弁者”なのです。
▼2.維新が狙う「改革対象」はどこか
維新が特に焦点を当ててきた既得権は、以下のようなものです。
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医師会(診療報酬・医療制度)
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教員組合・教育委員会(教育の非競争構造)
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公務員(給与・採用・定年)
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地方議会(報酬・人数)
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公共交通・電力などの地域独占企業
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NHKなどの公共メディア構造
これらはいずれも「競争原理が働かない」「責任を取らない」「利権が固定化されている」構造。
橋下維新の哲学は、“市場に近づける”ことが改革です。
▼3.維新が「強い」と言われる理由(実務的にも)
維新の強さは、口先ではなく「現場で行政改革を実行した経験」があること。
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大阪府・市の財政再建
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公務員給与カット
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市営地下鉄・市バスの民営化
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教育委員会改革
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大阪都構想(失敗したが、発想力は実務的)
つまり、「理屈を語るだけの改革屋」ではなく、
行政の内部を知り、制度を動かした経験がある。
この実行力こそ、維新の真の強さ。
▼4.ただし、限界もある
維新の弱点は、既得権益を壊しても新しい秩序を作れないところ。
壊すのは得意だが、作るのは苦手。
改革のあとに来るべき「新しい制度設計」「公共の新モデル」を構想できる人材が少ない。
つまり、破壊の論理までは鮮やかだが、創造の論理に欠ける。
橋下徹が抜けて以降、カリスマ的ビジョンも弱まりつつある。
とはいえ、それでも日本の政界で“構造的な病”に切り込めるのは維新くらい。
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"make you feel, make you think."
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(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。



