あいみょんに憧れて、とりあえず人生初のギターをわけもわからずポチってみたものの、意味のわからなさに秒速で挫折。感覚で散々触ってみたけれど、思うようにできない。その後、京都オフィスに放置していたが、久しぶりに手を取ってみた。感じたことをまとめておく。
ギター初心者向けの動画をユーチューブで観たり、ブログを読むがわけがわからず離脱。教え方が下手すぎる。
なんでもそうだが、世の中の教師というものは、総じて教え方が下手くそで無能だ。みんな死んだら良い。
なので仕方なく、自分でギターを研究してみることにした。とりあえず、今日はわかったことがあるのでまとめを書いておく。
教養で立ち向かうことにする。自己投資の鬼である人間が、その成果としての能力を発揮する場面として、新しいことにチャレンジする姿を書き記そう。
音楽の本質を洞察する
- 高い音はこう運指する
- 低い音はこう運指する
と言われてもわからない。身体で覚えるのもわからない。昔から一番苦手なのが身体で覚えるってやつだ。習うより慣れろってやつも嫌いだ。
コードについて示されてもよくわからない。なんだ、コードって。そもそも、音楽はドレミファソラシドじゃないのか?
よくわからないので、自己流で『音楽』を分析してみることにする。
音楽を演奏したことはないし、楽器を扱ったこともその類の部活に入ったこともない。だけど、音楽はたくさん聴く。その経験と一般常識を活用しよう。
まず、どう考えても、音楽の世界は音の種類の違いがある。大人はそれぞれ個性があるはず。おそらく、これは音色だ。音色と呼ばれてるはずだ。
そして、音の『高い低い』があるはずである。いわゆるドレミファソラシドである。これはおそらく、音階と呼ばれているはずである。
そして、その音が、どのような時間の流れの中でどのように脈を打つのかというものがあるはずだ。チクタクチクタクするメトロノームとかが扱う領域。おそらくこれは、リズムと呼ばれてるはずである。
この3つが音楽の構成要素のような気がする。
- 音色
- 音階
- リズム
の三要素がある。とりあえず、そういう仮説を立てよう。お
そらく、楽器の違いが音色の違いであるはずなので、ギターを選択した時点でほとんど音色は固定事項のはずである。
リズムは、自分で刻むもの。例えば、太ももをパチパチ叩くのも、自由自在にリズムを刻める。女子高生がリズムゲームをして遊んだりするが、リズムとは時間内における音を刻む回数であるはずだ。脈拍と言うのだろうか。
こうなると、マスターすべきは、音階のはずである。
数学の知識を応用する
ピアノは、右側が高い音なのか、左側が高い音なのか、それすら私は知らない。しかし、遠い昔の小学生ぐらいの記憶を遡ると、ピアノの内部の構造は弦が張りつめられていた覚えがある。そして、鍵盤を叩くと中の何かが動いて弦を刺激していた。ピアノはおそらく弦楽器だ。
小学校の音楽の授業で、太鼓もあったけれど、太鼓は表面がピンと張りつめられていて、中は結構空洞なのではと思うような、軽やかな叩き心地の感触がしたのを覚えている。
おそらく、楽器というのは、ピンと張りつめたものを叩くものが多いのだろう。その方が、音が鳴るのだろう。
音速の飛行機は、遅れて音が聞こえてくるのはみんなわかると思う。物体と空気が音に関係しているのは間違いない。
救急車が遠くなると音が変化するが、不思議に思ったことがないだろうか。あれは物理学ではドップラー効果と呼ばれている。物体の移動や位置と空気や距離は音に関係している。おそらく、空気を振動させるのに、張力は都合が良いのだろう。
実際、質量が密集している石同士をぶつけても鈍い音しかしない。
さて、ギターだが、そもそも、ギターはなぜ指を置く位置で音階が変わるのだろう。色々いじってみた結果、弦を短くおさえる(張力を強くする)と高い音が鳴ることがわかる。ピンとさせればさせるほど、高い音が鳴る。要するに、本体側に寄って押さえるほど、高い音が鳴る。
これで音が高く鳴るのはなぜだ?
