外に出るのも人と話すのもだんだん億劫になっていく
10年来愛読している本で、 若さの問題は自分が歳をとったときにどういう心境になるのかがわからないことだ ってあって、それを真面目に受け止めた16歳の西園寺は偉かったと思う。 要するに人生設計は、老いや劣化を織り込まないといけないわけだ。それは人材市場での評価の落下等も含めて。 普通なら『前向き、上向き』の時代にある若者はそういうものを読んでも有り余るエネルギーとリア充ライフゆえにそれをスルーするし、歳寄りはもう前向きじゃなくなってて頑固になり耳を傾けなくなってるからその類に触れない しかし、若き日の西園寺は一回り、ふた回り、それ以上上と付き合っていて薄々感じてた。 やっぱり、俺の選択は正しかった。 10代や20代前半を遊びまくってた人間たちも、25を折り返したら家から出るのが億劫になってくると口を揃える。女性なら、子供の出産に向いてるのはやっぱり二 (さらに…)