「美容師 疲れた」「男性美容師の行く末」「美容師の生き残り」を気にしている貴方へ。人口減社会で、この業種の未来は?

 

 

美容師は立ち仕事です。

大変です。

 

 

意外にも肉体労働です。

 

 

手は動かしっぱなし。

足腰にもくる。

 

 

将来を考えると、

これで大丈夫か?

と思ってもおかしくはありませんよね。

 

 

現在、日本は少子高齢化なのはご存知ですよね。

そして、凄まじい人口減社会です。

 

子供が多い時代に作られた全国の学校は統廃合が進んでいます。

 

美容師、飲食店なども同様の末路が待っています。

 

 

胃袋が減れば飲食店が減る。

人間が減ればカットを必要とする髪も減る。

 

当たり前の話です。

 

 

問題は、人口減少のペース。

進み方。

 

 

日本の人口減少は、全国で均一のペースでシュリンクするわけではありません。

地方が劇的に先細りになっていきながら、都会に集中していく流れになる可能性が高いでしょう。

 

 

現在、貴方が30歳の美容師だとしましょう。

貴方が駆け出しだった頃、20歳当時と比べて、40歳になる頃、日本の人口は2000万弱減少していることになります。

美容業界は10〜15%程度はシュリンクするわけです。

全体として、です。

 

 

エリアによっては、もっと激しく減少するところもあるでしょう。

 

 

それでいて、全国の美容室の店舗数は年々増加中。

令和元年には過去最高数、というニュースが出ましたが、その背後で、倒産する美容室が増加していることも伺える状態となっています。

 

 

Earthのような大規模展開型の店舗はもちろん、「1000円カット」のような、無駄を省いたサービスがバカウケするぐらい日本はデフレの様相を呈しています。

美容業界というのは、元々独立しやすい業界でした。資格業とはいえ、難関資格というわけではありませんよね。

独立気質が高い人たちが集まる世界であり、独立を前提としているからこそ働ける・働けている、という人も少なく無いでしょう。しかし、マクロ観としては厳しい展望にあると言わざるを得ません。その中で、どういう経営努力をしていくのか、というのは各々の創意工夫の世界ではあるでしょうが、もし貴方が、

 

美容師はもう疲れた・・・

道を間違えた気がする・・・

美容師はもう辞めてしまいたい・・・・

 

と思っているのであれば、全体の流れ・行く先を考えるのは良いかもしれません。

コロナも考えさせられる要素だったとは思います。

 

 

アパレルと違い、

美容師の場合は、

ネット大手

のようなものと戦わないで良いため楽かもしれません。

 

 

美容師よりアパレルの末端兵士の方が将来性は危ないでしょう。

アパレルの場合はスキル性がゼロです。

また、美容師の方が独立の夢があります。

理美容業界の人たちが独立を目指す理由としては、成功したいというギラギラしたものもあるでしょうが、マイペースに働きたい、というのもあるのでは無いでしょうか。

大手の理美容チェーンの場合、やはり従業員教育がしっかりしています。これに対して、個人店の場合は職人気質なぶっきらぼうなところがまだ多いかもしれません。大手のような行き届いた接客や広々とした空間、清潔感に対してこじんまりとした個人店が対抗するためには、

人間力

みたいなところで勝負するのが大事で、結局、コミュニケーション能力の良し悪しというか、スナック・ビジネスモデルと同じような現象が生じているといえます。

 

 

スナックモデルと同じで、人間力に根ざしているからこそ、独立しやすい反面、自動化しにくいという難点があり、人を雇って動かしていくマネジメントスタイルを身につけていかないと拡大は困難です。

 

 

人と話すのが好き

というようなタイプでもなく、

単に一国一城の主に憧れたという場合には、

この先の展開はどうか。

 

 

美容師という職業は男性平均を見ても、500万に届いていません。

世の男性の中央値が550万ぐらいあるので、間違いなく稼ぎ的には「平均以下の仕事」です。

また、分布を見ても、1000万円プレーヤーがごくごく少数であることがわかります。

 

 

「世の男性」の中で普通以下の範囲に収まる確率がずいぶん高い。

 

 

もちろん、それなりに楽しみがあるのも事実でしょう。

 

 

オフィスで人間関係に揉まれながらカリカリやるホワイトカラーより、

アパレルや理美容業界はどこか、おしゃれで自由な雰囲気が残ります。

 

 

一方で、大資本が経営するところは意外にマッスルソルジャー。

おしゃれで自由な気風に憧れてエントリーしたら、意外にも体育会系だった。

これもあるあるです。

 

 

チャラそうに見えて超厳しかった

みたいな感じですね

 

 

私のむかーしの元カノも、イメージで理美容業界に入り、そのきつさにすぐドロップアウトしていました。

 

 

独立は美容師という道じゃなくても、いろんな方策が考えられるでしょう。

美容師はそもそも稼ぎが全体として低い傾向にあるのに、それでもお店を開くとなると相応に設備投資が必要です。ハコが必要です。

当然ですが、これを回収していくためにはなるべく若い起業が求められるでしょう。理美容業界はアラサーでの独立、20代での独立も珍しくありません。

理美容業界で成功した人には、「20代は遊ぶな」的な教えがあったりしますが、年齢的な事情を見越して、20代はひたすら修行に励まないと間に合わないという事情もありそうです。

 

 

将来を考える上で大事なポイントは、若い世代の台頭です。

若い世代がどんどんエントリーしてきて、おしゃれなスタイルで台頭してくるケースもあるでしょう。

 

 

少子高齢化というのは、若者がだんだんレアになっていく、ということでもあります。一方でおじさん・おばさんのレアリティがないわけです。

ちなみに現在の日本の男性・女性の平均年齢は50歳です。これがもっと悪化します。

 

 

行列のできるカリスマスタイリストになれば、ものすごく稼げる夢のある業界ではあるでしょうし、例えば「元読者モデル」とかそういう人がカリスマ美容師になってたりする世界ですよね。場合によってはシャンプーのプロデュースとかもできるのかもしれません。

 

 

個人的には、理美容業界は、業界の常識にとらわれず、自分たちのビジネスを根本から問い直して、新しい「空間とサービス」を提供するビジネスとして生まれ変わらせることで成長・成功の余地はあると思います。

(なぜなら日本中の美容室がマーケティングが下手だから)

 

 

理美容業界に身を置き、

消耗が嫌だから独立を考える

だとか、

消耗が嫌だから辞めたいと考え始めている

という場合に、

果たして、未来はどんなシナリオが予想されるか、

そうゆっくり考えてみるのも良いかもしれません。

 

 

歳を重ねるほど、その業界からは逃げられなくなります。

それは良いことでもあるし、悪いことでもあるといえます。

 

 

もし貴方が既に30歳の理美容師なら、スイッチするというよりは、これまでの経験を活かしながらさらなる展開がないか、あるいは今の仕事をより発展させられないかを考える方が良いでしょう。

しかし、25歳、22歳、という若い世代の場合は、別の方向にスイッチをしてもあまり痛手がありません。蓄積したものがないからです。

 

 

 

 

 

 

 


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

「人生を変える」にフォーカスしたブランド
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。