どうもこんにちは。
今回は、学歴について語りたいと思います。
学歴の真実、というのは、学歴が決まる18歳までに知ることは難しいと思います。
親が優秀であったり、親戚に優秀な人がいれば、なんとなく「高学歴が良さそうだ」とか「学歴が無いと厳しそうだ」ということがわかるでしょうし、周りに駆り立てられることもあるかもしれません。
しかし、そうじゃない人は、周りの環境もあって低学歴に甘んじることがあるかも。
高学歴がどのラインから高学歴なのかわかりませんが、最近、私の知人である以下の2名の大学の学生
- 立教
- 慶應
が面白いことを言っていて、
そんなに勉強が好きでも無いし得意でも無いし、何ならやりたくも無いし、頭も良くは無いけれど、家が厳しい、周りのプレッシャーが厳しい
みたいなことを言っていました。
周りのプレッシャーというのは大事だと思います。
周りが無理矢理自分を誘導してくれることで、救われることはあると思います。
結論から言っておくと、就職するなら学歴はすごい大事です。
結論から言います。
就職するなら、学歴はすごい大事です。
なぜなら、働いたことが無い学生を採用するにあたり、まともな評価指標が学歴しか無いからです。
ここで、一瞬でわかる学歴の重要性を語ります。
東京大学の学生は、何人いるかご存知ですか。
Google先生に聞くと、28,000弱だそうです。少しデータは古いですが。
京都大学は23,000弱、慶應は約33,600、早稲田は約52,000とありますね。
一橋大学は6382、東工大は9802とあります。
「東京一工」+「早慶」で、概算で15万2800人ぐらいいます。
大学が4年間だとして、それぞれの学年の人数が等比だと仮定して4分割すると38,200人ぐらいいるわけです。
「早慶上智」とよく言いますから、上智も足してみましょう。14000割る4でいきますけれど、3,500。ですから、41,700です。
さらに、旧帝大と呼ばれる大学の人数も足してみましょう。
九大、阪大、名古屋大、東北大、北海道大学で合計、94,976人いますね。ざっくり95,000人だとして、これも4で割ると23,750人くらい。
親戚に神戸大卒の人間がいるんですけど、彼曰く「神戸大はエリート校だ!」とのことですので、これも加えておきましょう。
神戸大を4等分した数字(約4,100)も足すと、27850人。
ですから、69,550人。
高学歴層だけで、毎年、このぐらいの数が就職戦線に出てきます。
だいたい、現在の日本だと、同学年で100万人ぐらいいますから(最近、出生数が90万人台に到達したと話題になりましたね)、上位7%ぐらいの優秀層が毎年出てくるわけです。
GMARCHと関関同立も加えてみましょう。
- GMARCHの約32,500人
- 関関同立の約27,900人
を割る4した数字(15,100)も足すと、84,650です。
・・・・・となると、同学年の上位約8.5%ぐらいですか。
大学に行く人たちを50万人としたら、上位17%ぐらい(大学生のうち)の人たちですね。それが高学歴と言われるわけです。
東京一工+早慶上智+旧帝大に限定すれば、大学生のうち上位12〜3%ぐらい。
そのほかにも著名な大学はありますが、まぁ、このぐらいにしておきます。
企業はどのくらいあるのでしょう?
大企業は1万1000社ぐらい、
中小企業は380万9000社ぐらいあります。
採用はどのぐらいあるでしょうか?
