人生ゲームの基本設計

 

Σ:「結婚して幸せになる」以外は全て叶う身も蓋もないメルマガ
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いきなりですが、これは日本に住んでいる限り、全ての人に関係があることだと思いますが、

日本の将来はかなりヤバイです。

 

これ、もう聞き飽きてると思います。

 

ただ、具体的にどうヤバイのか、ということを今から丁寧にご説明しますので、暇つぶしがてら聞いていってください。

(そしてその話は、抽象的なマクロ論に終わらず、あなたの利益やメリットに直結するミクロ論にも接続されます)

 

 

 

結論から言うと、

・あなたの貯金は半分くらい国に奪われる可能性がある

・あなたの将来の生活費は、現状水準を維持するために二倍のコストが将来かかる可能性がある

ということです。

 

 

 

少子高齢化ってよく言われますよね。

 

 

1980年代、日本の平均年齢って何歳だったのか、ご存知ですか?

「普通の日本人」が大体、どのくらいの年齢だったのか。

 

 

実は、30歳前後でした。

 

 

それから、およそ40余年の時が流れました。

 

 

今、日本の平均年齢って、何歳ぐらいだと思います?

 

 

・・・・・・。

 

 

50です。

50歳です。

男女ともに、50です。

 

 

50歳がどういう年齢か知ってますか?

 

 

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結論から言うと、棺桶に入るまでのストーリーがほぼ確定する年齢です。

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50の段階でどうあるかで、どう死ぬかもほぼ決まります。

 

 

人生80年時代とか、

人生100年時代とかよく言われますが、

実質、その半分しかありません。

 

 

生涯未婚率っていう数値、あれは50代を基準に算定されます。

50代で独身の人は、以後の人生で結婚する確率が統計的に絶望的なので、50で独身だったら死ぬまで独身(新規結婚はない)という数学的な理由で、50代独身=一生独身と推定されます。

 

これは主に男性の話で、女性は35歳から新規結婚が統計的には絶望的です。早いです。

 

統計的には、

結婚という観点で言えば、

「男50歳=女35歳」

がデッドラインでしょうか。

 

ちなみに、女性の「閉経」の年齢は50.5歳ぐらいです。つまり50は生理も終わる年代です。

 

 

・・・・・50代ってそういう歳です。

 

 

50歳の免疫力というのは、

5歳とか6歳くらいと同じ水準です。

小学校低学年ぐらいの体の弱さです。

 

 

50m走のタイムも、

50代は小学生と同じくらいです。

 

 

つまり、「肉体的に終わってる」わけです。

 

 

ゼロから仕事を探そうとしても、コネとかツテとか無いと厳しいと思います。

 

 

当然ですが、

「新しいこと始めるのに年齢は関係ないよね!」

と意気揚々と就職活動をするとひとまわり年下の面接官に

渋い顔されて、最悪、めちゃめちゃロジカルに詰められて、撃沈するわけです。

 

 

余談ですが、ED(勃起不全)の初診年齢で

一番多いのはもっと早く40代です。つまり、40代からチンポが勃つかどうかも怪しくなるのです。

 

 

 

・・・・・・そもそも、40代からは毎年の人間ドッグも推奨されます。

 

 

 

正直、「50代の状態から、死ぬまでのシナリオ」がほぼ高精度で予測できるぐらい、もう人生の動かしようが無い年代です。

 

 

50代というのは、また、転職も絶望的です。

ある意味で、人生がほとんど決まっている、ここから動かしようがあまり無い世代です。

 

 

 

体力的な期待はもちろん、

長期的な貢献も見込めないので、

これまでの積み上げ・実績としての

・リーダーシップ、マネジメント力

・特定のスペシャリティと、特にこれを組織全体に浸透させる力

などが無いと価値は無いでしょう。

 

 

そもそも、

会社では45歳から

出世できなかったサラリーマンたちが

早期退職の対象になります。

 

 

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【人生ゲームの基本的設計】

・50歳になるまでに定年まで逃げ切れる体制を構築していないとゲームオーバー

(社会保険料をサラリーマン生活で払い続け、かつ、50歳の段階で定年まで逃げ切れる算段がついていたら、老後の世界は年金でギリやっていける)

