最低賃金、最低時給が上がってる。物価が上がっているのだから、当然、給料も上がらないと。
東京と山梨は隣同士なのに、賃金の差がすごいなー。少し県境を越えるだけでそれだけの差が出るならね。札幌と稚内は一緒じゃ無いし、金沢と能登町も全然違うのにね。最低賃金って何だろうね。
こうやって考えてみたら、
- 関東圏
- 関西圏
- 名古屋圏
のどこに住んでいるかをよーく考えることも大事だよ。自分が、どのエリアに住んでいるのかっていう。これら3つの地域がほとんどの税収稼いでいるから、それ以外の人たちとは話が別。平均年収を見る時もね。
特に、都内かどうかは重要。かなり重要。
アメリカ人のほとんどは、生活が成り立ってない
アメリカ人の知人・友人がよく言うんだけれど、「日本って恵まれてるよなー」って。アメリカ人は、その給与だけじゃ全然生活していくことができないって人で溢れてる、って彼らはよく言う。私の知人のバイリンガルは、日本とアメリカを往復してるんだけれど、理由は、「日本で金を稼ぐため」。
日本では仕事を得るのも、稼ぐのも簡単とのこと。
まぁ、アメリカは大変ですよ。
私の外国人の友達も、アメリカは競争が激しくてやばいけど、日本人は弱いから日本に来て働きに来た、って言っているのがいるしね。
アメリカの場合、相当な借金を抱えて大学を出るでしょう。でも、日本人はそんなこと無いよね、あんまり。大した借金を抱えてる人いないし。「自己投資」って言ったらアレルギー反応を示す自惚れマンたちが溢れているよね。
「最低賃金すら払えないビジネスモデルは潰れろ」、か、「人を雇うのをやめる」、かどっちか
最低賃金すら払えないビジネスモデルは潰れろ、って意見がある。これはごもっともだと思う。経営者の手腕というものがあるからね。
だけれど、人を雇う側からしたら、今の時代、雇うべき人材ってどれだけいるんだろう?
経理に関しては便利なツールがある、サービスがある。営業代行のサービスもある。FAXDMの代行だってある。webサイト運営だってある。グーグルに聞けばわかることを仕事としてやってる人もいるよね。
そもそも、世の中のビジネスは
- 資本集約型
- 知識集約型
- 労働集約型
のどれかであって、労働者がマネーをもらえるのは、搾取してもらえるからである。資本家の提供したフィールドの中で、自分の労働力で生み出した価値を資本家に搾取してもらえることによって労働者の稼ぎがある。資本集約型のビジネスに人間はいらない。
プロフェッショナルや技術者は知識集約型と労働集約型の中間ぐらいにいるから、微妙なゾーン。
労働者は資本家に搾取される、っていうフレーズがあるけれど、あれ、実は「搾取してもらえるだけありがたい」ってのが真実で、搾取すらされなくなると雇用先が無くなってしまうんだよね。おそらく、このまま最低賃金が上がり続けるとどうなるのかというと、仕事自体が減っていく。
そもそも、高度な知識力・技術力が要求される仕事についているプロフェッショナルは、最低賃金問題とか、最低時給問題を意に介していないと思う。
悪法、借地借家法
経済学の観点から、民法の特別法である「借地借家法」はかなり悪名高い。あれは借主の保護なんだけれど、それを強めてしまったせいで、貸主側の自主的な審査とかが厳しくなった。日本の不動産って、実際借りてみればわかるけれど凄くややこしい手続きが多いでしょう。需要と供給でマッチングさせて、お互いに同等のパワーバランスをもたせて取引させるべきものを、国家権力の力でどこか歪めてしまうと、また別のところに崩れが出てくるという例。
最低賃金とか、貸し出しの利率の上限とか、こういう規制をどんどん作っていけばいくほど、「ヤミ金とヤミ金を頼る経営者」とか、「雇用の無い人たち」みたいな現象が増えてくる。
これまでの起業・経営はちょろかった。人を使いさえすれば良かった。
これまでの起業・経営はちょろかった。
例えば、インターネットで集客をかけるとしよう。そのための記事を他人に外注するんだけれど、昔の場合、テキトーな内職ライターを探してテキトーな文章を書かせておけば、それで十分集客コンテンツが用意できた。それをwebに放っておくだけで、トラフィックを集めることができた。
今それできる?
無理でしょ。
「人を使う」ってのは、究極、バカでもアホでも何でもいいから、ガーッと人を集めて、その人たちにめちゃめちゃ労働させることで利益を出せた時代とか、ビジネスモデルってのが存在したんだと思う。今の世の中では、人を使っても利益が出せない領域が大きい。いかに安い人材で利益を出すのか、というところになるけれど、最低賃金とか最低時給が上がっていけば、そのビジネスモデルは成り立たなくなっていくだろう。
OPM(Other people’s resources)を軸としたビジネスモデル
OPMを軸としたビジネスモデルなら、いかにして資金を調達してくるのか、いかに人を集めてくるのか、いかに儲かる仕組みを作るのか・・・・ってのがすごい重要なんだろうけれど、残念ながら?そういうのは詳しく無い。
少ない自己資本で、いかにしてビジネスを回していくかについて研究して来た。実は、今の時代、販売も、集金も、課金も、全部オートメーション化できてしまう。バックオフィス業務だって、かなり楽に処理できるんだよ。とんでもなく良い時代だと思わない?
だからこそ、雇われるって大変なことだよって思う。
日本人はどんどん貧乏になる。失業者は増えてもおかしく無い。
何となく、日本は失業者を減らそうという意識が高い。実際、多くの日本人も無職にはなりたく無いって人が多い。
海外は、失業率が高い。つまり、仕事自体が限られていて、選ばれた人がつけるって感じ。好条件なら尚更。日本に関しては、劣悪な労働環境は多いけれど、それでも仕事はあるよって感じ。人手不足ってよく言われるけれど、劣悪な労働環境も視野に入れるのなら、かなり人手不足。
で、そういうビジネスモデルって、安い人材をゴリゴリ使ったり、労働者から搾取することで利益出ししているのだけれど、そのビジネスモデルが通用しなくなったら、当然潰れることになる。そして、働いていた人たちは仕事を失うことになるよね。
こうやって、
- 利益出しの機会が無い
- 搾取すらもしてもらえない
という労働者が増えて行った先に何が待ってる?
多分、ずっと先には、人間が働かなくても良い素晴らしい時代が待っているのかもしれない。だけれど、しばらくの間は膿出しが続く。苦しい時代が続くと思う。
自己投資しないと、死ぬよ
私ができるアドバイスはこれだけだ。「自己投資しないと、死ぬよ」。これは自然な帰結。自らの人材価値を、単なる労働者から知識労働者へとシフトさせていかねばならない。最終的には、知識だけで食えるようになること。つまり、自分のコンテンツだけで食えるようになることだね。あるいは、大規模な資本に投資をするかだ。借金なり何なりを起こしてね。
マジで、日本人、ぬるいこと言っていたら、死ぬぜ。
平均年収ゾーンとか、それ以下の人たちはどんどん沈むよ。もともと、知識労働価値が低い人たちでしょ。そんな人たちは「搾取してもらって」ようやく飯が食えた人たち。仕事があった人たち。しかし、世の中が、「そんなビジネスモデルすら通用しなくなる」「利益が出なくなる」ってなると、どんどん沈んで消えていってしまう。
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。