弦楽器であるギターは、弦を弾く事で音が鳴る。弾いて音が鳴っている最中の弦を見ても、細かく振動していることがわかる。そうだ、ギターの音とは振動なのである。そして、弦をどう押さえるかは、振動の様態に影響しているはずだ。
数学の知識を応用しよう。振動とは何か。振動といえば、着眼点としては結局、行き来の間隔が重要である。振動の周期の細かさが観点になる。おそらく、高い音というのは、振動が細かい。振動が多いのである。短く弦を持つことで張力が増し、結果的に振動が小刻みになるのである。強く弾けば音は大きくなる。音が大きいというのは、弦が物理的に大きく動くということ。弦の振動をグラフに取った時に、波の高さが音の大きさで、波の区間における周期サイクルの細かさが音階に関係しているはずである。
こうやって物理的・数学的に捉えれば、感覚はいらない。
理論でいける。
いちいち、運指を覚える必要はない。
高い音を出したければ、弦を物理的に短く押さえて張力を強くすれば良い。
フレット
どうやら、ギターの左手で握る細長い部分にある、等間隔で刻まれた銀の縦線をフレットと呼ぶらしい。ちょうど弦と直交しているものである。
フレットで、弦を押さえる位置の指示をするようだ。要するに座標である。本体に向かうにつれて、1フレット、2フレット、3フレットと数字が大きくなるようだ。要するに、大きな数字のフレットの側を押さえると音が高くなる。
また、ギターの弦は、地面側から空中側に向かって、1弦、2弦、3弦と呼ぶらしい。弦はそれぞれ太さが違い、一番細いのが1弦、太いのが6弦だ。一番細い弦が張力が高く振動の周期が早いはずなので、高い音になる。
要するに、
- x軸 → フレット
- y軸 → 弦
である。ギターを持ち、立ったとき、縦の位置関係はどの弦かであり、横の位置関係はフレットであるからだ。
要するに、
- 一番高い音は、1弦(細い弦、要するに地上側)の、大きい数字のフレット(より本体側)を押さえる
- 一番低い音は、6弦(太い弦、要するに上空側)の、低い数字のフレット(先っぽ側)を押さえる、もしくは押さえないでそのまま弾く
であることが判明した。
これがギターの本質と構造である。
チューナーとアンプについて
チューナーとアンプについてだが、初心者からするとさっぱりわからない。だが、
- チューニング(tuning)
- アンプリファイア(amplifier)
の英語がわかっていれば、意味がわかる。
チューニングとは調律である。ギターが弦楽器である以上、弦の張力については調整がいる。締めたり緩めたりして弦の張り具合を調整できる。そして、それによって音階が変わってくるので、この音階の変化を聴き取りながら調整がいるが、これをデジタルツールで調整できるものがチューナーだ。チューナーは電子機器で、これにスイッチをいれて、ギターを弾いて音を出すと、ディスプレイにこの音がどの高さ低さなのかを表示してくれる。
次にアンプリファイアだが、これは英語では増幅器の意味である。ギターには、エレキギターとアコースティックギターがある。あいみょんやYUIが持ってるのはアコギである。私が買ったのはエレギである。その名の通り、エレキはアンプリファイアを使えば音を電子機器の力を使って増幅できる。アンプリファイアにつないで、ギターの音を出すと、アンプのスピーカーから電子の力によって拡大された音が出る。
物理の知識がある人はわかると思うけれど、この世界には、
- 磁気
- 重力
- 化学
- 電気
- 弾性
- 原子核
- 熱
- 光
- 音
- 力学的エネルギー
といったエネルギーがあるが、これら全てとの互換性が高いのが電気である。電気は万能なのである。だから、電子機器を用いて、なんらかのプロセスを経て、音エネルギーをさらに増幅させることは可能であろうと簡単に推測できる。
ドレミファソラシドについて
ググると、ギターのドレミファソラシドはこうなっているらしい。
ド = 5弦3フレット
レ = 5弦5フレット
ミ = 4弦2フレット
ファ = 4弦3フレット
ソ = 4弦5フレット
ラ = 3弦2フレット
シ = 3弦4フレット
ド(オクターブ上) = 3弦5フレット
やはり、私の考察した本質と構造通りになっている。ドレミファソラシドの基本要素は、3弦、4弦、5弦でなんとかなるようだ。ギターには、1〜6まで弦があるから、もっと音階に幅を持たせたい場合にはそれも可能だ。