・50歳までに、その年齢でも転職されたりオファーを受ける有名人や能力がある人になっていないとゲームオーバー

・50歳までに、死ぬまでのお金を貯めるか、死ぬまでのお金を生み出す仕組みを持っていないとゲームオーバー

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そして、日本の平均年齢は、50歳です。

 

 

 

日本の平均ピーポーは、キャリア的にも、フィジカル的にも、セックス的にも、色々終わった世代なのです。

 

 

 

世の中の売れてるものとか、

視聴率を稼ぐものとか、

支持される政治とか、

そういう「数の論理」はこの、50歳という年齢が回してるんだ、ぐらいに思っておいた方が良いでしょう。

 

 

 

この年齢が、今の日本の「普通の年代」になっています。

平均年齢50歳ってそういうことです。

 

 

当然、世論はこれを反映します。

 

 

「テレビが面白くなくなった」

「若者がテレビから離れてyoutubeに夢中だ」

「テレビでエロコンテンツを流せなくなった」

「テレビでこういうネタを流したらおばさんからクレームが来る」

 

というような事象の背景には、こういうことがあるわけです。

 

 

一番わかりやすいのが、政治です。

政治というのは、「1人1票」の世界です。全員平等です。

あと、生々しい話として、政治は献金で動きます。

 

 

ですから、

・献金をたくさんしてくれる人

・年寄り

の意見に合致する形で世の中の政治は動いていきます。

 

 

当然、50代を過ぎると、

子供とか孫とかいない限りは、

「もう俺ら、私らの人生なんて終わってるのだから将来なんてどうでもいい」

と半ばヤケクソになっても仕方がありませんし、

こういう人たちが最大の票田なので、政治もこれを反映します。

 

 

 

これだけ平均年齢が上がった世の中、

つまり、子供が減り、年寄りが増えている世の中。

新規出生も90万人割りました。

年間、赤ちゃん100万も産まれてません。

 

 

この前、年金事務所でびっくりする票を見せてもらったんですけど、

今、私たちは月額で1万6500円ぐらい国民年金(1階部分)を取られていると思いますが、

なんと平成元年は月額8000円だったんですね。

昭和50年代(1975年〜)とかは、なんと月額1000円台です。

 

 

今、年金をもらっている層と、払っている層の間には、億単位の年金格差があると言われています。

億単位で損してる。

つまり、「日本で若者」として生まれた時点で、辛いゲームなのです。

 

 

年金の値段も、今後はもっと上がっていくでしょう。

 

 

 

・・・人口ピラミッドってありますが、

昔は年寄りが少なく、若者が多いという三角形型だったのが、

今は年寄りが多く、若者が少ないという逆三角形型にシフトしています。

 

年寄りを若者が支えるというのはどこの社会でも同じですが、

昔は10人で1人を支えていたようなものが、2人で1人、将来的には1人で1人、あるいは2人・・・・

みたいになるわけです。

 

シンプルに考えてみてください。

現在、日本では生涯未婚が男性なら25%、女性なら15%ぐらいいて、

結婚してる人たちでも子供を産まない人がいて、

平均的な家庭ではお父さん・お母さんの2人から「子供2人」が生まれていません。

 

 

ですから、

時が流れるほどにどんどん厳しい構図になります。

 

 

ひたすら、逆三角形を極めていきます。

 

 

わかります?

お父さん・お母さんを支える人数は最低、2人なのですよ?

国民の100%が結婚し、2人産まないと、現状維持すらままならない。

 

これを、結婚してる家庭すらできてない。

そして結婚する数が減ってる。

 

 

 

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年寄りを、若い世代が支える関係、これの悪化が目に見えてわかるでしょう。
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年々苦しくなります。

 

 

テクノロジーが解決するという反論もありますが、多分、それは無い。

 

 

考えてみましょう。

 

 

年寄り夫婦2人が、月に必要とする生活費が例えば30〜40万円だとしましょう。

これが、半分になるようなイノベーションが社会的に起こらない限り、

その負担はそのまま若者世代が背負うことになります。

 

 

年寄りを若者が支えるわけですからね。

 

 

一人暮らしの生活をしたことがある人はわかると思いますが、

基本的に生活費というのは、

・家賃

・食費

が過半数を占めます。

 

現役世代の頃より実額を切り詰めても、

そのほかの衣服費なども下がっているでしょうから

結局割合としては食費、家賃が大きいことは変わりないでしょう。

 

食費に関してですが、

江戸時代くらいまで、日本人の9割ぐらいは農民だったのですが、

農業従事者は、技術革新が進んで現在は3%ぐらいの割合しかいません。

農林水産業自体の従事者が少ない。

 

 

すごく無いですか?

