好きなビッグネームがゾロゾロ出てくる

あんまり同世代には共感されないのだけど、石原慎太郎ってすごいの。東京都知事ってある意味国会議員より凄いのね。文学の名誉である芥川賞を若くして受賞して、賛否両論巻き起こしつつも政治の世界に転身するのってすごいの。 本も面白いよ。 若い世代からしたらすっかり権力おじいちゃんに見えるけれど、どちらかといえばエリートってよりも成り上がりなんだから。 そして何より弟ね。石原裕次郎。もう、昭和といえば石原裕次郎と美空ひばりってぐらいの感じ。その石原裕次郎の兄ってのがまた、話題性がありすぎる。現内閣総理大臣の安倍晋三が嫉妬する人として挙げてるのが石原慎太郎なの。この本は、その石原慎太郎に関連する出版界フィクサーの絡み、五木寛之という大作家の話、面白い。たまらん。 時代を動かしてきたというか、今の世の中におけるインフルエンスの原動力、中枢みたいなのに触れられる。 っていうか、見城さんの、 『自己否定、自己 (さらに…)