カバーストーリー  人生を変えるたった1つの公式

▼:西園寺貴文の電車で読みたい話

私のポリシーなんですが、

「博打と地道」

で生きてきました。

いい語呂合わせでしょ。

人生を博打に賭けるにあたり、

怖かったので、

私は地道に、「適当なインデックス(指標)」を設けました。

これまでの人生で失敗してこなかったのは、

この発想があったからだと思います。

どういうことか?

少し、迂遠な説明をお許しください。

「勉強はいつ何時、どこで役に立つかはわからない」とはよく言ったものです。

私は比較的、歴史が、しかも太平洋戦争の歴史が好きでした。昔からそうです。

人類が本気で頭使って、しかも大の大人が本気でドンパチやるのって、

・戦争

・ビジネス

しかないじゃないですか。

子供の頃、

「本当にこの国がこんな派手な戦争したのかよ!!!」

と思いましたが、

おじいちゃん・おばあちゃんに聞いてみると、

「あんたのひいおじいちゃんはアメリカ兵に撃たれて死んだ」

とか言ってるので、

うわー、ガチなんだー、ってなるじゃないですか。

しかも、壮大に負けてるわけですよ、自分の国が。

だから気になるでしょう、普通。

(あれ、ならない?)

先の大戦では、日本は、

開戦前に

・北進論

・南進論

で割れたんですけど、

結局南進をなし崩し的に決定して、その時の首相が近衛文麿でした。

そして、陸軍出身の東條英機に首相を交代したわけですが、

東條英機が

「天皇陛下ばんざーーーーい!!」

とか言ってる映像が残ってたりするせいで、

表向きは東條英機が戦争を始めたように見えてますが、

もう止められない流れは近衛の時代に出来てました。

(もっと言えば、もっともっと前からその流れはあった。)

なので近衛文麿の責任を指摘する人も多いです。

なぜ、南進が日本の対米戦争の流れを決定づけたかというと、

南方には米英の領土があったので、

米英仏との対立が決定的だったのです。

シンガポールとかフィリピンとかインドシナとかね。

ちなみに、北方に行ったとしても資源がなく、ソ連とバチバチすることが見えているので、

南方に行った方が良いだろう、という判断だったようです。

その当時から日本のお偉いさんたちは、

______

アメリカと戦争してもどうせ勝てないが、

唯一、希望があるなら短期決戦だろう
______

と考えていたようで、

短期で米英を叩いて驚かせて講和に持ち込むか、

短期で叩きまくってワンチャン善戦するか、ぐらいの発想だったようです。

ただし、それには資源がない。

だから南方に行くか、みたいな。

一方で、

石原莞爾という東條英機と仲の悪かった陸軍参謀がいて、

彼はむしろ

「北進論」

が良いと考えていました。

理由はこうです。

もし、世界をトーナメント戦と考えたら、

まず決勝に上がってくるのは間違いなくアメリカである。

そしてアメリカは圧倒的である。

優勝候補もアメリカである。

普通にやって勝てるわけがない。

どうせアメリカと戦うなら、決勝で「最後に」戦うべきであって、

決勝でアメリカと相対する候補は

・ソ連

・ドイツ

であり、

ドイツと日本は手を組んでいるのだから、

ソ連を叩くなり併合するなり仲間にするなりして

その戦力や資源を手に入れた上で、

アメリカと決戦を迎えるべきである。

まぁ、満州事変を仕掛けたのもこの石原莞爾なのですが。

_________

要はアメリカとの戦いは満を辞してやるべき、という発想。

_________

「アメリカとの戦い・対立は最後の最後まで迂回すべき」

「どうせならまずソ連と」

というスタンスが石原莞爾。

結局、ドイツが西でイギリスと戦争してる傍ら、東のソ連攻めて戦いましたから、日本もソ連を東から攻めて挟み撃ちにしたら、

ワンチャン、日独がソ連を倒して、現ロシア領土を手中に入れ、

日独VS米英の決勝戦になっていたかもしれません。

(まぁ、ヒトラーの性格上、絶対日本に牙を向ける展開はあっただろうけど)

ヒトラーがソ連攻めたのも資源取りに、です。

(今のロシア見てもわかる通り、資源大国なのわかりますよね、石油もガスも出るんです)