急速に農業をやる人が減った。つまり、人が少なくても回るような技術革新が進んできた。

 

 

これぐらい、技術は進んできた。

食糧生産は進化してきた。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

逆に言えば、今の時点で、もう、3%が農業する程度で足りるレベルで進化しきってるのです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

9割が農民をやらないと回らなかった時代から、

3%で足りるようになったのです。

 

 

まさに、この状態で、現在の食費の物価が今のような感じです。

 

海産物も、ここ2〜30年ぐらいで

かなり養殖の割合が増えていて、倍どころじゃなかったはずです。

 

 

それで、今の食費がそんな感じ。

 

 

しかも、不都合なことに?

中国人たちが寿司や刺身の旨さに気付いてしまい、

あの人口の人間が「SUSHI!」「SASHIMI!」と言っている。

いや、世界中がそんなノリ。

魚の奪い合い。

ご存知のように、鰻の値段も上がってますね。

 

 

物価、食費、どうなりますかね。

 

 

 

これが半分以下になるソリューションが今後起こるでしょうか。

食費が安くなるイノベーションが起こるでしょうか。

 

考えにくいでしょう。

 

国際電話とかはすげー安くなった、というか無料になりましたけれど、食事の値段はむしろ上がってるくらいです。

昔と比べて、若者は良い食べ物を食べられていない、なんていう話もあり、

最近の若者の平均身長はおじさん世代を下回ったという衝撃的なニュースがありました。

 

 

日本人の平均身長って、戦後、食環境の改善と共に伸びてきたんですけど、このトレンドが反転したんです。

 

 

理系の基本常識として、

エネルギーというのは循環していて、

自然の摂理というかサイクルの中で、

技術的に介入することで生産性を高めてきたのですが、

今後、地球の人口が増えること、食料や水に関する需要逼迫することを考えても、

そうそう食料品の生産性が上がるとは思えません。

 

通信費は、LINEやkakaoの登場でとっくの前に無料になっています。

アパレルに関しても、ユニクロがとことん価格破壊しきっているでしょう。

 

 

今の40代以上の人から言わせれば、

「服は馬鹿みたいに安くなった」

って感じなはずです。

 

 

今後、日本は人口が減っていくので、不動産が余って値段が安くなると思われがちですが、

人口が減っていくと、都市に人口集中します。

秋田みたいな田舎はただでさえ田舎ですが、2015年を基準点としたときに、2045年には40%人口減になるとされています。

 

インフラやら、医療やらを分散させるのは大変です。

ですから、

機能はどこかにより集中させるでしょう。

 

 

だから、相応の暮らしができる地域は地価はそんなに下がらないでしょう。

全体としては人口が減ってるのに、

部分的には集中していく。

 

 

僻地に年寄りが散在して住むのは良いでしょうが、都市部は仕事の関係もあって人気が殺到して、生活もまぁまぁ大変でしょう。

 

 

家賃は、下がるところは下がり、上がるところは上がる。

 

 

高齢者の本質は、

「自分の周りのことを自分で出来ない」

「誰かの支えが必要」

でしょうから、

姥捨山でも作る勢いじゃ無い限り、

そんなに僻地にほったらかしというのも考えにくい。

 

 

そんなに彼らの家賃も下がるとは思えない。

 

 

 

・・・・・つまり、この構図を考えると、どんどん若者に負担が転嫁されていくのは目に見えているわけです。

 

 

 

話はこれだけでは終わりません。

日本政府の歳入(税金で入ってくるお金)は60兆円ほどですが、

支出が90兆円ほどあります。

(最近それぞれ10兆円ずつ増えたかも?)

