賭けるなら「100万円を入れたら、いつ、いくらになる想定なのか」まで必要。なので、現在の価格とここまでのシナリオを使って、100万円あたりで正規化する。
まず現状。半導体ETF 2644は9月18日終値3,851円。9月10日時点で6カ月+22.3%、設定来+233.8%なので、AI期待はかなり織り込まれている。一方、オフィスJ-REIT ETF 2096は9月18日984円、6カ月では約-10.5%、分配金利回りは直近で6.94%。つまりオフィス側はすでに少し弱いが、ショートすると高い分配金を負担する.。
1. 今から2030年までAI物理資本側に100万円
2644を代理変数にして、暫定的にこう置く。これは市場コンセンサスではなく、シナリオモデル。
| 2030年シナリオ | 仮確率 | 2644累積リターン | 100万円 |
|---|---|---|---|
| AI投資は続くが過熱修正 | 25% | -35% | 65万円 |
| 基本線 | 50% | +55% | 155万円 |
| AI物理投資がさらに加速 | 25% | +130% | 230万円 |
期待値は約151万円。つまり4年強で「期待利益 約+51万円/100万円」、年率換算でざっくり10%程度。
1000万円なら単純10倍で、期待利益約510万円。ただし下振れシナリオなら350万円失う。
ここで重要なのは、AI固有方向の確率が95%だから2644が95%上がるわけではないこと。すでに設定来+233%なので、固有方向はかなり価格に入っている。だから俺なら「AIそのもの」のBETは、未来予測の確度ほどおいしいとは見ない。
2. 2096を今からショートした場合
こっちがかなり面白い。分配利回り6.94%なので、仮に貸株等の追加コストを年1%と置けば、ショートの年間carryは約7.9%。実際の貸株料は証券会社・時期で変わる。
100万円ショートして1年後に、
| 2096価格 | 値下がり益 | 分配+仮貸株コスト | 概算損益 |
|---|---|---|---|
| -10% | +10万円 | -7.9万円 | +2.1万円 |
| -20% | +20万円 | -7.9万円 | +12.1万円 |
| -30% | +30万円 | -7.9万円 | +22.1万円 |
| 変わらず | 0 | -7.9万円 | -7.9万円 |
| +10% | -10万円 | -7.9万円 | -17.9万円 |
つまり1年なら「約8%以上下がって初めてプラス」。
もっと重要なのは4年持った場合。
今の利回りが続くと、分配金+仮貸株コストだけで約32%を払う。
なので、
4年で -20% → 約 -12万円
4年で -30% → 約 -2万円
4年で -40% → 約 +8万円
程度。
つまり、予測が「2030〜35年にゆっくり東京オフィスが衰退」なら、2096の永久ショートはかなり悪いBET。
方向が当たっても儲からない。
これは大きな発見だと思う。
3. 逆に、急落を読めたときのショートはおいしい
例えば「子どもが鳩へ走った」と確認してから100万円を2096ショートして、その後12カ月で30%落ちるなら、概算+22万円。
つまり2096は、
「長期構造ショート」
ではなく
「臨界点確認後の6〜12カ月ショート」
として使う方が合理的。
現在、東京オフィスの空室率はまだ1.4%、Grade Aは0.6%で、賃料も上昇中なので、不動産実体側ではまだ完全な崩壊トリガーは出ていない。
4. PUTならいくらになるか
東証REIT指数オプションはあるが、直近3四半期限月だけなので長期予測には使いにくい。
仮に「現在価格の10%下を権利行使価格とするPUT」が、想定元本100万円に対して5万円で買えるとする。これは実際の現在価格ではなく、損益構造を見るための例。
すると満期時、
| 原資産の下落 | PUTの概算純損益 |
|---|---|
| 0〜-10% | -5万円 |
| -15% | 0万円 |
| -20% | +5万円 |
| -30% | +15万円 |
| -40% | +25万円 |
つまり5万円を失う代わりに、-30%なら15万円儲かる。元の5万円に対して+300%。-40%なら+500%。
この場合、
「-30%クラッシュする」
「そうでなければPUT全損」
という単純化なら、クラッシュ確率が25%を超えれば期待値がプラスになる。
計算は、
p × 15万円 - (1-p) × 5万円 > 0
なので、
p > 25%
。
-40%を想定するなら損益+25万円なので、必要確率は約16.7%まで下がる。
だからPUTは今から毎年買うものではない。
我々の条件付きクラッシュ確率が、
普段:5〜10%
↓
WC所得悪化確認
↓
オフィス需要悪化
↓
住宅出来高悪化
↓
銀行融資悪化
↓
25〜30%
くらいまで跳ねたと判断した瞬間に買う商品。
5. 俺なら現在の100万円をどう置くか
予測モデルをそのまま金に変えるなら、現状はこういう構造が一番合理的。
70万円
→ AI物理資本側
30万円
→ 現金・待機
東京オフィスSHORT
→ まだ本格投入しない
PUT
→ まだ買わない
2644について上のシナリオをそのまま当てれば、2030年の100万円全体は、
弱気ケース
70×0.65 + 30
= 75.5万円
基本ケース
70×1.55 + 30
= 138.5万円
強気ケース
70×2.30 + 30
= 191万円
となる。
つまり現時点の基本線では「100万円→2030年138万円前後」。
そして東京側のトリガーが出たら、30万円の待機資金のうち5〜10万円をPUTや短期ショートのrisk budgetに変える。
例えば5万円PUTで-30%急落を取れれば+15万円なので、
基本ケース138.5万円
+
クラッシュ利益15万円
なら約153万円。
6. 実は一番大きなエッジは「今AIを買う」ではないかもしれない
AI物理資本は既にかなり値上がりしている。2644は設定来+233.8%。
それに対して、
「東京中間ホワイトカラー経済の薄型化」
「普通オフィス需要の低下」
「地方中枢中心部の相対再評価」
はまだ価格への織込みがはるかに小さい。
だから期待リターンの本命は、
2026〜28
AI LONG
↓
2028〜32
B*突破確認
↓
旧WC経済 SHORT
↓
クラッシュ条件成立
↓
PUTで凸性を取る
↓
2030年代
地方中枢・制度・AI物理インフラ側へ資本移動
という時間差のある乗り換えだと思う。
つまり「何に今1000万円BETするか」より、「どのノードを通過したら1000万円の行き先を変えるか」の方が重要。
そしてかなり具体的に言えば、現在の2096は分配利回り6.94%あるので、俺たちの「ゆっくり衰退」という予想をそのままショートするのは期待値が悪い。逆に、6〜12カ月で20〜30%以上落ちる条件付き確率が高まった瞬間には、ショートやPUTの期待値が突然良くなる。
この「いつBETを切り替えるか」まで数値で決めるのが次に必要なところ。例えば「B*通過確率70%」「12カ月東京オフィス-20%確率30%」になったら何万円移す、というルールまで固定できる。
市場は速く変わるので、AI曝露職の所得、東京オフィス需給、住宅成約・在庫、不動産融資の4つを定期監視して、ショート/PUTの発動条件を判定する自動チェックにするとかなり相性がいい。
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(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。