新卒採用数でトップなのが、三菱東京UFJで、年で950人採ります。
10位の三井住友銀行が650人ぐらい、
40位のソニーが400人ぐらい、
80位のゆうちょが250人ぐらい、
・・・・・とまぁ、こんな感じです。
詳しくはこちらをどうぞ。
https://toyokeizai.net/articles/-/252280?page=5
で、ここからなんですけど・・・・・
人気企業の倍率がすごい
3年くらい前のデータですけど、就活戦線の人気企業倍率を覗くとこうなっています。
倍率2750倍:明治
倍率500倍代:蝶理、森永乳業
倍率400倍代:ビジョン、チュチュアンナ
倍率300倍代:味の素ゼネラルフーヅ、ヤクルト、文溪堂、カゴメ、帝人
倍率200倍代:日本化学工業、ノバレーゼ、オルガノ、サントリー、ハウス食品、味の素、NTTソフトウェア、クラレ、東映、丸紅エネルギー、東武鉄道、味の素冷凍食品、日本車両製造、読売広告社、東レ、川崎汽船、三谷商事
倍率100倍代:東海テレビ放送、WOWOW、KADOKAWA、キーコーヒー、讀賣テレビ放送、京王電鉄、三井住友カード、クレハ、曙ブレーキ工業、アサヒビール、デサント、日本信号、松竹、昭和産業、敷島製パン、千趣会、JFE商事、日本ケミファ、瀧定大阪、国分、DMG森精機、三菱レイヨン、ヤギ
トップの明治の2750はやばいですね。
限られた枠の人数の2750倍が応募するわけです。
書類がドサっと来てしまう。
人気の高い企業は、
- 給料が良い
- 福利厚生が良い
という傾向にあり、人気が無いところはその逆の傾向です。
就活の時期になると誰もが知ることですが、有名大学に入るよりも企業に入る方が大変です。というのは、有名企業というのは、私立大学(GMARCHあたり)で15倍、20倍の入試倍率になると話題になるくらいだからです。つまり、大学入試なんかよりも就活の方が門が狭い。
企業に入る倍率は入試を遥かに超越します。
人気企業の倍率の高さを考えれば、人気企業に応募する人は学歴があることが当たり前で+αをたくさん持っている人たちが殺到するということです。ですから、低学歴なんか当たり前のごとく入れるわけがない。
求職者、一人一人をしっかり見ていく云々の前に、
高学歴であることが当たり前で、+αがある人たちがごそっと集まる
ということです。
もちろん、倍率というのは、所詮、限られた枠にどのくらいの人数が殺到するかであって、
- 諦める人
- いけそうだと思って応募する人
などいろいろいますから、倍率が高い会社がシンプルに入社が難しい会社というわけではありません。
つまり、低学歴は人気があるところに行けない
さぁ、どんなことが読み取れるでしょうか。
つまり、低学歴の人たちというのは、
「人気があるところには行けない」
ということがわかると思います。
- 知名度がある
- 給料や福利厚生、待遇が良い
- 安定している
というような、多くの就活生が狙うところには行けないのです。不思議なことに、知名度があって人気がある企業に、知名度があって人気がある大学の人たちが集まるということで、似た者同士のマッチングが行われているとも言えます。
逆に言えば、
- 知名度がない
- 人気が無い
大学を出た人たちは、就職先も同じようになってしまう、ということなのです。
例えば、
- 全く新しい産業
- 将来どうなるかわからない会社
- 不安定
- きつくて人気が無い
- 給料が安くて人気が無い
- 福利厚生が充実していない
などでしょうか。
これらが低学歴の土俵と言えるかもしれません。
見方を変えれば、高学歴はエスタブリッシュされた世界に、低学歴は新しい世界に飛び出てください、ということでもあるでしょう。
低学歴というのは、まずはこれを理解しなければなりません。
そもそも、高学歴が集まる会社というのは、中にいる人たちも高学歴であり、高学歴であることが当たり前ですから、そこを志望するなら、「貴方はなぜ高学歴では無いのですか?」という質問に耐えうる答えを持っていなければなりません。
ただし、低学歴でも大企業には入れないわけでは無い
私がここまでで言った「高学歴」とは、有名大学や難関大学です。
このランクやレベルをどんどん下げていくと、数は増えていくと思います。
究極的には「大卒」を「高学歴」とみなす見方もできます。
今、日本人の大学進学率は50%〜60%ぐらいなので、同学年人口を100万人とすると、1学年あたり大学生というのは50万〜60万人ぐらいいるわけです。
「高学歴」のハードルをとことん下げて、
大学を出た人
というゾーンにすると、50〜60万人の人間が高学歴に該当します。
(まぁ、今時、大卒=高学歴という見方はありえませんが)
大企業というのは、1万1000社ぐらいあると言いました。日本では、企業規模が大きい会社(人を多く雇っている会社)の方が、給料が高い傾向にあります。多くの人を雇えるぐらい体力があるから、給料も高めということですね。
ですから、それなりの規模がある会社に入って、それなりの給料をもらうことは大卒という枠組みなら容易だと思います。企業規模がしょぼいと、下がる傾向があります。
高卒・専門卒であっても、スキルがあるとか、有名な学校を出てるとかで大きな会社に入っていくことはできます。
ちなみに、東大卒の平均年収は600〜730万円ほどだそうです。
中小企業に入るとどうなるか?
