【elite】旧帝大+東工大+一橋+神大向けのネットビジネス講座(2) ビジネス=客

 

エリートの皆様、こんにちは。

西園寺貴文です。

 

前回、このようなお話をさせていただきました。

 

 

________

 

【ビジネスの定義】:ビジネス=客

 

________

 

これを踏まえて、

 

(1)金を払わない客は客ではない

(2)落ちぶれていく客と付き合えば落ちぶれる

(3)弱い客は「数」によってのみ正当化される

 

の原則について、お話ししていきます。

 

 

まず、「金を払わない客は客ではない」というのは、当たり前のことですね。

小泉進次郎構文のようになってしまいました。

 

 

しかし、これには深遠な考えがあります。

 

 

皆さんは、

・ギバー

・テイカー

・マッチャー

という話を聞いたことがありますか。

 

ギバーは与える人、

テイカーは奪っていく人、です。

 

世の中を見ると、

貨幣的な意味では明らかに田舎・地方の方がテイカーで、

都会の方がギバーが多いと思います。

 

また、学歴が低い方がテイカーで、

学歴が高い方がギバーだと思います。

 

 

テイカータイプは、

(1)与える気がない

(2)与える力がない

のいずれかです。

後者は幼児のような存在をイメージするとわかりやすいと思います。

 

 

学歴が高い方が、

(1)自己犠牲の精神がある=だから高学歴になった

(2)将来稼げるようになる=だから与える力がある

という期待値が高いので、皆さんも、高学歴コミュニティ、高学歴繋がりを大事にされてください。そして、その界隈からお仕事を受注できるようになってください。

 

 

ではここで、数学的な話をします。

 

ある無人島がありました。

 

この無人島に、

ギバー君が住んでいました。

 

この無人島は、ランダムに、空から物資が降ってきます。

 

その物資を獲得できればギバー君は繁殖することができるとします。1の個体が2に増えることができます。

一方で物資を獲得できなければ、死亡するとしましょう。

そうですね・・・1日の間に、物資を獲得できるか、できないかで、繁殖するか死ぬかが決まるとします。

 

この島では、ある程度の数まで、繁殖が進みます。

 

 

もし、1つの物資をめぐって、ギバーとギバーが鉢合わせをしたら、

「二人で半分個しよう」

ということになります。

半分に分け合うと、繁殖はできないが、1日生き延びることはできるとします。

 

 

 

ではここに、テイカー君が移住してきました。

テイカーも、物資を拾ったら繁殖し、物資がなければ死にます。

 

問題は、

________

ギバーとテイカーが

鉢合わせになった時

________

です。

 

1つの物資をめぐって、ギバーとテイカーが鉢合わせになったとしましょう。

 

この時、

テイカータイプが物資をぶんどるとしましょう。

 

すると、ギバータイプは物資を得られず、テイカータイプは物資が得られます。

 

そのため、テイカータイプの方が繁殖します。

 

 

 

この構図でいくと、この無人島では、

テイカーが繁殖して、

ギバーが死に絶えていきます。

 

ただ問題は、

「テイカーだらけになって、テイカー同士が鉢合わせした場合」

です。

 

この場合、奪い合いをして、

お互いがお互いに疲弊して、

両方死ぬとしましょう。

 

 

ギバーが死に絶えるまではテイカーは繁殖できますが、

やがてテイカーだらけになるとテイカー同士で潰し合いをするようになり、

数は減っていきます。

 

 

 

結果的に、

繁殖できる個体数としては、

ギバーだけの島 > ギバーとテイカーが入り乱れる島 > テイカーだけの島

となります。

 

 

これは数学的に簡単に証明できます。

・物資を拾ったら繁殖できる

・物資がなければ繁殖できない

という条件は同じですから、

鉢合わせした場合の期待値として、

 

・ギバー同士 1/2

・ギバーとテイカー 1(テイカーの期待値) ※ただしギバーが消えるまで

・テイカーとテイカー 0

 

であり、テイカータイプはギバーという「搾取対象」がいるときは急速に繁殖するものの、ギバーがいなくなれば急速に枯渇します。

最も条件が悪くなるからです。

 