ヒトラーがスターリン嫌いだったのもあるけど。

ロシアあたりの領土・資源を日独がおさえていたら、

もしかしたらアメリカに勝てていた可能性も無きにしも非ず。

私は歴史を学習しながら、

_____

「もし日本がアメリカに勝てているシナリオがあったとするならば何か?」

_____

とよく考えるのですが、

私も石原莞爾と同じベクトルですね。

ソ連と米英を結託させるの避けつつ、

米英との直接衝突を避けつつ、

まず「日独伊・ソ連」のグループを作るか、ソ連を無理やり叩いて手中に入れる。

_______

「短期決戦」と見るか、「総力持久戦」と見るか。

_______

要は、

「その戦いは何の戦いであると定義づけるか」

です。

私の人生の話に戻りますが、

私はそういう歴史の知識に基づいて、

_______

「稼ぐ」よりも、

「稼ぐ力・稼ぎ方」を習得する
_______

という課題を自らに課して、生きてきました。

自分には何もない。

何も持ってない。

カラッカラじゃ戦いようがない。

まず、資源だろうと。

資源戦だろうと。

リソースを確保する戦いから始めねばならないと。

稼ぐ力や稼ぎ方に注目すれば、

再現性が手に入るので、

この先、途中でつまづいても復活ができます。

仮に道を変える・転職するとしても、役立ちます。

稼げなくても何か学べます。

だからまず、自らの資源を拡充する方向に走るべきだと考えました。

(詳しくは外資系ECLMシリーズを参照してください)

一方で、

「稼ぐ」

に注目すれば、

どうしても詐欺に遭いやすくなる、騙されやすくなるのです。

焦りやストレスもかかるでしょう。

世の中の人が金のために、嫌な労働をしてるのも十分わかってました。

そうそう稼ぐのなんて簡単じゃない。

しかも当時の知識・アタマ・年齢ではまだいろんなことがよくわからない。

情報の真偽の判断も難しい。

安易に「稼ぐ」を追いかけ回したら死ぬな、と。

ただ稼ぐのであれば、

この世で最も確実で素早く稼げるのは

「バイト」「正社員」ですからね。

大事なのは、稼ぐロジック。知りたい、欲しいのはそれ。

自力で生きていこうと思ったら、

危険な世界を生きる以上、

大事なのは能力や資源が充実していることでしょう。

成功を再現できることでしょう。

だから私は、

世の中にある

「稼ぐ仕組み・カラクリ」

にメチャクチャ詳しいです。

普通の人が知らないことを知ってるし、

みんなが知ってるけど実際は間違ってることとかもたくさん知ってます。

私はそういうスタンスで来たから長らくの間生き残ってこれたんだと思います。

「稼ぐ」だけにとらわれて、地獄に落ちていく人腐るほど見てきましたから。

日本が世界に誇るコンテンツというのがあって、

・ポケモン

・メタルギアソリッド

・スタジオジブリ

・集英社、ジャンプ編集部コンテンツ

などは筆頭格であり、

これらのネタを通じて外国人の友達すら作れるぐらいですが、

名作:メタルギアソリッド3の中でこんなセリフがあります。

「カバーストーリーだったんだよ・・・・・」

あの作品で頻出する、

「カバーストーリー」。

つまり、真実とは違う、大衆を納得させるための建前の物語。

実は、私たちの周りにも、無数のカバーストーリーで溢れかえっていることに気づいていますか?

世の中には、

表と裏があります。

それは、意図して「表の話(カバーストーリー)」が作られることもあるし、

大衆が勝手に誤認して認知形成することもある。

有名どころで行くと、

福沢諭吉の

「天は人の上に人をつくらず」

が平等の話と誤解されているがむしろ実際は、「教育による格差容認、格差のメカニズム」を説いた話だったり、

エジソンの

「1%の閃きと99%の努力」

は努力の大切さを説いたのではなく、

努力だけあっても閃き・才能がないと限界があることを説いた話だったり。

(「努力100%」と言わないことに意味がある)

