マーケティングの話をします。 ポールスミスが学生ブランドだという誤解が世の中にはあります。これは、ポールスミスの財布やキーケースなどが比較的安価で買え、また大学生の中の、オシャレ意識のちょっと高い層以上がこぞってポールスミスを持った結果生まれたものです。 要するに、一部の商品とその商品をよく所有している客層が生んだ社会的認知、そしてそこから生まれる「価値認識」の話です。 ヴィトンもキャバ嬢がやたら持つようになってかなりイメージが下がりましたね。 ポールスミスが学生ブランドだと言っている人は、実際、財布とかキーケースとかしか知らないんだと思います。   このように、ブランドというのは、一部の商品だけに関連するイメージを全体にあてはめられたり、客層によって大きく価値が毀損されることがあります。 トヨタがわざわざ「レクサス」という別名でブランドを立ち上げたり、日産が「インフィニティ」と