乱高下を示すことになります。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ビジネスインフルエンサーに乱高下タイプが多いな?と思ったことがあるなら、勘が良いですね、さすがです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

以上を踏まえて、ですが、

 

(1)金を払わない客は客ではない

(2)落ちぶれていく客と付き合えば落ちぶれる

(3)弱い客は「数」によってのみ正当化される

 

を考えてみましょう。

 

 

「金を払わない客は客ではない」

についてですが、これは、金を払わないのに、事業者・労働者としてのあなたを搾取しようとする人間です。

つまり、客側がテイカーなのです。

 

これと付き合っていると、あなたは急速に滅亡へと向かいます。

 

 

これは説明するまでもありません。

 

ビジネスをする際には、金払いが悪い人と付き合わないようにしてください。

もっというと、金払いが悪い人たちに

「どんどん迎合しよう」

とすることはやめてください。

 

これは完全に無駄です。

 

 

 

(2)落ちぶれていく客と付き合えば落ちぶれる

 

についてですが、

落ちぶれていく客とは、一般には、

 

・若くないキャリアの無い女性

・学歴のない人

・キャリアの無い男性

・中高年なのに出世していない、実績や成功がない男性

 

を差します。

 

 

若くないノンキャリア女性についてですが、

ノンキャリア女性の場合、

若さがあればマネタイズする機会(奢られて飯代を浮かせる等も含めて)はいろいろありますが、

歳を重ねればどんどん価値を落としていきます。

 

大卒に限らず、

専門卒でも看護師等の専門職に就いていれば良いのですが、

・接客販売員

・事務

など、永遠に給与が上がらない仕事をやって、若さを失えば真っ逆さまに転落していく女性はノンキャリアにはかなり多いです。

 

 

それから学歴がない人についてですが、

学歴がない人は新卒カード・ファーストキャリアでしくじります。

その後、社内の出世や転職で頑張れば上向いていきますが、

そもそも

「出世」

は狭い枠で、日本人の7割は課長すらなれずに一生を終わります。

 

地方の零細とかに入った低学歴人材について、「3割の枠に入れるか」を期待するのは期待値が低いです。しかも、微妙な会社は給与のベースが低いので、出世しても稼ぎません。

 

キャリアがない、中高年なのに出世してない・実績がないも同様です。

出世レースはさすがに35歳くらいまでには勝負はついています。実績・成功についても、40過ぎた人が挽回する・上に上がることはほぼありません。

大体、30〜35歳で落ちぶれてる人は一生落ちぶれています。

 

ここも期待値の問題です。

 

 

要するに落ちぶれていく客とは、

具体的には、

「30歳を過ぎていて、学歴・職歴が弱く、出世していない、成功実績がない人」

を指します。

 

このタイプの未来は、良くて現状維持であり、基本は衰退です。

 

しかも、生きた年数を重ねているだけあって、

・わがままさ

・ずるさ(テイカー度合い)

・感覚のインフレ

だけが起こっています。

 

このタイプは、恋愛にしろ、キャリア・経済的な意味にしろ、付き合うと損しかありません。

 

このタイプを喜ばせようとしてはいけません。

 

 

________

 

【ビジネスの定義】:ビジネス=客

 

________

 

としましたが、

・商材

・販売手法

・プレゼント

・アフターフォロー

にどれだけ力を入れたとしても、

客の可処分所得・可処分時間は「定数」です。

 

しかも、30を過ぎたパッとしない人たちは、その定数の度合いが小さいか、あるいは落下・悪化していく変数です。

 

ですから、ここと向き合って、努力するほどにシュリンクするのです。

やがて、利益は上がらず、貧乏暇なしに突入するでしょう。

 

 

ここで考えたいのが、

(3)弱い客は「数」によってのみ正当化される

です。

 

 

弱い客・細い客というのは、

数があることのみによって正当化されます。

 

つまり、同じようなタイプの客がたくさんいる場合です。

チリも積もれば山となる、というケースです。

 

 

金払いが悪くても、

そのタイプの客を大量に集めることができれば、

ひとまずまとまったお金にはなります。

 

 

ですから、金払いが悪い客は、「数」で見ましょう。束で捉えましょう。

 

 

ただし、こういった

「束のビジネス」

というのは、

 