 

 

これは、普通の家庭で考えたら、年収600万円なのに、毎年支出が900万円あるという状態です。

ふつーに考えてやばい。日本政府はこれを、借金で埋め合わせているわけです。

 

 

そして、

日本政府の支出のうち、

3大コストが、

・年寄り

・地方への金配り

・過去の借金の精算

なのです。

 

 

悪化路線なのは間違い無いですよね。

 

 

 

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日本政府が財政破綻するとどうなるか

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を想像してみて欲しいのですが、

まず、基本的には民間から金を取り上げます。

 

例えば、企業や個人に対して、「貯め込んでる金の半分よこせ!」といった具合に、です。

しかし、企業は国の国力に直結してるので、いじめるとしたら個人をいじめるでしょう。

 

 

ただでさえ、大企業が税金を払ってない構図を見ればわかるでしょう。

 

 

これには、

・世界史

・日本史

の知識が必要なのですが、

基本的にユーラシア大陸の真ん中にあるような専制君主の伝統を持つ国家群ではなく、

日本、ヨーロッパのような国は、

君主がいて、

その下に諸侯と呼ばれる人間たちがいて、

君主から土地を与えられた諸侯たちが、下々の民を収めて、

・・・・というように、権力が分散階層構造になっていた歴史があります。

 

 

早い話が、「権力ダブルエンジン制」みたいな形で、

国の君主が諸侯たちに私有財産制や権利を保障するからこそ、

彼らは頑張って活動して・・・みたいな形で栄えてきたので、

その名残は今も続いており、政治家のような階層と大企業のようなところは持ちつ持たれつの関係です。

 

 

そもそも、昔はドンパチ戦争をやって、今は平和にやってる日本が、

国際的に平和な立ち位置を得られてるのは諸外国との経済的な結びつきがあって、

国としてはそれを邪魔するわけにはいきません。

 

 

ということで、「いじめるなら庶民から(ニッコリ)」ということです。

 

 

庶民から吸い取りながら、海外にはばら撒く。

まぁ、太平洋戦争までの歴史をおさらいするとしゃーないですよ、国際関係拗らせて地獄の道に行ったので、

現代日本は「国際関係で孤立することへのアレルギー」が政治家・官僚以下強く、ちゃんと歴史を学んできたお偉方の中で意識するポイントなのです。

 

 

日本の国際的な地位は経済、すなわち企業によるところが大きいので、

いじめるなら企業よりも庶民です。

 

 

財政がヤバくなると、庶民が狙われます。

 

 

それから、

円の価値を切り下げたりします。

円の価値を切り下げれば、過去の借金の額面も切り下がります。

 

 

通貨の価値が下がろうが、生産能力を持っている大資本・大企業群はそれほど困りませんが、

資産が貯金だけしか無い大多数のジャパニーズピープルは大ピンチです。

 

 

30年前の10000円を、

今の100円と等価にしてしてしまえば、

30年前の借金は1/100になります。

 

借金1億が、100万円になる感じです。

 

こうすると、当然、世の中の人たちのお金の価値も、1/100に目減りします。グレートリセットしよーぜー、と国が権力を発揮する。

 

 

 

こんなことを言うと、

少し前までは、「そんなことあるかーい!」

と思う人が多かったでしょうが、コロナショックを通して、身をもってわかったのではないでしょうか?

 

国が大号令をかければ、経済なんて一瞬で終わるのです。

 

 

 

そもそも、「死にもしないウイルス」でここまで騒ぎ、経済を止め、自殺者・失業者を出したのです。

この程度のウイルスで、ですよ?

 

 

マスクも一時期、すごい不足して、すごい値段になりましたよね。

 

 

 

んで、戦後すぐに、日本は預金封鎖・財産税を実施した実績があるのですよ?ここ100年以内の話ですよ?

 

 

 

お金の価値が下がるというのは、反対に、物の値段が上がる、ということを意味しています。

 

例えば今、100でコーラが買えますが、

お金の価値が、

「1/100」になったら、

コーラの値段(額面)は100倍になります。

 

 

日本円の価値がゴミクズになったら、

ゴミクズマネーに対してそうそう簡単に物品は売り渡してくれません。

 

 

 

貨幣の価値が下がっていく(=物価が上がっていく)ことを、「インフレ」と言います。

 

 

世の中には、

将来、日本円の価値が暴落するみたいな話をすると、

 

 

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そもそも物価が上がってないこの国で、

ハイパーインフレが起こるわけがない

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そもそも日本は長いデフレの中にあるんだけど・・・

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などと抜かす輩がいますが、

インフレとハイパーインフレを混同してるのです。

 

 

インフレとハイパーインフレは違います。

 

 

ハイパーインフレは、貨幣の発行体に対する不信で起こります。

日本円の発行体とは、日銀のことです。

 

 

ここで、猿でもわかる経済学講座です。

 

 

まず、

・政府

・日銀(日本円の発行体)

は別だということ、これは押さえておいてください。かなり重要です。

 

 

なんで政府が金を発行しないのかというと、

(なぜ政府と日銀を分けるのか)

政府は金が足りなくなって増税しようとすると支持率が下がるので、

貨幣を発行しようとしたがる宿命にありますが、

こうやって貨幣を好き勝手乱発したらどうなりますか?

