キャリアアップよりキャリアダウン?

一生懸命給料を上げようとしたり、待遇を良くしてもらおうと頑張るのもいいけど、逆にもっと頑張らない、手を抜く方にシフトしていくキャリア設計があってもいいはず。なんとなくのプライド、自己満足で上へ上へと走り過ぎた結果、疲弊しているのなら意図的にキャリアダウンしてみても面白いと思う。西園寺さんは、田舎でこじんまりとした移動式飲食店とかをやりながら幸せそうに暮らしている夫婦とかと話がすごく合う。 なんだろ、あのね、100年前の大富豪と、今の現代の一般人ってどっちの方が裕福な生活、利便性の高い生活してるかって言ったら、現代人らしいの。確かに、昔の大富豪は金持ってたとしても金で手に入る世の中の商品水準、技術水準が当時のそれだからね。 この話からわかることは、金が使われる文脈というか、環境がすごい大事ってこと。そして、その価値を妄信されがちなお金というものについて、新たな視点から見つめることができるって (さらに…)

無職の矜持

無職の西園寺さんは幸せですが、あなたは幸せですか? 満員電車の中で死にそうな顔をしている人というのは、他人の価値観に生きすぎです。クリぼっちなるワードやクリスマスお一人様に向けた企画が盛り上がっているというニュースをみて、必死に『これでいいんだ』とひとりクリスマスを自己肯定したり、あるいは一緒に過ごす人がいるクリスマスに『駆け込み乗車に成功した級の』安堵感を覚えたりするのはまさにそれでしょう。クリスマスイブの深夜、共に過ごす女性のためにとったいいホテルからこの記事は書かれているのですが、私は別に、クリスマスはどっちでもどうでもいい。ぼっちだろうがぼっちじゃなかろうが。何度もひとりクリスマスを過ごしたし、また女性と過ごすクリスマスもありましたが、本当にどっちでもいい。 日本が窮屈なのは、いや、日本に窮屈そうに生きている人が多いのは、画一化された価値観とそれに従う人間が多いから、マジョリティに (さらに…)