中小企業に入ると、給料が少ない傾向にあります。
仮に中小の給与水準が嫌で転職したとしても、前職の給料水準は引き継がれる傾向にあります。また、中小から大企業に移るのは困難でしょう。
中小企業で給料を上げていくにはどうしたら良いでしょうか。部長レベルにまで上がれば、年収800万円ぐらいはもらえるところはちらほらあると思います。ですから、入れそうなところで出世競争に励むことになるわけです。
ただし、部長になれる確率は0.5〜3%ぐらいでしょう。課長になれるのは7~8%ぐらいじゃないでしょうか。
世の中のビジネスというのは、大きく分けて
- 資本集約型産業
- 労働集約型産業
- 知識集約型産業
となっており、知識集約型は入り口の段階で高学歴の人や実績のある中途採用者で埋め尽くされていたりします。また、資本集約型産業に関しても、大きな資本を動かす分、一人当たりの資本装備率が良いが故に社員一人の稼ぎが良かったりして労働環境が良かったりするので人気が集中します。
結果的に、労働集約型産業の方がガランと空いたりします。ですから、物凄くハードに労働することが求められる業界で、出世競争に駆り立てられるかもしれません。そもそも、中小零細の時点で、なかなかスケールできないビジネスモデルかもしれません。
- 忙しい
- 休めない
- 給料が高くない
という場所かもしれません。
そうなるとしんどそうですね。
学歴が無くても、出世すればオーケーです
低学歴の人がどうしたら良いのか。これに関して結論はこうです。
簡単に言えば、学歴が無くても、自分が置かれた場所で突出できる人はどうにかなります。それなりの道が拓けます。
平均に甘んじない人です。
その世界で伸びていき、上の方に行けば良い待遇があるというのはどこも一緒です。ただし、低学歴の場合は、
- その過程がしんどいかもしれない
- 天井が低いかもしれない
という制約がかかるかもしれないよ、ということですね。
中途採用によって道が拓かれることもあるよ
良くも悪くも、学歴というのは「採用まで」です。
仕事に就いてからは、「仕事ができるかどうか」の世界です。もちろん、年収がイコール「その人の仕事できる度合い」を表しているとは限りません。大きなお金が入ってくる業界・利益率が高い業界もあれば、そうじゃない世界もあるからです。
ただし、突出した仕事ぶりを見せる人は、そこで得たスキルや実績を買われて、他の場所に移ることもできるのです。
ですから、学歴関係なく成功したいという人は、とにかくめちゃくちゃ働いて突出すれば良いのです。
勉強を頑張らなかった・頑張れない事情があったのなら、仕事をしてからは頑張りましょう、ということですね。
有名大卒、Fラン大卒、高卒の実際の能力差はいかほどか?
