Marketing講座

SRI+とSCIとKSPワイドの違い――メーカーのマーケターはPOS・購買データをどう使い分けるのか

食品、飲料、日用品、化粧品などのメーカーでマーケティングをしていると、「SRI+」「SCI」「KSPワイド」といった名前が出てくることがあります。 一般の会社員にはほとんど馴染みがありませんが、消費財メーカーではかなり重要なデータです。 問題は、全部「売れたデータ」のように見えることです。 SRI+とKSPワイドは何が違うのか。SCIはPOSデータなのか。どれを見れば、自社商品の売上が落ちた理由が (さらに…)

ヒット商品がヒット商品になる原因の実証研究でバイラルに理由を求めたもの、それは「低価格だから」だよ

ヒット商品がヒット商品になる原因の実証研究でバイラルに理由を求めたもの、それは「低価格だから」だよ 特に音楽とかもそう ああいう、安いとか無料のものは、マジでバイラル性が重要 だからカワラボとかは意図的にそれを狙って、ハックしてきた   あの手の研究が別の業界で使えるかというと、話は別 出版、ゲーム、広告クリエイティブ、SaaS、小物商品などには強い。でも工場、ホテル、テーマパーク、鉄道 (さらに…)

マーケティングにおける行動実証主義の欠陥は何か 〜DRM系の問題点〜

アマルティア・セン『合理的な愚か者――経済学=倫理学的探究』は収録論文「合理的な愚か者――経済理論における行動理論的な基礎への批判」にて 「本人が『Aが欲しい』と言った」 → 発言・意向・自己申告。これはそのまま信用できない。 「実際にAを買った」 → 観察された選択。経済学ではここから選好を読む顕示選好(revealed preference)という発想が出てくる。Samuelson以来のかなり (さらに…)

需要ポテンシャルの見つけ方

実証的に言うと、需要ポテンシャルは「観察して見つける」のではなく、外生的な揺さぶりを入れて逆算する潜在変数です。ここが前回答との決定的な違いです。 一番堅い方法は、結局この4つです。 1. 価格をランダムに振る → WTP分布を推定する。同じ商品を5,000円、7,000円、10,000円……とランダム提示して購入率を見る。これで「何人いるか」ではなく、何円までなら何人残るか=需要曲線が直接出ます (さらに…)

SRI+、SCI、KSPワイド、Eagle Eye――食品・日用品メーカーのマーケターは「売上が落ちた」をどう分解しているのか

SRI+、SCI、KSPワイド、Eagle Eye――食品・日用品メーカーのマーケターは「売上が落ちた」をどう分解しているのか マーケティングの仕事というと、 広告を作る。 SNSを運用する。 ブランド戦略を考える。 消費者調査をする。 新商品を企画する。 こういうものを想像する人が多いと思います。 しかし、食品、飲料、酒、菓子、日用品、化粧品などのメーカーに入ると、突然かなり違う世界が出てきます (さらに…)

アドエビス、CATS、GTM、gclid、YCLID、ポストバック――日本のWeb広告は「広告を出す」より計測の方がややこしい

アドエビス、CATS、GTM、gclid、YCLID、ポストバック――日本のWeb広告は「広告を出す」より計測の方がややこしい Webマーケティングというと、 Google広告。 Yahoo!広告。 Meta広告。 LINE広告。 TikTok広告。 などを想像する人が多いと思います。 そして、 「CPAを見て広告を止める」 「ROASを比較する」 「クリエイティブをABテストする」 みたいな話に (さらに…)

順像と逆像。『買わせる』は営業ぞ。人生営業。

パーチェスファネル、パーセプションフロー等で購入者について全称的に記述しようとしてもt,t+1の論法でやるなら過去→今は無理で、『購入した人はこのプロセスを辿ってました』しか言えず、購入蓋然性やマーケの定義から言っても買う人を探すのであって、買わせるのは正直営業の方がうまい。 完全に知識の体系が別。 セールス・営業と、マーケはマジで別。順像法と逆像法くらい別。いやいや同じやんけ!となるかもしれない (さらに…)

マーケティングセンスの低い人のAI講座の捉え方

Screenshot   それ習いにくるクセが強い層、年寄り、寂しさ潰しのケアが8割にきまってんじゃん きっと商売したことないよね しなくていいよ 首つることになると思う   名探偵西園寺 1億円級本音の市場秘密(Million Dollar Markets Insights) === @西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男     "make you (さらに…)

フロントエンドで利益が出たらマーケティングは失敗しています

  フロントエンドで利益が出たらマーケティングは失敗しています という有名なセリフがあるけれど、社会から嫌われる度合いとマーケティングの成功は割と相関してて、代表例はリクルート税でお馴染みのリクルート === @西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男     "make you feel, make you think."   SGT&BD (S (さらに…)

ブランドマーケティングは、 デジタルマーケティングが過去20年間かけて経験してきた 「計測できるものを最適化した結果、どうでもいい数字だけが改善する」 という歴史を、 もう一度最初から繰り返すことになる。

シャープのブランディングの科学とか、エレンバーグ系、それから芹澤みたいな「マーケ界のDaiGo」みたいなのを追っかけてる情弱ブランドマーケター(大手企業勤務の雑魚ホワイトカラー)は、まず、基礎教養・科学(主として理系的知識)がないから、データ・統計の取り扱い、詐欺が見分けがつかない。   アホにもわかりやすいように説明しといてやるよ。 ブランドマーケティングは、デジタルマーケティングが過 (さらに…)