#4 不思議な気持ちになる話

それはまさに錬金術だった。

ルールに則って、物事を捉えて、判断し、打ち手を打つだけで成果が上がってしまう。

 

想像してみて欲しい。

ノートパソコンを広げ、かちゃかちゃと文章を制作する。完成したものを、メルマガシステムの画面にコピーアンドペーストし、送信のボタンを押すだけ。

 

これで、ほとんどの日本人の日給以上が稼げてしまう。恐ろしくないだろうか?

私は、最初めちゃくちゃ驚いた。

 

繰り返す。

かちゃかちゃと文章を書いて、メールを流すだけである。それだけで、お金が発生するのである。

 

そりゃーもう、旅行でもなんでも行って、となりに裸の女置いて、旅先のホテルでパソコンかちゃかちゃして、お金稼ぎながらしゃぶってもらいますわ。

なんだこのキモチイイ仕事…….

 

お金稼ぎがゲームに変わったような気がした。とことん勉強した結果だけれど、見えないものが見えるようになった。自分の誤ったフレームを捨て、成果を出すためのフレームワークで世界を見る。

アメリカから仕入れたものだけど。

アメリカ産のビジネスノウハウをガリガリ勉強したんだけど。

資本主義の権化であるアメリカの歴史の中、証明されたこととかをベースにしただけど。

とにかく丁寧に。

 

創造性なんておいて、とにかく守破離。

それに沿って、考え、意見し、判断し、行動する。それだけで、面白いように結果が出てしまう。商売勘のようなものも磨かれていった。過去の自分の何がダメだったのかもクリアに見えるようだった。

 

その中でも、ダイレクトレスポンスマーケティングの体系と、それを具体的にWebに落とし込んだ戦術、特にメールマーケティングは効いた。

とにかく、リストを集めまくった。

レスポンスの取れる広告クリエイティブが作れるようになる。すると、ここにトラフィックを流しても成果が出る。広告は文章を軸にするから、コンテンツライティングもうまくなる。サイトに良いコンテンツを落とすことができればSEO対策にもなる。

 

人間心理を理解すること。

その上で広告宣伝すること。販売すること。そのための言葉の紡ぎ方を理解し実践すること、、、、。

 

面白いように成果が上がった。

 

もともと、飲食で起業しようとしていた人間にとって、店舗ビジネスのイニシャルコストとランニングコストは頭痛の種。

通信販売の世界、そしてその技法は画期的だった。とにかく、広告、広告、広告。広告に始まり、広告に終わる。

 

普通なら、広告と店舗が分離されている。広告は主に、認知向上のために使うことになる。しかし、ダイレクトレスポンスの場合は、広告でそのまま反応させる。広告の中に既に目的の導線が敷かれていたりする。いわば、広告が店舗のようなもの。

結局、コピーライティングがセンターピンだった。特に、ライバルが弱い領域では丁寧な広告さえ作れれば圧倒的な成果が出せるようになる。

広告文を書けば書くほど、面白いように成果が出た。それだけじゃなく、効果的に広告するための周辺環境をどう整えるか、というところから、ボトムアップ的にマーケティングを徹底して学んでいった。

 

織田信長は、鉄砲に目をつけたことで知られている。彼は現場レベルのことについて、よくわかっていた。経済施策についても、ちゃーんと現場に降りていって考えたと言われている。庶民の前にもよく出て、一緒に楽しんだらしい。

全体的な方向性を決める人間は、現場仕事を徹底してわかる必要がある。

私も、広告制作の前線で、ガリガリとレスポンスを検証しながら、実際にたくさんのものを売ることで、見えてきたことがたくさんあった。そもそも、それ以前に、ほぼ無駄と言える薄給のライター業などをやらされた経験も生きていた。

 

広告の文章と、たとえば書籍・小説のような文章は違うのである。

 

まぁ、もちろん、この先に一悶着あったのだけれどね、、、、、。

 

実は、面白い広告出稿先を見つけて、そこで広告単価が高騰していなければ、錬金術は続くのである。広告出して、売って、あるいはリストを取って。上がって収益は再投資して、、、、ということを続けていけば雪だるま先にお金は増える。

ただ、その広告出稿先の媒体が混み合い、広告単価が上がってくると話は別になってくる。

 

実は、私がDRMとコピーライティングを武器に駆け上がったマネタイズの世界で、当初は収益があがっていたサイトが落ち込んだり、保有していたリストからのレスポンスが悪くなったり、ということは実際に起こった。

ガーンと上がったものが、ガーンと落ち込むということがあったりしたのだ。もちろん、打開策というか打ち手を見つけてこれたから、今、ここにいるのだけれど。

 

いつの時代も、Webには短期的なリッチが現れる。大体、数ヶ月から1年、2年で消える。理由はシンプルだ。マーケティングの3Mである、マーケット、メッセージ、メディア、これの成功パターンについて使い古してしまったからだ。成功が早いというのは、すなわち、市場からの人気獲得が早いということだ。芸人にも同じことが言える。ただし、見放されるのも早い。急転直下が待っている。また、一度使ったマーケット開拓のパターンは効果が薄れていき、それ以上を狙うとマーケティング費用が高騰してくる。また、時間が経つにつれて現状のマーケティングを維持するコストも高まってくるのである。


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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




"make you feel, make you think."

 

SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)

新たなるハイクラスエリート層はここから生まれる
         




Lose Yourself , Change Yourself.
(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。