おっ、希望の光が見えてきた。
ドレミファソラシドの基本的な音の出し方として、弦とフレットの扱い方の『土地勘』がわかれば、なんとか行けそうな気がしてきた。
あいみょんのマリーゴールドの最初らへんっぽい音が出た
あいみょんのマリーゴールドという曲がある。
その曲は最初、
風の強さがちょっと 心を揺さぶりすぎて
という始まりだ。
このPVを聴くと、いくつかの音色が重なり、また、あいみょんの声も重なって音楽ができていることがわかる。
私たちは、重層化された音を聴いているのだ。
これを考えると、ギターというのは素直に、自分が知ってる音楽を再現するものではないかもしれない。すなわち、あいみょんの声をギターで弾いて再現してしまおうとする暴挙になってしまう。
音楽で、インストゥルメンタルという、歌手の声が入ってないバージョンがある。昔のCDなんかにはよく入っていた気がする。インストゥルメンタルを聴くと、意外なほど、別の音楽に聴こえたことがあるのを覚えている。歌手の声は重要なのだ。逆に言えば、楽器とは、ハモリの役割を果たしているのかもしれない。
だからこそ、ギターを弾いてしっくりこなくても、それはおかしくないと思う。
ただ、『マリーゴールドの最初っぽい音』は出せた。
かーぜーのつよさー
までは音は平坦であり、そのあと、
がちょっと
(↑↓→↓)
という感じの音階に感じられたので、感覚で再現しようとリズムも合わせてみると、それっぽくなった。
おおおおおお。
さすが。
限りなく小さな前進でしかないが、前に進めた気がする。
結論:ギター云々ってより、音楽的センス、頭脳の開発に時間がかかりそう。
思ったのだが、おそらく、これ、絶対音感とまではいかないものの、音を聴いてどのあたりの音階なのかとか、今上がったのか下がったのか、このメロディーはどういう組み合わせなのか、というものを判断する『音楽脳の開発』に時間がかかりそうな気がする。
そして、その音楽脳が正確になったら、その音楽脳をベースにして頭に描いたものをギターで再現する肉体的感覚、すなわち、脳内で運動神経と開発された音楽脳を連結するのに時間がかかりそうだ。
たぶん、これである。
それが十分に開発されないと、たぶん、思うように音楽を奏でて楽しむってことはできないはず。楽譜を見て、それを懸命に追いかけるようにして指を動かすのは音楽をやってるというより、作業をしてるだけだと思う。そのレベルにとどまる限り、演奏してる自分は自分の演奏を聴きながらノる、酔うような、ミュージックハイに浸ることは出来ないと思う。(私見だが、ほとんどの人はカラオケでミュージックハイに浸れると思う。でも、超絶音痴な人はミュージックハイに浸れない。彼らは、音を再現することに精一杯でしかもそれができない。カラオケ好きな人や歌が上手い人は、その再現は当たり前のようにできて、しかも自分の歌う行為と演奏を聴く行為の両方を通して、音楽を感じてミュージックハイに浸り、楽しんでいる。音痴はそれができない。)
玉置浩二とかを見ていても、即興で音楽を作りギターを弾くけれど、そういう神経回路が発達してるんだと思う。
ミュージックハイに浸れるまでにならないと、たぶん、楽器は絶対に楽しくない。パソコンで例えるなら、ブラインドタッチができない感じになる。
うーん。
ユーチューブで観るような、自由自在にカノンを弾きこなせるようになるまでどのくらいかかるだろう。
たぶん、5年はかかるな。
5年投資する価値はあるかどうか。
あると思う。
音楽は普遍的な表現ミディエーター、メディアだから、スキルとして持っていて間違いはない。
じっくり開発していくことにする。
PS
たぶん、私は音楽の世界でもなんらかの商業的成功を実現できると思う。音楽も、ビジネスモデルとしては原価がかからない良い売り物で、芸能事務所の牛耳り方とか、旧来のマスコミとのコネクションとか、いろいろ問題はあるけど、インターネット時代にはそういう組織的問題は弱くなりつつある。
売れないバンドとか、売れるバンドにできると思う。
音楽の世界にもチャンスはたくさんある。今のうちに種をまいておこう。
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。