就活と結婚に1ミリも期待せず旅に期待して生きてきたら想像以上に面白かった。ここで言う旅ってのは、Life is a journeyみたいな感じ。
ジャニーズカウントダウンライブで、タッキー&翼のラストライブがあったんだけど、すっごいキラキラしてた。別にファンでも何でも無いけど、この国で生きてたら、「熱くビーナス♫チャッチャッ♫」とか「恋はサーフィン♫夏色にイェーイイェーイ♫」とか聴こえてくるわけで。そんな彼らが引退すると。
タッキーが最後に、
この20年間めちゃくちゃ楽しかった!
って言ってたんだけど、そう言えることが本当に素晴らしいと思った。胸張って声張って言ってた。スゴイ!素晴らしい!
めちゃくちゃ楽しかったって、そんなん、小学生の頃はみんな頻度高く言ってたかもしれないけど、大人がなかなか言えないね!
いい歳した、まあ、世間的にはオジサンと言われてもおかしくないような歳の人たちがああやって言えるのは素晴らしいと思った。
ジャニーズって、ヤフコメとかで、「いい歳して結婚もせず、、、」とかグジグジ言われてたりするんだけど、そもそもその根底に、「普通の生き方できない人たち、普通の幸せが得られない人たちは可哀想」っていう発想があるのかもしれない。
でもどうなんだろ?
結婚したらファンがいなくなるかも、って心配して結婚できないことが可哀想という感性みたいなものは、あの人たちは持ってないと思う。
Hey!Say!JUMPの知念くんが、「こんなにいい職業ないです」って言ってたんだけど、素晴らしいと思ったことがある。
ジュニアの頃から、夢を追って頑張って、先輩たちの背中を見て必死にやってきた彼らにとって、一般の人たちが小学生の頃にクワガタムシ捕まえたりポケモン捕まえてワクワクしてた感性の先に、終わらない物語がある最中なんだと思う。だから輝いてると思う。サッカー選手も同じ。
ダウンタウンなんて、小学校からずっと、一緒だった相棒とずっと活動してて、今年55歳。世間的には浜田さんのパワハラが今の世間の風潮とマッチしないとか色々あるのかもしれんけど、やっぱりみんな観てるし知ってるし、年末のガキ使観ながら、「よーやるわ」っていう気持ちと、「笑える」って気持ちと、加えて、一周回った「尊敬の気持ち」というか眼差しを向けられてる部分はあると思う。もちろん嫌いな芸人ランキングの上位でもあるんだけどね。
サッカーのキングカズもそう。なんかずっとやってる。頑張ってる。個人的には中村俊輔なんかがぐっとくる。日本代表でど真ん中でやってた頃からずっと観てる。最近、ドキュメンタリ観たけど、もう40歳になっちゃって、加齢の現実と戦いながら、葛藤しながら頑張ってる姿を観ながら、「よーやるわ!」っていう気持ちと、「どんだけサッカー好きなんだよ!」っていう気持ちが観てるこっちに湧いてきて、ドラマだわーーーーって。自伝とか読んだことあるから、紆余曲折あったのも知ってるし。
小野伸二とかも、「僕からサッカー取ったら何も残りません」ってニコニコしながら言ってたけど超輝いてる。娘たちとサッカーして楽しそうにしてて、パパ大好きー!とか言われてるの観たことあるんだけど、うるっと来たね。
良い旅してますね。
そう感じさせる人たちは輝いてる。
ぶっちゃけ、人生なんて好きにやればいいし、なんでもいいし、どーでもいいとも思うけれど、ウルトラマンダッシュとかで、中村俊輔がドーン!って走る車の車窓にボール叩き込むの観て「すげーー!!!」ってなる感じだったり、あいみょんのライブ映像で「うめぇぇぇ!!」ってなる感じだったりだったり、キラキラしてるものはヤッパリ良いですねって感じがする。
就活とか結婚とかそーゆー、世間的な浅はかなものを吹き飛ばす、何かが伝わってくる。
どーせあれでしょ?行きたくもない結婚式に、だるいけどダラダラ参加して、テンプレで「お幸せに」とか「お二人の幸福を」とかそーゆーのを言い合ってる幸せごっこの渦の中にいる、、、そんな人たちがたくさんいるんでしょ?
たぶん、中には本当に幸せの渦が渦巻いてる場合もあるだろうけど、きっと多くの人が幸せのパッケージとして社会に品揃えされたものを、「幸せにならなきゃ!」という義務感で必死に頭突っ込んで、どーせ後から愚痴ってるに違いない。そんな、当たり屋みたいな事故に巻き込まれる人間も迷惑だという意味で、結婚は二次災害的だと思うし、俺が国家元首ならまずシンデレラは禁書扱いだね。
表面的なうまい下手いとかそーゆーのを超越したレベルで、なんか、「イキイキ生きてますね!」って感じられる人たちが世の中にはいる。
それが絶対正義だとは思わない。
だるいだるい言いながら仕事に行く人、背中に哀愁漂わせながら駅に向かうおっちゃんリーマンも時折、カッコいいじゃんって思えてしまうこともある。まあ、俺は嫌だけど。
まっちゃんが、
俺がこいつ売れる!って思った第1号は俺
って言ってたの見て、すごい!って思ったけれど、シンプルに笑いの求道者なんだろうなぁ。自分と向き合い続けているというか。
仕事って、「仕える」って言葉と、「事」って言葉が合体してる。
何に仕えてるんだろう?
何かにロイヤリティを示しているだろうか?
何かと向き合ってるだろうか?
たぶん、そんなことを漠然と自分に問いかけ、何も返ってこないカラッポの自分に嫌気が指して、走り回っていたに違いない。
ラッキーなことに、
これすげええええええええ
と思うものにいくつも出会えてきた。生きてて、面白い!とか凄い!とかなんじゃこれ!というものを数多く見てきて、尊敬の眼差しはそれを起こした人間に向けられてきた。
真剣に仕事しようがしまいがどっちに転んでもいい。
でも、「何かとの出会い」が無いと退屈で死んでしまいそうだし、その出会いのための可能性・確率の向上のために何か自分を拡張できればいいや、ぐらいの感覚で見切り発車してたとしても、ドミノ倒し的にどんどん物語が進んでいくから、旅するように生きる人生は、割と退屈しない。
個人的には、中高年の心みたいに重くなってしまった心をブルブル揺さぶって軽やかにしてるものは本当にすごいと思う。
この前、おっさんたちが路上で数人で、長渕歌って楽しそうにしてたけど、あーゆーのもスゴイと思う。永ちゃんにしてもそうだね。
やっぱり、世界にはスティーブ・ジョブズみたいなクレイジーな人間がいないと、ダメだ。あの人を亡くしたのは本当に惜しい。惜しすぎる。
あの人のニヤニヤしながら壇上に上がって「どーよ、これ?」って満面の笑みで売りつけてくるのが好きだった人は世界中にいたに違いない。iphoneを水中にぶっこんで、「この気泡の分だけ薄くしろ!!」なんてことを裏でやってたらしいけれど、そりゃあ、それだけやってたらニヤニヤするわ。笑
そんな人間が一からやったことの上に生かされてる。
ゾクゾクする。
働くという行為が嫌い中の嫌いだけど、どこか憎めないのはきっと、そーゆーことなんだと思う。
ジャニー社長みたいにジジイなっても楽しそうな人は楽しみがあるんだろうね。きっと若い逸材が出てくるのが楽しいに違いない。若い人からパワーをもらっているに違いない。
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。