この「表と裏」を理解しないと、いつまで経っても物事は見えてきません。

お金に困った人たちが、

書店の「株・FXコーナー」に行って、本を読み漁っているうちに、

_____

最も成功した投資家、ウォーレン・バフェット
_____

という存在を知り、

彼の投資手法を学んで株の世界にハマっていく、

という事例がよくありますがその際にも大衆はカバーストーリーに乗っかってしまいます。

バフェット投資法の本によく、

「優れた銘柄に選択集中でバイアンドホールド」

的なことが書いてありますが、

実際、バフェットの投資は過半数が目論見が外れて

ポートフォリオを頻繁に組み替えていますし、

(彼の目利きには限界があって)実際は損切りがうまいというのが実態です。

「一度買ったら死ぬまで持つ」みたいに思われていますが、実際は大半を短期で手放してる。

それと彼は保険ビジネスを手元に置いているので、

保険ビジネスの特性である手元の潤沢な現金(保険加入者が支払う現金)を

安全な運用に回して利益を確保している。

・・・・あちゃー、これじゃあ普通の人は真似できませんね。

実際は、意外に思われるかもしれませんが、

バフェットのやり方よりもソロスのやり方の方が一般人には模倣しやすいとされています。

「金融クラッシュに賭けろ!」ですね。Poduxury city voiceで触れた通り。

あと、

ウォーレン・バフェットが投資して大成功した銘柄として知られる

「コカ・コーラ」

ですが、

バフェットの投資基準にも示されている

「ブランド力ある企業」

を誤認して、

第二のコカコーラを探し回っている人は多い。

______

しかし、コカコーラが強い真実の理由は、「ボトラーズ・システム」です。
______

各地の資本を巻き込んで、提携するという

「フランチャイズみたいな仕組み」

を採用しているから凄まじい拡散力があり、売上があるという仕組みです。

トヨタも同じです。

トヨタのディーラーも全く同じ仕組み。

トヨタとなると、多くの人は

「カイゼン」

「カンバン方式」

など製造面ばかりに目を向けますが、

そもそも売れないと意味がありませんよね。

・・・・トヨタがどうやって売ってるか、なぜ考えないのですか?

トヨタの売上の仕組みは意外と知られていません。

トヨタは、ディーラーを募って、各地方の有名企業と提携しているために拡散力・販売網があり、

その圧倒的な展開力によって売れているのです。

(日本のマスメディアにとっては、最大のCMスポンサーでもあります。)

ホンダや日産と比べると、

圧倒的に「地場資本」を巻き込む力が違う。

トヨタディーラーは日産やホンダとは展開力が違います。

実はこの方式、東京ディズニーリゾートも採用しています。

そもそも、運営しているオリエンタルランドが日本の会社で、

オリエンタルランドは、アメリカ本国のディズニーにライセンス料を払っているのですが、

ディズニーにある各アトラクションは、

日本の企業がお金を出し合ってその資本で作られたものです。

よーく観察すれば、アトラクションのどこかに有名な企業名が並んでいるのを見つけられると思います。

本国ディズニーは、何もせずに日本の資本を使ってライセンス料だけを日本から取る。

オリエンタルランドは、日本の各企業の資本を使ってパークを運営する。

(実際に足を運んだことがある人はわかるでしょうが)日本にあるテーマパークの中で、

ディズニーリゾートが圧倒的なのは、関東に立地しているというのもありますが、

いろんな資本がつぎ込まれているからです。

一般的な遊園地は単独資本のしょぼい経営でしょう。

ディズニーはレバレッジがかかりまくってるから、桁違いの規模ができて、レベルが違っていて、

世界観がぶっ飛んでいて、ただの遊園地ではないという異次元空間になっている。

まさに、TDLはJV(ジョイント・ベンチャー)の塊なのです。

ジャニーズ事務所も同じです。

ジャニーズ事務所が圧倒的な力、権力を持っていて、数々のスキャンダルを抑えられている「真の理由」を多くの人は知りません。

実は、ジャニーズ事務所は、

「ジャニタレ」

を各方面と共有しているのです。

・V6

・キスマイ

・SnowMan

・タッキー&翼

といった音楽プロダクトは、avexレーベルから売り出されていたのをご存知ですか?

avexってあの松浦勝人の会社ですよ、今youtuber化してますけど、彼。

(TRF、globe、浜崎あゆみ、倖田來未、大塚愛、ELTを世に売った会社ですよ。)

