情報商材を再評価する時代の到来 「ビジネス書市場衰退」

情報商材に対するイメージは悪い。

「情報商材」の定義がそもそも難しいが、狭義の、世間一般で言われる「アレ」とでも呼んでおく。

「アレ」はクソだと思われている。

 

でも私は、声を大にして言いたい。

ビジネス書より情報商材の方が人生は変わるよ、と。

令和3年の終わりを前にして、あえて、こういうことを言ってみたい。

何を持って、「虚業」「実業」と呼ぶか、虚実の境界線は難しいが、出版業も虚業扱いされていた時代がある。保険だってそうだ。

今となっては、ビジネス書は、立派な産業だと思われている。立派な出版社が出している。でもまぁ、味方によっては虚業的だ。ドストエフスキーの書物が出された当時、それは大衆娯楽だったというからいかに当時の人間の読む力が高いか、そしていかに現代人の読解力が落ちてきたか、だけれど、それに合わせて現代の書物もだんだんチープになってきた。ビジネス書も例外ではない。時間を割いてドラッカーを読む人間はあまり多くない。

ビジネス書を、ホースで水を飲むようにガバガバ飲んできた経験から断言できることがある。

 

ビジネス書は危ない。

私は普通の少年だった。図書館に行って、「ユダヤ人なんとかの・・・」「大富豪の・・・・」「お金持ちになる・・・」みたいな本を読み始めることからスタートした。

世の中の人間は、単純に、

  • ビジネス書 → 安い・ボリューミー
  • 情報商材 → 高い・ボリューム、質が悪い

と判断する。

しかし、書籍というのは、ちゃんと一から順に文字に目を通せば、かなりの時間を食う。

あれ?この世で最も大事なのは金じゃなくて時間じゃなかったっけ?

 

まぁ、確かに、お金のない大学生とか、高校生にとってはビジネス書は良い。エントリーレベルなら書籍の方が良い。つまみ食いしたい程度ならその方が良い。

でもね、たらふく摂取してきたからわかる。

 

結局、高くつく。時間も、金も。

ビジネス書はたぶん、300冊読んでから効き始めるサプリメントのようなもので、一冊2000円だとしたら単純計算で、60万円かかる。だけど、もっと時間がかかる。何より、選書、目利きを外せばもっともっと費用がかさむ。大抵の場合は数百万円オーバーすると思う。

何より、ビジネス書というプロダクトが厄介なのは、「社会的に立派な人」が出版することにある。彼らの経歴は華々しい。学歴も、職歴もそうだ。だけれど、結局突き詰めると彼らの成功の究極因は、

  • 良い会社に入ったこと
  • 良い大学を出たこと
  • 良い家庭に生まれたこと

にある。結局、それで説明できてしまう。

案の定、ビジネス書をたらふく読んだ人の中から、成功者はあまり生まれていない。

 

一方で、情報商材というのは、論外級のハズレのものはさておき、定評がついている、人気があるものは、結構、再現性高く結果が出てたりする。

理由は単純で、出してる人が、「割と普通の範囲の人」だったりするから。すなわち、それで売れる、それでその人が成功したということは、ノウハウに力があるケースが多い。

 

あんまりこんなこと言いたくないけれど、人生経験から、率直に言って、「なんかネットで買った怪しい雰囲気が漂う商材」こそが、結局、自分の人生でかなりインパクトがある成果に直結してきたという厳然たる事実がある。

もちろん、自分もその手のものを胡散臭いと思っていた時期がある。

youtuberが人気がある理由がわかるか。

tiktokが人気がある理由がわかるか。

これは、メディアの民主化に連動している。

 

すなわち、いつの時代も、「とんでもなくすごいやつ」はその時代のマスメディアに取り上げられ、注目される。彼らの言説、ノウハウらしきものは広まる。エンタメの世界でも、すげー奴らがワイワイやってる。

しかし、現代人は飽きた。それに飽きた。そして、メディアの民主化からスタートし、やがて、「自分たちがプレイヤーになる」ということを選んできた。今のインフルエンサーがインフルエンサーたる理由は、彼らが身近な存在だからだ。そして、自分たちもやろうと思えばできる世界で、0から這い上がっていったそのストーリー、サクセスを尊敬している。youtuberがまさにそうだ。youtuberは、やろうと思えば、誰もがスタートできる。だから、人気を集める。

20代のうちに、「平均年収」とGoogleに打ち込み、

一喜一憂して、

自分も「何者かになれる」と夢を描いていた若者は、

30歳前後にそういった活動をやめる。

 

そして、「エクセル術」とか、「すぐできる英語」とか、今の自分の仕事に直結しそうなテクニカルなもの以外、見向きもしなくなる。実際、ヒットになるビジネス書は大抵それだ。

 

ビジネス書をたらふく読んで気づくのだ。

俺はこいつらにはなれない

と。

当然である。出版してる側の事情を理解していない。ビジネス書を出す凄いやつは、それを出す事で、印税収入で大儲けできるわけじゃない。それだけで食っていけるわけじゃない。じゃあ、なぜ出版するか?それは名刺がわりにするためだ。知名度を上げるためだ。自分の宣伝ツールにするためだ。最初からそうなのだ。それを勝手に読んで、勝手に盛り上がって、勝手に自分もその人に未来を重ねて、「何者かになれる」と夢を描き、そして壊れる。

やがて気づくのだ。

 

凄いやつは、そいつに仕事を振って働いてもらって意味がある

と。

「凄いやつ」になれないのだから、凄いやつは自分が雇って、使って、仕事を振ってこそ、自分にメリットがある。一方で、凄いやつに憧れて、凄いやつになろうとして、凄いやつのビジネス書を読んだところで意味がない。そこに気づく。そして気づいた時に、合点がいく。

 

あ、そもそも書き手は最初からその目的じゃんか。

そう。書籍はただの営業ツール、宣伝ツールなのだ。

 

やがて、こういう着眼点に気づく人間も出てくる。

「凄いやつ」というより、「凄くなったやつ」、そもそも持ってる武器やノウハウが凄いやつ、そういうやつの出したコンテンツを取り入れれば、自分の人生にもプラスの影響が出るのではないかと。

そして試してみる。

 

・・・・・・ビンゴ。

 

こうやって、若者が「ビジネス書という名の写真集」を買っているのに対して、大人は、ピンポイントで仕事に役立つ仕事本か、もしくは「ノウハウがノウハウとして完成されているもの」を求めるようになっていく。そしてそのノウハウが、例えば、その人間を学歴や職歴・勤めていた企業ブランドとは関係なしに強いものであればあるほど良い、と。こういうものを30歳以降は厳選していく。

 

 

そもそも、日本人の半分は非大卒なのに、8割は低学歴(有名大卒ではない)なのに、ほとんどの人は貧乏で成功者じゃないのに。

どうして地方の貧乏田舎娘が、トリリンガル外資コンサル卒実家金持ちyoutuberを見てときめいてしまうのか。どうしてFラン中退が大前研一を読んでしまうのか。

 

 

 

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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

「人生を変える」にフォーカスしたブランド
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。