出世できない会社パターンを知る

会社の、

  • 平均年齢
  • 平均年収
  • 勤続年数
  • 従業員数

などを見ると、会社の実態というのは見えてきますよ。

会社の構造について基本的なモデルが見えてきます。勤めている人の数、年齢層、勤続年数、稼ぎなどをチェックして、その中で自分という存在を確認すれば、おおよそ、将来性というか可能性は見えてくるはずです。

まず、言うまでも無いですが、一族経営とか、経営陣が主要取引銀行の出身者で占めているとか、親会社からの出向社員ばかり・・・・・とかいうパターンの会社。上がそうやって固まっているところでは、自分が上に入っていくことは難しいでしょうね。また、創業当初から共にリスクを背負い会社を育ててきたメンバーで役員層・上層が固まっている会社も、上の方でかなり結束があります。これもなかなか厄介でしょう。

社員数が多く、勤続年数が短く、平均年齢が若く、給与が低いベンチャー型の場合、そこから出世するのはごく一部です。大企業のようにきれいな三角形を描いている組織構造ではなくて、一部の突出した人だけがポッと出てる感じですね。大量の若い社員と、一部の上層。そして社員はガンガン入れ替わります。こういうところに就職したら、激しい社内競争に巻き込まれます。自信がある人は良いでしょう。

今、日本で多い会社が、平均年収が高く、勤続年数が長く、平均年齢が高いという会社ですね。上の世代の高い給与を維持するため、若い世代を締め付けている、そして出世のためのポストを待たされている人が沢山いる会社。逆三角形とまでは言わないけれども、上の方がブーっと膨らんでいる感じ。

 

出世できる会社というのは、そこそこの従業員規模で、平均年収も、年齢も、勤続年数もまぁまぁ、年次が上がれば出世して給料が上がっていくようなパターンの会社ではないでしょうか。綺麗な三角形を描いており、かつその三角形の面積が小さい会社(面積がでかい会社は大企業ですね)。会社に残り続けてそれなりに真面目にやってれば、それなりに報われる会社。

あとは、入ること自体がハードな少数精鋭型の企業ですね。もう、入っただけで成功しているようなものですけど。入っただけで高待遇が約束されているような世界。プロフェッショナルチームみたいな。これは入ること自体が成功だし、外に出た後も経歴が生きるでしょうね。

 

大企業はスーパーハードだ、とかいうのは言うまでもありません。

それから、本当に小さい中小零細とかで働けば、細々とした生活がずーっと続く・・・なんてこともまぁ、言う必要ないですよね。多分、ビジネスモデルとかマーケティングとか根本から変えないと、そのビジネス、変容しないでしょうしね。

 

まとめると、

  • どの数値を見ても平均的な順当な会社に入り、普通に頑張り、普通に報われていくようなコース
  • ベンチャーのように社内競争が激しく、勤続年数が短い、働いている人たちが若め・・・のような世界でハイリスク・ハイリターンを目指す
  • そもそも入ることすら難しい少数精鋭の場所で働く

って感じでしょうか。

あるいは、もっと変化球的に、

  • 出世がどう、給料がどうということは置いておき、価値ある経験が積める、鍛えられる、学ぶことがあるというところに入ってそこで自分を鍛えた後、その自分を別の世界で成功させる
  • ある企業で働いて、その企業のライバル会社に引き抜かれるようにポジショニングしつつ、会社と給与交渉したり、良い環境を探して動く
  • 本当に立ち上がったばかりの会社で、ほぼ起業家のようにして働く
  • 子会社の社長にしてくれそうな、いろんな展開を狙っている会社で働く

って感じかな。

 

うわ、面倒臭いですよね。

こういうことをアレコレ考えて楽しいって人は、サラリーマン向いていると思います。

 

もちろん、会社のビジネスモデルとかについても理解する力が必要です。

サラリーマンでも起業でもなんでも成功する有能なタイプの人っていますよね。そういう人は、ビジネス自体に造詣が深くて、自分が働いている会社がどういう環境の中でどういう存在意義があり存在しているのか、どういうマネタイズモデルで、どれぐらいの歴史があり、将来はどういう見込みがあるのか、脅威やチャンスは何か、自社の強みや弱みは何か・・・みたいなことを理解しているんだと思います。その上で、組織内の構造、ヒエラルキー、仕組みがわかっている。だから、会社で働いて、勘が良い人はササッと見切りをつけて転職したりするし、もっと勘が良い人は学生時代からそういうことを外から見抜いて、良いところに入ったりする。

そもそも就職するべきか否か?というところから問いを立てる人もいるし、そもそも日本で働くべきか?というところから問いを立てる人もいます。

 

結構、年齢とか数とかピラミッドの構成とかって侮れないんですよね。

実は資本主義って、それ自体がネズミ講的な部分があり、年金もサラリーマンキャリアもネズミ講っぽいところって沢山あります。そもそも、日本の経済が発展したのって、人口要因が大きいし、今経済大国として上位を連ねているのも人口的な部分に理由を求めることができるんですよ。「日本人は優秀で、戦後の日本人が頑張り・・・」なんて美しい美談は語られますけれど、やっぱり外的なコンテクスト、構造、時代性、みたいなのは大きい。

経済は、人口動向とセットで見るべき。

会社だってそうです。


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

新たなるハイクラスエリート層はここから生まれる
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。