・近藤真彦

・山下智久

らはソニー系のレーベルで売り出されていて、

現在は

・SixTONES

がこれに該当します。

ソニーと言えば、日本が世界に誇るグローバル企業です。

ユニバーサルミュージック系が、

・キンプリ

・セクシーゾーン

ですね。

ユニバーサルは、

USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)のあのユニバーサルです。

要はここで外資と繋がってる。

運営元のコムキャストはアメリカ合衆国を本拠地とする五大メディア・コングロマリットのうちの一つで、

・ウォルトディズニーカンパニー

・パラマウントグローバル

・ワーナーブラザーズ

・ルパートマードック系

などが肩を並べます。

A.B.C-zはポニーキャニオン。

ポニーキャニオンはフジサンケイグループって知ってましたか?

これで大手マスコミ系との繋がりですよ。

木村拓哉はJVCケンウッド・ビクターエンターテインメントレーベルから。

SMAPもこちらでした。

日本ビクターとケンウッドが合体した会社ですが、日本ビクターは松下系(パナソニック系)です。

もうお分かりですね?

ジャニーズはエイベックスを抱き抱えて、

外資のユニバーサルと繋がり、

世界が誇るグローバルブランド・ソニーと繋がり、

パナソニックと繋がり、

フジサンケイグループと繋がって、

「レベニューシェア」をしているのです。

おまけに、ジャニーズは帝国劇場で頻繁にショーをやって女子の列を作ってますけど、

帝国劇場は東宝系であり、東宝系は「阪神阪急グループ」ですね。

五大ドームをいつも埋めるのはジャニーズですけど、

・東京ドームは三井不動産系、

・大阪ドームはオリックスの運営

・福岡ドームはソフトバンク系

というように、ここでも繋がりがある。彼らを儲けさせている。

ドーム系ビジネスは固定費が凄まじいですから、

安定して使ってくれる客は本当にありがたい。

各キー局の番組はもちろん、

映画が製作されるとき、

ドラマが製作されるときもジャニタレを入れておけば

ファンベースが分厚いので一定の成功が約束されます。

吉本とジャニーズはタッグを組んで番組を盛り上げます。

ジャニーズには、嵐の櫻井のように、官僚の頂点を極めた人の息子もいます。

・・・・・・・・とまぁ、こんな感じで、誰もジャニーズの失墜を望んでいないのです。

そりゃ、スキャンダルなんて抑え込まれる。

日本のインターネットの入り口であるyahoo!japan!はソフトバンク系であり、

ソフトバンクはモバイルにしろ何にしろ自社の広告にジャニタレたくさん使って、

さらに自社系の福岡ドームの良いお客さんがジャニーズですから、

ネットニュースにジャニタレのスキャンダルなんて載せたくありません。

フジサンケイグループも

東京ドームを通じてジャニーズが良いお客さんという関係、

そもそもフジテレビの番組でジャニーズ系たくさん使ってるでしょ。

その他のキー局も一緒。

ほら。ネットも、マスメディアも、完璧に抑えられている。

官僚で頂点極めた人の息子もいる会社ですよ、国も手出ししません。

ジャニーズ事務所の監査役は国税庁東京国税局麻布税務署長からの天下りです。

国税もおさえています。

今のジャニーズは、

不動産に投資しまくって、

都内の優良立地を押さえまくってるので、この意味でも安泰。

・・・・・・・・お分かりでしょうか。

もう少し、

卑近な例を出しましょう。

インターネットを徘徊すると、

「ネットで儲けた!」

みたいな話によく遭遇すると思います。

本屋さんに行っても、

・ブログで儲けた

・アフィリエイトで儲けた

みたいな内容の本がいくつかあります。

これらも、株・FXと並ぶ、現代大衆が夢見る筆頭格だと思います。

この背後に、「蠢く勢力」がいます。

1996年、とある「インターネットビジネスを運営する男」が、世界ではじめてアフィリエイトシステムを考えだしました。

この男は後に「世界一のお金持ち」になります。

・・・・・・そう、amazon創業者のジェフベゾスです。

彼は、1995年にアメリカでAmazonの書店販売サービスを開始し、

翌96年にはアフィリエイトシステムをスタートします。

「どうやったらもっと本が売れるだろう?」

と考えて思いついたのが、

世の中の人に代わりに売ってもらって

報酬を山分けするという発想でした。

Amazonが日本に進出したのは2000年代です。

2000年代前半、

ホリエモンやサイバー藤田らヒルズ族がわちゃわちゃしていた頃、