・サイゼリヤ

・イオン

・コンビニ

・マクドナルド

 

などの大資本がビジネスを展開している領域です。

 

また、水道電気ガス、通信インフラなどのインフラ系が手がけている領域でもあります。

ドコモ、ソフトバンク、楽天とかですね。

銀行もそうです。

 

 

 

マクドナルドを見ているとわかりますが、

「客を喜ばそう!」

とするのではなくて、どちらかというと、程々のバリューについて、安定的に広く供給するシステムを整備することが大事になります。

 

その意味で、オペレーションエクセレントなビジネスです。

そこが肝です。

 

一方で、ユーザーエクスペリエンスとか、需要分析がどうとか、マーケティング分析はあまり関係がありません。

貧乏人を喜ばせたところで取れる金は決まっているからです。

 

 

 

さて、以上を踏まえた上で、

いわゆる「ネットビジネス」と呼ばれるものには、大きく分けて2つの失敗パターンがあります。

 

 

(1)焼畑農業的

(2)雑魚迎合

 

 

焼畑農業については、詳細は説明不要だと思います。

狩り尽くしたら、もう後がない、ということです。

詐欺的なものについても同様です。

 

もし、この路線で行くなら、

「短期で徹底的に、法の穴をかいくぐやってやり切る」

と覚悟して、

短期的に何億・十何億と集金して、

そしてドロンして、10年・20年くらい経ってマーケットが入れ替わり、忘れられた頃に復活して同じようなことをやるのが良いでしょう。

 

 

 

問題は、(2)の雑魚迎合です。

アフィリエイトにしろ、情報商材にしろ、ありがちなのは、

ネットメディアを通して雑魚な人たちを集めて、

 

・雑魚な人生をなんとかしよう

・雑魚な人生から目を背けられるこんな楽しいことがあるよ

・雑魚なあなたは間違ってない!自己肯定しよう!

 

みたいな路線です。

商材、ツール、モデル、なんでもいいですが、そういうものはたくさんあります。

 

また、典型的なものは、

PVの価値

を考えず、お客さん別の質の違いを考慮せずに、PVを増やすことになって躍起になるパターンです。

 

youtubeならまだわかります。再生回数そのものが金になるので。

マクドナルドならわかります。低単価で大衆訴求商材なので。

 

一方、

「雑魚が自己理解をして自分探しをする」

みたいなクソ商材をネットで売っても、

急速で伸びて急速に沈むか、

あるいは

客層の落ちぶれとともに落ちぶれていくことになるのです。

 

 

雑魚に迎合する場合は、

「期待値コントロール」

が大事で、

 

・●●になれます

・●●ができます

 

と約束してはいけません。

 

つまり、雑魚が雑魚としてのファンダメンタルな要素を変えられると約束してはいけません。

「自分への失望」を責任転嫁して攻撃してくることでしょう。

雑魚が雑魚である理由は根深いので、甘く見てはいけません。

 

 

・いい気分になれる

・なんかそんな気がしてきた

・なんか癒される

 

などの、「占い」「スピリチュアル」系な路線に走るべきです。

 

 

雑魚が雑魚のまま、

現状維持か、衰退していく中で、

それでもダイレクトに課金し続けられるモデルは何か。

 

これを考えると、宗教的なもの、アイドル的なもの、感覚的なものになります。

また、相手の知性に期待するものはNGです。

 

 

それから、何度も言いますが、

相手を喜ばそうと

コスト増になってはいけません。

 

潰れます。

 

相手を喜ばせようが、喜ばせなかろうが、雑魚なので、

取れるお金は決まっています。

 

ですから、マーケティング、商材的な努力は、

「チリも積もれば山になるかどうか」

という観点からのみ考えることになります。

 

拡販できるかどうかです。

 

目の前のカスタマーサティスファクションを上げようが下げようが、事業成績としては大して変わりません。

 

 

どちらかというと、大衆商材としては、

「安くて中毒性があって拡販が容易なもの」

が良いでしょう。

 

イギリスがアヘンや砂糖を戦略物資として大英帝国として栄えたのには訳があります。

 

 

 

 