 

例えば、今でも政治家連中はかなり税金を食い荒らしてますが、

政治家とか官僚連中が、汚職しまくって金を使いまくって、

「金足りねぇ!」

ってなって金を乱発したとします。

 

そしたら、海外から、日本円の価値はどう映りますか?また、国内の経済はどうなりますか?

 

 

金が無駄に余ってる世界ってやばいんですよ。

例えば、バブル期に建てられたリゾートホテル、とかね。

バブル期に、意味不明な場所に、意味不明なリゾートホテルが建てられて、

そのコストだけがひたすらかかってるっていう現実が今も残ってるんですけど、

そういうことになるわけ。

調子乗って実体経済が死ぬわけ。

 

 

MMTができないのはこういう理由です、財政規律が崩れちゃう。

 

 

法律の世界で、「三権分立」ってありますが、経済に関する「二権分立」が、政府と中央銀行を分けることでもあるわけです。

(そしてこの分けてることを無意味化するようなことをアベノミクスがやりまくりました)

 

 

 

ものすごく簡単に言うと、

月のお小遣いが5000円の中学生に、

来月からいきなりお小遣い500万円あげるとどうなると思いますか?

やばいことになるでしょ。腐るでしょ。

 

 

ヤンキー中学生に月500万あげたら?更生しないですね。暴走しそうですね、余計に。

 

 

大学生でも良いですけどね。

本業辞めちゃうでしょ。勉強しなくなるでしょ。

 

 

無駄に金がジャブジャブしちゃうと、産業が腐るんです。

 

 

まー、そんな感じで、政府と日銀は独立してます。

だから、

「政府が財政難なら、政府が金を刷れば良い」

とか言ってる人間は、この辺をシカトしています。

もちろん、ある程度、金を供給して経済を刺激するのは大事ですが・・・・。

 

 

さて。

昔、お金(マネー)は、金(ゴールド)だったんですけど、

1971年のニクソンショックから、

「マネーとゴールドの交換はやめました」

という制度になりました。

 

 

正確には、日本はもっと前から金本位制を廃止してたのですが。

 

 

ゴールドが昔から重宝されてきたのは古代エジプト時代とかあの辺りから既にそうだったんですけど、

(紀元前350年とか?)

ゴールドというのは希少なもので、採掘量が限られていて、ピカピカしてて、加工が容易で、

腐らないし、保存に便利だし、

とにかくなんか便利だったわけです。キラキラしててイけてるし。

 

ゴールドは希少である、ということが

価値の源泉だったんですけど、

世界史に詳しい方はわかると思いますが、

基本的に世界の歴史というのは、古代エジプトらへんから、大航海時代の前ぐらいまでは大して進歩してないんですね。

日本史もそうですね。中臣鎌足がなんとかという時代から、織田信長あたりの時代まで基本変わってない。

殺し合い。ただの資源の奪い合い。地位の奪い合い。

 

 

ところがまぁ、産業革命みたいなのが起こってから、

急速に生産能力が高まりました。

この生産能力の向上と、ゴールドの量のバランスが取れなくなっちゃったんです。

 

 

これって、デフレって言うんですけど、

デフレの場合、物が売れないので、経済回らないから困るわけです。

 

 

流通させられる商品の量に、金の量が見合ってないから経済が回らない、と。

 

 

その限界が来て、1971年に

ニクソンショックが起こってから、

マネーにゴールドの裏付けがある時代は終わったんですが、

ここに問題がある。

 

 

つまり、昔は、ゴールドという、

世界的に価値が認められて、偽造もできない、採掘量が限られた自然資源に価値があるとして、

これが交換の仲介を果たしていたわけですが、

マネーの採掘量を遥かに凌駕するレベルで人間の生産力が上がってしまい、

バランスが取れなくなってゴールドが不採用になり、今度は人間が勝手に作って採用した紙切れに価値がある、となったら、

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人間が紙切れの量のコントロールをミスったらやばいことになる