ライブドアブログやabemaブログなどを筆頭にブログサービスが立ち上がり、

個人で簡単に情報発信ができるようになったことから、個人アフィリエイトは盛り上がりをみせます。

Amazonのアソシエイト、

それからソフトバンク系の最大手ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)であるA8.net、

各種ブログサービスの絡みもあって個人アフィリエイトが浸透。

ABEMAやウマ娘の成功で脚光を浴びるサイバー藤田社長も、

ネット黎明期はかなり、

「ブログで儲けたい、アフィリエイトで儲けたい」

「なんかネットでプロモーションをしたい怪しい人」

という人たちにabemaブログを使ってもらって伸びた人でもあります。

GMOのように、webサーバーのレンタル事業やドメイン販売事業をしている会社も儲かりますのでニンマリ。

アフィリエイトビジネスは活況に。

「価格.com」のように、法人プレーヤーも出てきました。

さらに今度は、高い粗利を求めて「コンテンツを売ろう」という発想が出てくる。

1万円の情報商材に、8800円のアフィリエイト報酬をつけて

世の中の人の協力を取り付けて一気に拡散して市場シェアを取ろう、

なんて人たちが現れたりしました。

そうすると、報酬欲しさに、

「この商材オススメです!」

といった情報が拡散していく。

ネタは時代の空気に迎合して、「ITで儲かる方法、インターネットで儲かる方法、アフィリエイトで儲かる方法」というようなもの。

かくして、

インターネットには

儲かる話が拡散され、儲かる空気が充満したのです。

実際、当時のインターネットは競合が少なかったり、SEOがガバガバだったりと攻略できる余地もたくさんあったし、

「普通の主婦が●ヶ月で儲けた!」

みたいな話もあったから尚更でしょう。

さらに、こういった流れを見て、

「完全な詐欺師」

「反社」

みたいな人たちも参入して、

あくどい騙しを始めます。

世の中が何かに傾くと、ヤバい人たちがやってきます。

一説によると、タピオカブームはかなり反社勢力によって後押しされたらしいですが、

時代の空気、一時的な流行によって

「やれば出来る」

という流れになると、

黒いマネーが流れ込んできたり

黒い人材が入り込んできたりするものです。

そして2010年代に入ると、

「元祖インフルエンサー」

みたいな人が出てきます。

誰とは言いませんが、早稲田出身の小太りの人が、

「ネットで儲かった!」

みたいな感じでネオヒルズ族を名乗り、

マスメディアにも派手に露出するようになります。

彼の場合は、どうやって成り上がったのかというと、

すでにインターネットでたくさんのメルマガ購読者を抱えていた人にコンタクトを取り、

「●日後に報酬をお支払いします」

と約束してその人の読者リストに対して広告を打たせてもらう契約を取り付け、

そしてその大量の読者リストに対して自身の商材のPRをし、売り上げてお金を獲得、

そして支払い期日までに間に合わせるという方法によって

・一定の資金

・商品購入者リスト

を獲得、

あとはここにひたすらアフィリエイトでの販売を仕掛けながら、

いろんな人と提携していろんなところに顔を出しながら共同の商材を販売、、、、

というJVの連鎖によって成り上がって行ったのでした。

彼と似たような人物は大小様々いたのですが、

結局、2000年代から2010年代にかけて、

「ネットで儲かりました!」

と腕を組んで背景に炎をめらめらさせて

儲け話を販売していた人たちはそのほとんどが、

「業界人による相互紹介とレベニューシェア」

によって拡散力を得て収益を上げていたというのが実態です。

「あの頃」のネットを観て、変な幻想を抱いた人はたくさんいたようですが、

実際稼げた人というのは、

・目立ってる有名人に紹介してもらえた

・目立ってる有名人に引き上げてもらえた

・目立っている人同士で相互紹介した

みたいなケースが多く、

youtuberみたいな感じだった。

Brainもそうですね。

Brainも買った人がレビューしてますが、

買った人はその商材をアフィリエイトできるようになってますから。

本来情報商材ASPは、登録に審査基準を設けて、ある程度の水準で信頼できる商材を担保するためのものだったのに、

(2000年代前半のネットでは、「儲かる方法!」と売り出された情報を買って蓋を開けると「車に飛び込んで慰謝料をもらってください」みたいな内容のものが平気で売られていたらしい)