では、有名大卒、Fラン大卒、高卒の実際の能力差はいかほどでしょうか。
これに関しては、「家庭の事情」「環境要因」も大きいので、全て本人・個人に帰責できるものではありません。
また、教育ママ・お受験ママの例を見てもわかるように、親が熱心に金をかけて教育環境を整備したかどうかなども関係してきます。例えば、政治家の鳩山家の場合は代々東大卒を輩出していますが、ずーっとおうちに、凄腕の家庭教師がつきっきりで、なんでも教えてくれたそうです。家庭環境の差は大きい。
まず、確実に言えることは、
- 国語
- 数学
- 英語
- 社会
- 理科
など、学校で教えられる分野に関しては、高学歴陣は膨大な時間を勉強に捧げており、しかもテストで高得点を取っているのですから、「教科書的な内容」に関しては、低学歴層より高学歴層が知識を持っている傾向にあります。
これは誰もが認めるところでしょう。
テレビなんかでも、高学歴陣がクイズ番組に出ていたりしますが、彼らの知識量というのは豊富です。
知識量が豊富ということは、どの点で差が出てくるでしょうか?
知的生産において差が出ることが多いです。
例えば、この二人を比較してみましょう。
ゆきりぬは横浜国立大学卒業、てんちむは中卒(定時高校中退)です。
二人とも、女性なので、
- メイク
- ファッション
- 恋愛
などはネタにしますが、ゆきりぬの場合、
勉強ネタ、知識ネタ、就活ネタなどもあるので広がりがありますね。
そして、ゆきりぬと仲が良いはなおなんかの場合は、もう、バリバリに知識量が活かされたネタがあります。
ただし、学歴関係なく、
- 何かしらの知識
- 経験
- ネタ
があれば、この手の分野でも活躍できるので、そんなに学歴が関係あるかどうかでいえば微妙なところでしょう。学校歴というよりは、学習歴が大事でしょう。
最近私が読んだこの本には、
日本人は大学受験までは勉強するが、そのあとは全くしない
とありました。
これがアメリカの大学教授から見た日本人の学習態度ですね。
腐らず、大人になっても学習し続けたり、自己投資する人は上に行けると思いますよ。
https://youtu.be/YWV5DR79e1g
さかなクンに関しては、
専門学校卒業後は、20歳の頃から聖蹟桜ヶ丘の魚類専門のペットショップで、1階では店舗の切り盛り、店舗の2階では寝泊りという形で、住み込みの雇われ店長として働く。働いていたある日、「1人では寂しいだろう」と、お客さんから猫(品種:エジプシャンマウ)を貰い、以後の16年間をその猫と共に過ごす[13]。
水族館や観賞魚販売店など、魚に関係するアルバイトを転々とし、寿司屋で働いていた時、店内で魚のイラストを描いたところ、それらを見た他店舗や企業から絵の依頼が舞い込むようになった。アルバイトを継続しながら兼業イラストレーターとして活動を始める。テレビのドキュメンタリー番組に出演したことで、株式会社アナン・インターナショナル会長の目に留まり、水族館での絵の展示などをサポートしてもらえるようになった。それ以降、魚専門のサイエンスライターとしても活動している。
2006年、東京海洋大学客員准教授に就任する。小学校の卒業文集に将来の夢として「水産大学の先生になることです。研究したことを、いろいろみんなに伝えてあげたいからです」と書いており、東京海洋大学の前身の一つは東京水産大学なので、夢を叶えたことになる。
ーwiki
とあるように、専門学校卒業でありながら、大学の客員准教授に就任しています。
役職の数は素晴らしいものがあります。
- 東京海洋大学客員准教授(2006年)→名誉博士(2015年)
- 特定非営利活動法人自然のめぐみ教室海のめぐみ教室室長
- お魚らいふコーディネーター
- 農林水産省 お魚大使
- 環境省「環のくらし応援団」メンバー
- JF(全国漁業協同組合連合会)魚食普及委員
- 千葉県立安房博物館客員研究員
- 千葉県館山市「ふるさと親善大使」第一号
- 「よしもとおもしろ水族館」研究員(神奈川県横浜市中区、横浜中華街)
- 新潟おさかな大使(新潟県)
- 文部科学省・平成23年版科学技術白書表紙絵・デザインコンクール審査委員