見方を変えると、ですが、

・ちゃんと返ってくる客

・伸びる客

・上がっていく客

・支払い余力がある客

・長く付き合える客

などは、それは別個のものと認識して、

きっちりと付き合っていく必要があります。

 

この峻別がしっかりできる人が、令和の時代のマーケティング覇者になります。

 

霜降り明星の粗品あたりは、この辺がきっちりと出来ているでしょう。

 

もはや今のテレビはマスに訴求できない時代。

大衆向けに視聴率を取れないし、取っても影響力が得られない時代。

 

テレビは箔付け・認知のきっかけと割り切って、

オウンドメディアとしてのyoutubeで、

ファン層を抽出してライブに呼んでいます。

 

元はと言えば、旧ジャニーズも収益は

・ファンクラブ

・ライブ、ライブ物販

が大半であり、テレビはそのための導線獲得でしかありませんでした。テレビCM仕事は美味しいですが、これはずっとあるものではなく、スポット仕事でのボーナスという感じでしょう。

 

 

 

基本的に、インフラ・生活必需品以外は、

しっかりと客を選んでいく必要があります。

 

(1)金を払わない客は客ではない

(2)落ちぶれていく客と付き合えば落ちぶれる

(3)弱い客は「数」によってのみ正当化される

 

 

 

だってそうでしょう?

 

「金を払わない客」

を大量に集めるPV術、アクセスアップ術、SEO術に何の意味がありますか?

 

一切ないですよね?

 

金払いが悪い上に、これから落ちぶれていくことが確定している人間から、

「顧客アンケート」

「ヒアリング」

「需要調査」

などをして、何の意味がありますか?

 

一切ないですよね?

 

 

 

 

・・・・ビジネスは、多くの人が失敗します。

なぜ失敗するか?

 

それは、綺麗事だけでは回らないからです。

知性が必要です。

現実を直視する必要があります。

 

 

 

ちなみにですが、

意欲と能力を分ける考え方は、

アラサー頃には不要になります。

 

22歳頃の新卒段階では、

「学歴がある」

ことを前提に、まっさらな人たちを企業が面接をして、

その意欲を測って、志望動機を聞いて、採用します。

 

その意味では、このフェーズまでは、意欲と能力は分けて捉えられます。

 

 

 

しかし、アラサーともなると、

能力の伴わない意欲は無駄で、むしろ能力が伴わないのに意欲をアピールするタイプは有害なゴミであることが多いのです。

口先だけのペテン師タイプが多いのです。

 

通常、この年代になると、意欲と能力に齟齬がない、合致してるものです。

 

つまり、意欲があるから、能力もある。

やる気があったから、積み重ねてきて能力もあるのです。

 

 

だから、意欲と能力は合致しています。

 

 

・学歴

・新卒カード

 

でしくじったタイプも、この頃には必死になって挽回しているものです。

 

 

 

その意味において、

「能力」

にフォーカスして考えるのは、

能力が顧客の支払い能力を定義づけるものである上に、

意欲も裏付けられているからです。

 

 

30〜35くらいまで寝てた人間は、

その先に何か変わると思いますか?

 

仮に100歩譲って変わろうとして、その人を受け入れてチャンスを与える場所がどこにあるのでしょう?

 

 

 

基本的に、アラサー以降で、

「意欲だけ」

の人間と付き合うと、痛い目に遭うことが多いです。

 

だから、

・学歴

・居住所

・スペック

・実績

・役職

・そのほか技術

などを見れば十分なことが多いのです。

 

 

もし、30代、40代、50代にもなって、

「お気持ち」

だけを表明する意気揚々とした相手を相手にするなら、

同じく

「お気持ち」

だけをプレゼントするビジネスを展開すべきです。

 

それはスピリチュアルや占い系のビジネスです。

 

 

 

________

 

【ビジネスの定義】:ビジネス=客

 

________

 

 

 

(1)金を払わない客は客ではない

(2)落ちぶれていく客と付き合えば落ちぶれる

(3)弱い客は「数」によってのみ正当化される

 

 

 

 

今回は、この辺までにしておきましょう。

 

ありがとうございました。

 

ではまた次回!

 

 

 

 


===

西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

新たなるハイクラスエリート層はここから生まれる
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。