6:1950年代から2010年代に至るまで

終戦が1945年です。

1950年代は焼け野原からの復興が日本人を奮い立たせていました。

「欧米に追いつけ、追い越せ」ですね。

戦後復興と創業の時代。

みんなが一丸となって、がむしゃらに働き、全社員がイノベーター。焼け野原からの復興です。起業家精神に富んでいた時代なのではないでしょうか。

 

でも、1970年代になると成功モデルが確立した分野が増えます。ジャパンアズナンバーワンの時代。

そこではルーティン業務が増える。その当時の20代〜30代の若手がその中心になります。

ただ、まだまだ未開拓の領域があるのでイノベーターたちが奮闘する。40代〜60代はまだまだ創業精神があったわけです。

 

1990年代はバブル経済が崩壊。この時代には、管理職がすでにルーティン的業務で育ってきた人間が多くなる。日本がグイグイ伸びていた時代にルーティンを回していた人たち。全世代がそういう人材。何もなかった時代に、新しいことをしようと奮闘していた人間たちが60代以上になっている

そして、2010年代は、現役の全世代が勝負できない世代に。

つまり、今の70代とかは、1970年代の高度経済成長の時代に創業世代の指示を忠実に実行していた世代。戦後復興と創業の時代には10代だった人。

80代以上がすごい。

80代、90代、100歳代が凄い。

「何かゼロから立ち上げた人」みたいなのが多い。何かやった人が多い。

イノベーティブな世代は、今の80代、90代、100歳代だったわけです。まぁ、ぼちぼち死んでいます。日本の過去の歴史を見ると、創造的ですごかった人はたくさんいます。でも、みんな死にました。

 

今の世の中は、

「ルーティン業務だけで事業拡大できた世代」

「管理型の人間、管理職が跋扈していた世代」

で埋め尽くされていて、それがもう落ち目、限界、閉塞感につながっているわけです。

 

ですから、1950年代ぐらいの勢いで、あるいはそれ以前の勢いで、何かしらのイノベーションを起こせる気概が必要です。これはすなわち、「今の日本人を見ていてはいけない」「影響されてはいけない」ということです。

海外を見るとか、昔の日本人に触れるとか、今の現役世代でも「おかしい部類の人」を見るとかしないと、この閉塞感を打破できません。

もちろん、日本全部が、ということは言いません。元気な領域はある。でも、そういう元気なところは何かしらのイノベーティブなことをやっているはずです。新しくて、面白くて、チャレンジングでクリエイティブなことをやっているはずです。

 

さて。

 

私は、面白いWEBメディアをあちこちに生み出さないと、WEB全体がアウトになるのでは?と思っています。

WEBの歴史をグーグルの歴史とリンクさせると20年ぐらい。

 

「WEBで真面目にオウンドメディアを作るより、SNSが良いよね」とか、「ブログよりyoutubeだよね」とか、「ネットは面白くない、アプリが良いよね」という風になればなるほど、WEB全体が落ち込みます。

最近は、何かしらの記事に対して「みんながコメントをしているのを見る」とか、「誰かと誰かがコミュニケーションをしているのを見る」とか、「まとめサイトを見る」「レビューを見る」みたいなのが増えています。だから面白くない。

ニュース記事にみんながコメントしているのを見て、何が面白いの?って思います。

 

結局、真剣にコンテンツを作ろうとしていて、なおかつそれが未だに面白いのはテレビぐらいですかね。

あと、最近はyoutube。アマゾンとかfulu、ネットフリックスなどは自社でお金を投じて何らかのコンテンツを作るようになりました。

最近は、音楽アーティストも、漫画家も、「コンテンツを作っても割りが合わない」という感じになってきて、いかにしてライブをするか、ライブで奇抜なことをやるかという感じなのかもしれません。シンプルに良いものが出てきづらい世の中なのかもしれません。

それでも、

「あっ!この人良い!」

ってクオリティを持っている人は、長期で愛されます。じわりじわりと広がります。なんか、そういう世の中になってきている気がする。

 

私は、あいみょんとか三浦大知とか、當山みれいとか好きですよ。

個人的に、WEBが発展してきた時点で「新しい不動産ビジネス」が誕生してきたと思います。それが、ネットです。これからは、お金にモノを言わせて不動産を買えば良い時代じゃない。知的な創造によって、ネット空間に何かを作った人間が不動産収入を得られる時代になります。大家業のような、典型的な「重厚長大」「資本力モデル」が弱まって、「知的創造」の領域が台頭してくる。私はそう思います。

やっと、ここ20年くらいでWEBが整備されてきた。

例えるならば、焼け野原で石がゴロゴロして、草が生えまくっていたところが整備されて、綺麗な道路が引かれるようになった。あちこちに建物が立ち始めた。

どんどんこれからです。

ネットはまだまだ戦後です。

 

芸術家のように、何かを生み出すにはまず、

  • レビューを読むのをやめる
  • レビューを書くのをやめる
  • 典型的日本人と付き合うのをやめる
  • 社畜と馴れ合うのをやめる
  • SNSを捨てる
  • 旅をする
  • 様々な分野の書物に触れる
  • 映画を見る
  • 漫画を読む
  • ゲームをする

ということからスタートして、創作や芸術に没頭すると良いと思います。

ビジネスキュレーションSNSとかニュースとか見ているより、任天堂のゲームとか、SONYのゲームとかやっていた方が良いかもよ。youtube見ている方が良いかもよ。小説読んでいる方が良いかもよ。


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

新たなるハイクラスエリート層はここから生まれる
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。