- 日本ユネスコ国内委員会広報大使
- 明石たこ大使(明石市)
- 山陰海岸学習館ギョギョバイザー(鳥取県)
- なぶら親善大使(静岡県御前崎市)
- 宮古島海の親善大使(沖縄県)
- “渚の駅”たてやま名誉駅長(千葉県館山市)
- 小笠原諸島PR大使[17]
- 農林水産省水産庁水産政策審議会特別委員に任命[5](2006年(平成18年))
- 「よしもと遊べる水族館 ギョギョギョ!パニック」研究員(埼玉県三郷市、ららぽーと新三郷内) – 2011年4月10日に水族館は閉鎖。
ーwiki
MITメディアラボの所長を務めた伊藤穰一さんなんか、大学中退しちゃってますけどね。それでも、アメリカ大統領と喋ってるような仕事してるんですから、素晴らしい。
一昔前だと、学歴が無いと、
- メディアに就職できない
- 本が出せない
みたいな感じでしたけれども、今となっては(旧来からのスタイルとしてマスコミに使われる芸能人・著名人になるのはもちろん)、youtubeやブログ、電子書籍などで世間に向けて情報発信できるようになっています。誰もが知的生産に関係した働き方ができるようになっています。
ホリエモンがよく、
大学なんて行かなくて良い、俺の時は情報がなかった、今、俺が若者なら行かない
みたいなことをよく言っていますよね。あれは一理あります。
しかも、今はハーバードなんかが大学の授業をオンライン経由で公開していたりします。ですから、大学を出るというのは、
- ネットワークを得る
- 大学を出たという客観的な証明を得る
- 大学に合格し、卒業したというプロセスにおける勤怠や学習態度を示す
というような効果はあれど、別に、大学や専門学校、高校など行かずしても、自ら学ぶということはできるわけです。
実は法律や税、経理、官公庁関係の仕事をするのなら、学歴は結構重要かもしれない
ただし、
- 法律
- 税
- 経理
- 官公庁
がらみの仕事をする場合には、学歴は重要かもしれません。
公務員や、公務員・官公庁との絡みがある部署ですね。
なんでなのかというと、日本の法律というのは官僚が作って議員が議決して公布されているわけですが、中央官公庁によって地方の官庁は統括・掌握されていますよね。彼らが、色々お触れを出したりするわけです。そして、このお触れに従わないといけない。
民間企業は、
- 法律を守り
- 税を納め
- 業界として官公庁との関わりや許認可等々が必要ならやり取りをして
というような活動をしているわけですけれど、常にお上の言うことをリファレンスしないといけない。
法律なんかに関係する仕事の場合は、法としてバシッと決まったものを参照しながら行う書類仕事がたくさんあります。経理や税金関係も同じことです。リファレンスしながら仕事を行う、書類を作るというのは「学校的」です。
要するに
- 教科書的なものに従い、参照し、覚え
- 教科書的なものと照らし合わせて書面を作る
- いろんなことを暗記する
みたいな仕事をさせられるような世界では、高学歴的な能力が要求されます。
基本的には銀行も、バリバリ行政に統括されており、親玉が金融庁、日本銀行ですから、学歴がものを言う世界です。ペーパーワークでしょう。銀行員に中卒とかいませんね。
企業にはどんな部署があるか
企業にはどんな部署・機能があるでしょうか。
- 総務
- 法務
- 経理・財務
- 人事
- IT
- 製造関係
- 生産技術
- 営業
- 広告宣伝・マーケティング
- 事業企画
- 経営
いろんな機能がありますね。
何らかの技術に関係したものだと理系的な知識が要求されるでしょうし(職人技的な要素が強いのであれば、職人的な仕事でしょう)、IT系であればその専門スキルがいるでしょう。アニメとか、グラフィックとか、映像とか、そういう専門性が強い世界ではそういう専門学校や専門キャリアを歩んでいる人たちがそのコースですよね。法務や経理、財務関係であればその分野の専門的な学習が必要ですが、大学において会計学や法学をやった人たちがやはり有利です。企画系には、学習歴・学歴はもちろん、経歴実績がある人たちが集まります。