やがてアフィリエイトシステムによって害悪を拡散する装置になってしまった。

ですから、インターネットにある「儲け話」というのは、

全体を100とすると、

・1が本当に実力があり、勘所がわかっていて儲かった人

・9がブームを後押ししたい関係各社・各者(広告主含め)

・10が協力プレー、内輪での相互紹介で成り上がった人

・40がなんか釣られた人、よくわかってなかった人、夢見てた人、カバーストーリーに乗せられてた人

・40がグレー、ブラックな方々

というのが実態でしょう。

特に、株式市場で言うところの

「仕手株」

みたいなケースには要注意。

世の中というのは、いろんな人がグルになれば、

成功を捏造したり、

あるいは人を暗殺することが可能です。

ちなみにですが、

「BNFサクラ説」

というのもあります。

株トレーダー界隈で神のように崇められているBNFですが、

バフェットやソロスを凌駕するパフォーマンスなのに海外では全く取り上げられていないことや、

運用曲線の怪しさ、テレビ番組出演時の自宅の怪しさ、

これから、ネット証券黎明期に業界人がグルで演出して(俳優使って)

一般需要を喚起したカバーストーリーだと言われているのです。

「孫正義に運用を頼まれた」なんていう逸話も怪しすぎるでしょう。

SBI北尾と絡んでいたのもなんか匂う。

実際、世の中で出ている胡散臭いマネー雑誌とか、やばい金融商品勧めるFPとか、バックに金融業界がスポンサーとしてついてますからね。

今のyoutuber観てもわかる通り、

ネットはヤラセ・仕込みで溢れてる。

Amazonのレビューすら買収されてる。

インスタでインフルエンサーが企業に頼まれてステマしてる。

他にも、ビジネス書コーナーに行けば、

・なぜ私は成功したのか、的な本

・ビジネスノウハウ系の本

・潰れそうな企業をV字回復させた的な本

が所狭しと並んでいますが、これらもたいてい、カバーストーリーであることが多い。

例えば、ありがちなのが著者が現在コンサル会社を経営、みたいなケースですね。

これはもう、営業目的の出版。要は、本だけでは完結していない。

ゴーストライターがチャチャっと書いてるケースもあるしね。

そもそも、1000円、2000円で

「The truth(真実)」

を掴もうなんて、舐めてるでしょ。笑

メディアに取り上げられてるから、とか関係ないですからね。普通に詐欺師がテレビに出たり、六本木で堂々と広告打ってたりしますよ。

あとありがちなのは、

「成功者!成功談!」として出てくる人、

その裏に出資者というかパトロンだったり、共同創業者がいて、

そのうちの1人が

「看板役」

みたいな感じで表に出て

積極的にPR・広報しているけれど、

実際はその裏の側が重要だった、みたいなケースもあります。

世の中の成功ストーリーって注視が必要です。

真っ当な世界でもそう。

外資コンサルとか外資金融の人って、

「私がこのプロジェクトを手掛けました!」

ってな感じで表に出てくることはないですけど、

それは彼らがNDA(秘密保持契約)を結んで仕事をするからで、だから高給でもあるんです。

「高給あげる代わりに君のクレジットは出せないよ」

「高給あげる代わりに、君の制作物は誰かの制作物として吸い上げられるよ」

みたいな構造ってある。

ある仕掛け人・引き立て役の背後で、活躍している人がいる。

外資金融・外資コンサルが高給なのは関わったプロジェクトに自分の名前を出せない、クライアントサービスなので黒子に徹しないといけない。

世の中の成功談には、実は裏で名前を出せず関わっている人がいる。

(1)「私が成功者で私がこうやって成功しました!」と表に出るが、裏に人がいる

(2)裏にいる人たちはたんまり儲けているがその代わり名前・クレジットが出ない

これなんか、二重のカバーストーリーでしょう。

 

 

 


===

西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

「人生を変える」にフォーカスしたブランド
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。