理由は方法を連れてくる 【金持ち西園寺#2】

お金は、大好きなことをする時間を与えてくれ、大嫌いなことを他人にしてもらうための雇う力をくれる。

 

なぜお金が好きか。なぜお金持ちになりたいか。それは、私の場合は自由が手に入るからだ。お金が無い時の不自由さが好きじゃない。制限された、鬱屈した感じが本当に嫌なのだ。

 

お金がある生活と無い生活の違いは明らか。両方を経験したからわかる。前者は好きなことをやっていられる、あるいは嫌いなことをやらなくても良い。一方で後者は好きなことをやっていられる時間がなく、嫌いなことの多くをこなさないといけない。そして選択肢・選択権が無い。

 

もっというと、お金さえあれば、何もしなくてもいいのだ。働かずに生きていける。

 

ただ、一つ厄介なことがある。

お金があって、仕事をしていないと、人は、「不安」になる。

 

これはリタイヤしたり、セミリタイヤした人間にしかわからない。

 

30代・40代で過去立ち上げたビジネスを売却して余生を満喫できるお金を手に入れた人の中には、「休むのが怖い」「社会の役に立っていない気がする」「何もしていないことに恐怖を感じる」という人たちがいる。

 

6歳の時から学校に通い、勉強し、会社に就職し・・・・という人生を送ってる私たちにとって、「1年間何もしない時間」すらないのだ。1年間何もせずに過ごし、ただ自分を見つめるという経験すら多くの人はしていない。

私たちは常日頃から、

「どこかに辿り着こう」

としている。

 

あの有名な「メキシコの漁師のコピペ」は私たちに人生を考えさせる。

小さな漁船がメキシコの小さな島に着いた。
休暇で港にいたアメリカ人の観光客が、船から下りてきたメキシコ人漁師に尋ねた。

「大漁だね。どれくらい海に出ていたの?」

「昼の数時間だけだよ」

返答に驚いたアメリカ人は「もっと長い時間、漁をして、いっぱい捕まえればいいじゃないか」と提案すると、漁師は「なんでそんな必要があるのさ。これで十分食べていけるよ」と答えた。

「それなら、漁をしていない時間は、何をしているんだい?」とアメリカ人。
漁師は「ゆっくり起きて、家族と時間を過ごすんだ。夜は友人とバーで飲んで、ギターを弾きながら歌うのさ」と説明した。

アメリカ人は信じられないと、首を振った。
「私は、ビジネススクールで経営学を学んだ。君はもっと漁をして魚をいっぱい捕れば、大きな船が買えるよ。大きな船ならばもっと多くの魚が捕れる。会社だって設立できるよ」

「それにはどれくらいの期間がかかるんだい?」

「20年か25年ぐらいかな。そして会社の経営がうまくいけば、上場して株を売って、億万長者にもなれるさ」とアメリカ人は胸を張った。

「へえ、その後は?」とメキシコ人は不思議そうに聞いた。

「成功したら引退して、海の近くの小さな島でゆっくり暮らせばいい。朝はゆっくり起きて、子どもと遊んだり、ちょっと釣りをしたり。夜は友人とバーで飲みながら、楽しい時間を過ごせるよ」

漁師は言った。

「もう、私はそうしているじゃないか」

 

 

給料の高い安定した仕事につき、若い頃から投資を始め、質素な生活をして、収入の大部分を投資に回し、市場が暴落しないように祈り、そして55歳までは引退しない・・・というスタイルだと遅い。

遅すぎる。

 

「貯金」も遅い言葉だ。貯金される金額は「税金が引かれた後の金額」である。貯金するには時間がかかる。しかも物価が上がっていくフェーズで貯金をするのは厳しい。難しい。

 

もし、ファイナンシャルアドバイザーが言うように、「オルカンに投資して願っている」のが正解なら、どうして銀行からそれを理由とした融資が受けられないのだろうか?「株式市場に投資をするので、お金を貸してください」という要請に誰も応えない。

そう、つまり、遅いだけじゃなく、ファンタジー・フェイクなのだ。

 

 

貧しくなる人は、貧しくなるプランに乗っている。

そうなるべくしてそうなったのだ。

 

例えばありがちなケースが「昇給」に人生を捧げるケース。これだと引退の時期はやってこない。つまり「遅い言葉」なのだ。

 

年収(百万円) 手取り額(百万円)
100 78
200 146
300 212
400 276
500 340
600 403
700 465
800 526
900 586
1,000 646
1,100 705
1,200 763
1,300 820
1,400 876
1,500 932
1,600 987
1,700 1,041
1,800 1,094
1,900 1,146
2,000 1,197
3,000 1,698
4,000 2,198
5,000 2,698
6,000 3,198
7,000 3,697
8,000 4,197
9,000 4,697
10,000 5,197
11,000 5,697
12,000 6,197
13,000 6,697
14,000 7,197
15,000 7,697
16,000 8,197
17,000 8,697
18,000 9,197
19,000 9,697
20,000 10,197
30,000 14,697
40,000 19,197
50,000 23,697
60,000 28,197
70,000 32,697
80,000 37,197
90,000 41,697
100,000 46,197

 

 

一生懸命働いて年間500万円を稼ぐ現実から、何もしなくても年間500万円入ってくる現実に切り替えるにはトレーニングが必要だ。

速い言葉、豊かになるプランは、「どんどん働く時間が減る」一方で、稼ぎは増えていくものなのだ。つまり、豊かになる稼ぎ方は、忙しさと稼ぎが比例していない。

 

できる、できない、じゃない。

毎日、箱の外で考えよう。それを続ければ、そしてその考えた記録を残し続ければ、いつかきっと高く跳べるのだ。

 

  1. 箱の外で考えるノート
  2. 学習するノート

を作り、毎日、箱の外で考えたことを記録し、毎日何かを学び続ける。

この習慣はきっと、その人を救う。私はそうしてきた。

 

 

勤労所得には問題がある。

  1. 多く課税される
  2. 貴重な人生時間を削ることになる
  3. レバレッジが効かない
  4. 残存価値が残らない、働けば働くほど老いて、残りの価値がなくなる

この現実は直視しなければならない。

 

一度勤労所得のコースに乗ると、社会人として旬の期間、つまり、25〜35歳をどう過ごすか、という問題が出てくる。下手にこの期間に、「不労所得を得よう」だなんて画策して四苦八苦して、何も手に入らず、恋愛もできず、おまけにキャリアはボロボロという展開があり得る。

すると何も残らない。

20歳で年収2000万円になる20のtipsでも話をしたが、実は高校生・大学生の方が、「真の金持ち」に近い。生活コストに囚われないからだ。出世競争に励む必要もない。「この金額を稼がなければ家族を守れない」というものもない。その意味で、若いうちがチャンスでもある。

一度社会人年齢になってしまうと年収600〜1500万円の一番混雑する鈍行列車に乗らないといけなくなるのだ。

 

これは覚悟と選択の問題でもある。

 

だから、

「なぜ金持ちになりたいのか」

を問いかけないといけないのだ。

 

大抵の人は、独身であれば、年収800〜1000万円もあれば、満足してしまう。

 

 

 


===

西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

新たなるハイクラスエリート層はここから生まれる
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。