広告宣伝やマーケティングに関しては、性質上、何らかのメディアを活用することから、企業内部に抱えるというよりは外注されやすいですね。アウトソース。広告代理店なんかがいて、彼らに仕事を振って彼らがメディアバイイングをしたり、クリエイティブプランニングをしたりするわけです。広告に関しては、「華やか」と思いがちですが、実際には地味な営業をしたり、華やかな部分を支えるための膨大な雑務や調整に追われます。テレビや出版関係の仕事を見ていてもわかるでしょう。例えば出版なんかだと地味な校正作業だとか色々あるわけですし、テレビはADなんかがとにかくあれこれ雑用に駆り出されていますね。広告の世界はクライアントファーストでひたすら営業をしている。広告費なんて、何かあったら真っ先に削られちゃうわけですからね。
・・・・・こうやって、いろんなことを考えていくと、高学歴が有利になりやすいのもわかる気がするでしょう。というのは、技術に関しては理系的な人が強いし、高学歴として知識の土壌が豊かである人たちが頭脳に近い領域に行きやすい。要するに、「ホワイトな業務」「肉体労働度合いが低い業務」につきやすそうだということがわかるとおもいます。彼に、社内に低学歴Aと高学歴Bがいたとしても、社内の雰囲気とか空気感的に、高学歴Bに知的な仕事は任せよう、という感じになりやすいでしょう。低学歴Aが自分の中にある知的なものをアピールしようとしても、その方法に欠けるというか、シグナルが無い。
学歴が無い人は、
- 証明が難しい
- 偏見を覆す分の余計な労力がかかる
という点で、「評価される」ためには、実はコスパが悪い道を歩まざるを得ないのです。
どちらにせよ、大人になればなるほど業界的な知識、職歴が大事です。
どちらにせよ、大人になれば、例えば転職なら転職で、
- 職歴
- 業績、実績
- スキル
みたいな、仕事に直結した部分が問われてきます。何をやってきたのか、何ができるのか、何を知っているのか、何に詳しいのか。
これは単に知識に限らず、どこどこの会社はどういう社風だとかとか、どこどこの会社の●●さんを知っているだとか、どこどこの会社はどういう傾向があるとか、この業界はどういう競争状態にあるとか、この業界はどういう歴史があるだとか、この商品はどうだとか、あそこの経営成績はどうだとか、あそこの何処が凄いとか・・・・
そういう、仕事していれば、普通に頭に入ってくるような、その業界の知識、その業界にいることで見えてくる視点や情報、そういった総合的な部分です。そういうものが長けてる人が重宝されます。
特によく言われるのは、40代からは「誰を知ってるのかが大事」という話です。know howよりもknow whoだ、みたいな話です。これは、同世代や近い世代の人たちが、各界で力を持つようになっているからです。会社の若手・実動部隊として、ガリガリとやっていた時にできたコネクションみたいなものが、時間が経つに連れて重要になってくるわけですね。
そして、この時期になるとますます、「学閥」が意味を成してくるので学歴が重要になってくる。というのは、高学歴人材は人気世界に多く集まっていることが多く、人気世界というのはそれなりに上手くビジネスをやっているわけです。何より、官庁には高学歴が多い。そして、高学歴がどんどん出世していくとなると、学閥というか、学生時代のネットワークみたいなものが重要性を増してくる。また、高学歴世界の人たちは、歳を重ねるたびに、積極的に学閥を強調した仕事の回し方をする人だっているでしょう。
採用側の本音
採用側には本音があります。それは、なるべく、高学歴を採用したいという本音です。安パイを取りたい、という理由からです。
https://youtu.be/760s5ZOrjH8
昨今、慶應の性犯罪や、関西学院大卒の人の煽り運転などが話題になりました。すっかり、慶應のイメージなんかは悪くなったと思います。とは言え、一般的に高学歴は良いコースを歩めることもあって、「それを手放したくない」という心理が働きますから、あまり悪いことをしません。そして、社会もそれを期待しています。低学歴よりは高学歴は良い子だろう、というのが社会の期待です。