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時代が来ちゃったわけです。

 

 

紙に印刷したものを「いくらの価値があります!」と言って、

紙幣として流通させる時代が来てから、本質的に経済は不安定な構造だった。

 

 

イメージとしては、

昔の司法制度改革で、政治家が失政で弁護士増やしまくって、

ハイソな仕事だった弁護士が、一気に貧乏人が増えたのと似てます。

会計士も昔、2013年くらいかな?増やし過ぎてバブったんですよ。

 

 

これのマネー版。

 

 

で、実際、これをミスった国は歴史的に現れました。

 

 

 

・・・・・・・でね、

何がやばいかって、

____________

今の日本が、このミスをもうやらかしてしまった

____________

 

状態にあるってことです。

 

 

 

財政ファイナンスって言うんですが、これを安倍晋三と黒田日銀総裁がやらかしてくれました。

これね、国の借金(国債)を日銀に買わせるやつで、

要するに事実上、

______

政府が金を乱発してるのと同じ
______

状態なんですよ。

 

 

これで、日本政府は、金を株式市場にぶっこんだりしたわけ。

 

 

安倍になって株価上がったよね。

 

 

失われた何十年とか言われてるのに、「いつ以来の株価高値!」とかおかしいでしょ???

 

 

 

世界の中央銀行で、金融政策目的で株買ってる中央銀行なんて無いんだけど。

どれだけ官制相場なの。

 

 

それから、日銀は金融緩和といって、

金のバラマキというか供給をやったのですが

日銀のバラマキはいきなり市中にばら撒くのではなくて、民間銀行に金を供給します。

 

 

で、民間銀行は、

金があるので、

これを貸したいと思うわけです。

 

 

ところが、金を借りて事業したいと思う奴がいない。

日本の未来は暗いから。

 

 

そうなってくると、銀行から金を借りようとする人たちは、

偏りが出てくる。

例えばサラリーマン大家とか。

銀行も金がジャブってるから、「未曾有の低金利時代!!」とか言って、

エビ偽造して銀行から融資引き出しまくったりとか。

 

 

これと不動産バブル、不動産がらみの事件との関係を見抜けたらさすがですね。

 

 

つまり、株と不動産に、

おかしな動きが起こった。

 

 

アベノミクスは、これと、

あと、オリンピックと、

オリンピックに伴う財政出動、具体的には建築バブルで経済を引っ張ろうとした。

 

 

トリクルダウンとかよー言ってましたけど、

要するに、一部を無理矢理にでも潤せば、

そっから溢れるようにして金回るだろ、、、って発想。

 

そーゆー銀行の状態をチャンスと見た大企業が、

銀行から金をガツンと引っ張ってきて、

大博打に出てますね。

わかりやすいのはソフトバンクとか。

アパホテルとか。

 

 

国の経済力を測る指標にGDPというのがあるのですが、

日本はこのGDP対政府債務が先進国中最悪です。いや、世界トップクラスで最悪。

簡単にいうと、個人で言えば年収と借金のバランスが最悪だと思ってください。

 

 

え?これ、いずれ破綻しますよね?

 

 

そうなんです。破綻します。

 

 

しかも日本の経済成長率は、先進国中、最悪ですよ?

知ってます?

 

 

でね、これをね、過去に破綻したギリシャと比べて「大丈夫だ」と言う輩が、政治家にも民間にもいるんです。

ギリシャの借金は国外だったから、日本は国内で賄ってるから大丈夫だ、というやばい輩がたくさんいる。

その筆頭は麻生太郎ですね。

 

簡単に言うと、

金を刷って解決するというのは、

毎日タバコ吸って酒飲んで、ゴロゴロしてるデブニートに

お小遣いをあげるようなもので、どんどん悪化していきます。

 

 

日本の実体経済は腐ってるわけ。

これをバカみたいに延命してきたわけ。

 

 

植物人間をただ生かしてるみたいなもん。

 

 

経済成長しない。

税収増えない。だから増税は今後もしていく。

少子高齢化だから歳出は増える。


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

新たなるハイクラスエリート層はここから生まれる
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。