最終学歴が中卒の人の犯罪率は、高卒の人の32倍です。データで示されなくても、なんとなく中卒にはヤバそうな雰囲気がある、というのはマジョリティである高卒以上の人たちが薄々思っていることです。
グーグルの検索キーワードに現れています。
低学歴とは関わりたくない、と思ってる人も結構いるのです。
これは、中卒の学力基準がどうこうというより、「中卒になる結果を招いた家庭環境」であったり、「高校を出られる忍耐力の無さや社会的順応性の無さ」みたいな部分がもたらす結果としての印象であって、「中学レベルの学識で終わったから頭が致命的におかしい」とかそういう意味ではないです。
ですから、たとえ中卒でも自分の頭の悪さや知識の無さに億劫になる必要は無いのです。
事実、作家なんかには「素養を身につけたかったら中学校の教科書を丁寧に読むこと」と言っている人もいますし(つまり中学までの内容には物凄く大事なことが詰まっている)、中学の教科書を読めばわかりますが、内容的に高度なことが書いてあったりします。大学のテキストがイコールレベルが高い、とも限りません。
ただ、学歴は血統書みたいな機能も果たしています。
少なくとも、高学歴の人たちで、苦労したと自負がある人たちは、「俺たちは協調性を発揮して我慢して勉強したのに、遊びも我慢したのに、若いうちにヘラヘラ遊んでいた連中は許せない」みたいな思いもある人はいます。これに偏見などが重なったり、マウントを取りたい気持ちから学歴差別が横行しているのも事実です。
企業の採用側の本音としては、
(確率的に)危ない低学歴をわざわざ採用する理由がない
と思っている人も多いでしょう。採用する担当者も、採用に関して責任があり、悲しいかな、組織のしがらみに囚われている一員なのです。組織人である以上は評価される側でありしがらみがある立場であり強い職権があるわけではないのです。
もし、採用した低学歴に問題があった場合。パフォーマンスが悪かった場合。採用に関係した人間は周りから「ほら、見ろ」となってしまうわけです。連帯責任というか飛び火してしまう。でも、高学歴を採用してその人間に問題があった場合、「経歴的には素晴らしかったので・・・」と周りに言い訳ができる。
要は、低学歴というのは周りからすると腫れ物のようなものです。しかも、他にいくらでも高学歴の人材がいるのであれば、わざわざ低学歴を採用するリスクをとってまでしてその人を採るに至る確信的な理由や、周囲を納得させるための説明性が必要です。ほら、面倒臭いでしょう。しかも、高学歴が多い世界だとこれは顕著になります。
まぁ、簡単に言うと、人を見極めるということは物凄く難しいことであり、普通はそうそう簡単にできないのです。
そもそも、おバカキャラで可愛がられた方が出世する場合もある
そもそも、「賢い」ということが人間社会でプラスな評価になるかと言えば、ならない場合も多いです。そんなことよりも、「面白い」の方が万能で人間ウケの良い場面は多々あります。
なんとなく上司とウマが合わないとか、嫌われてしまったという理由で不遇になる人もいるし、その逆もある。まぁ、結構、社会での評価なんてものはテキトーな部分もあったりするわけです。
・・・・・・そもそも、会社組織のような階級社会に入ってしまうと、上司や上の人間の評価によって物事が決まってしまうことは多いでしょう。つまり、評価するのは上司だということです。
評価軸に絶対的なものがあるわけではない。
まぁ、恋愛と同じですよね。
高学歴で、学歴至上主義の上司なら、そりゃあ、低学歴だと偏見で見られることが多いでしょう。逆に、低学歴の上司は高学歴で使えない部下を過剰な偏見で見るかもしれません。
学歴コンプレックスの治し方は・・・・
学歴コンプレックスの治し方を教えましょう。
ズバリ、金稼いで女抱け、です。
男というのは、金と女で満足できるようになっています。そして、その2つで満たされている人は帝王のオーラが出ます。そう、私のように。
わははは
おっぱ〜〜〜い!
===
"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。