現状に悶々とした気持ちを抱えるというのは、「どのステージ」にいても感じることだと思います。大方、その理由は、
- 現状が嫌だ
- 力を持て余していてもっと高いレベルのことをやりたい(チャレンジしたい)
のどちらかだと思います。
私は何もなかった時にそういったことを感じ、実際にチャレンジし、そして成功し、満足を得て・・・・、飽きて、新しいことをし、成功し、飽きて・・・・・ということを繰り返してきました。
若い頃に、強烈に憧れたのは、「働かずに経済的自由を得ること」でした。すごい憧れました。そんなのは夢物語だと思っていました。実現できたとしても、早くて40代ぐらいだろうと。しかし、20代でそこそこ自由になってしまいました。超ハッピーでした。いや、今も超ハッピーですよ。
(ちなみにその秘訣は、「学校教育」「会社での滅私奉公」というものを「捨てる」ことです。これらは膨大な時間とエネルギーを奪っていきます。「無難さ」や「確実性」といったものの代償にね。)
でも、最近、すごい思います。
なんか、持て余しているなぁ、って。
自由ってのは究極のゴールだと思っていたのですが、割と、慣れると「こんなもんか・・・・」ってなってきます。で、そういう生活を一通り味わうと、やっぱり、仕事したくなるんですね、人間って。
私、ようやくわかりましたよ。昔、大金持ちの投資家とか見て、「なんでそんなに金があるのに働いてんの?」とか、「そんなに金持ちならセミナーとかやらんでも、出版とかしなくてもいいじゃん」とか思ってたんですけど、意味がわかりました。
暇なんですね。成功しても。笑。
お金に対する感覚というのは、当然、人によって違います。世の中の人を見る際に、「みんながむしゃらにお金が欲しい」とかいう視点で捉えるのは、明らかに間違っていると思います。絶対間違っている。
マズローの欲求段階説ってありますね。
- 生存・生理
- 安全・安定
- 愛と承認
- 自我自尊
- 自己実現
- 自己超越
最近、私が「やばいなぁ」と思うのは、自己実現とか自己超越的なことばかり夢想しているということです。
なんか、儲けたとか儲けてないとかそんなのはどうでもよくて、自分の中で、「納得いける人間になれたか」とか、「納得いくレベルになれたか」とか、「面白いチャレンジができたか」とか、そういうことにフォーカスが当たるようになっている。
お金がある、ない、貯金がある、ない、そんなことはどうでも良い感じです。
しかも、今の世の中、特に日本の場合って、そこそこの所得があれば、一通りの生活楽しめますからね。そりゃ、ハングリー精神もわかないでしょう。満足するでしょう。環境に甘えますね。本田圭佑さんが「日本人は環境に甘えている」とか言うのはすごい納得できます。
だからこそ、ゴールを見失いやすいんですけどね。
「Stay hungry」ってそういうことでしょうね。
せっかくなので、向上意欲がある方に、目標達成のコツをシェアしたいと思います。
まず、一番最初に考えなければならないのは、「何が欲しいのか?何がしたいのか?どうなりたいのか?」を明確化することです。
ここが最大の難所ですよ、実は。
これが一番、難しいのです。自分が想像できることって、過去の経験に規定されてしまうので、経験が乏しいと想像のしようがない。目標がつくれない。だから、高いステージの人に会えとか、情報を取れとか、海外行けって言われるんでしょうけどね。
暫定的にでも良いし、ざっくりとした感じもで良いから、ゴールを設定する。
そして、そのゴールと自分の間にあるギャップを確認する。
そして、そのギャップが生じている理由、ブレーキをかけているもの、こういうものを洗い出す。また、ギャップを埋めるために必要なもの、ことは何かを考える。
大切なことは、それを一気に埋めようとしないってことです。ステップで考えるということ。いきなり飛躍しようとすると怪我するのが常ですからね。長期的展望が持てると、非常に強いです。
一番大切なのは、自分が何を欲しているのか、何をやりたいのか、どうなりたいのか、どうありたいのかを考えることです。ここをよーく考えましょう。で、経験上言えることですが、それについて「数値目標」みたいなものを立ててしまうと、結構、不幸せになりやすいと思います。こと、人生設計に関しては。
綺麗事じゃなしに、相応の器があればお金はついてくるものです。どんな道でも、トップクラスの人は相当稼いでいますよ。ラーメンとかでもそうです。
仕事として成立するカテゴリーなら、そのトップが儲かるのは当然の話。
そして、安心して欲しいのですが、
本当に欲しい・やりたい・なりたいことは大体叶います。
本当に。
手に入らない、できない、なれないってことは、本当はそれを望んでいないって可能性がすごく高いですからね。自分の深層心理の中でミスマッチが起こっている可能性があります。自分が本当に望んでいることと、追いかけていることのミスマッチですね。
人間は、勝手に自分でブレーキかけていますから。
本当に。
何が欲しいのか・どうなりたいのかわからない人に対するオススメの処方箋は、
- とりあえず暫定的に、「この方向性かな?」って思う路線でビジョンを無理矢理持ってみる
- あるいは、とことんダラダラ、フラフラしてみる
の2つです。
私がブラブラ推奨派なのは、ゴールを見つけることが重要だからです。
多くの人は、「ゴール自体はすでに持っていて、それを達成できる方法がわからない」と考えがちですが、私からするとそれは違うと思います。多くの人が満足いかない人生を送っているのは、ゴールがないからです。夢がない、目的がない、目指したいところがないからです。
それさえ見つければ、あとは大体なんとかなるものです。
リーダーシップが求められる(自分に対しても他人に対しても)理由はそこだし、リーダーが求められる理由もそこです。
方向性さえ見つかれば、それを埋めるものなんて探せばいくらでもあります。世の中に十分ストックされてきた知見だけで十分なんです。
私は若いうちから結構焦っていたタイプで、早々に、「1」を実行しました。無理矢理、自分に自己洗脳をかけて、「こうなりたい!これを達成したい!!」というのを自分に納得させてひたすら突っ走ってきたんです。
で、今振り返って思うこと。
別にそんなに焦らないでも良かったなぁ、ってことです。
人って、何かを望む時、「それがうまくいくのかどうかがわからなくて不安」がゆえに、「焦る」傾向にあるんですよね。
でも、よーく考えてみてください。
焦ることとゴールが達成されることの間に、成功の因果関係は存在しません。
実は、ここが盲点なのです。
冷静に考えれば、「それを本気で望む」のであれば、相応の時間投資をして然るべきです。何より、成功確率を高めたければ、そうする方が理にかなっています。その方が、成功の因果が見出せますよね。
でも、人はほとんどの場合、そうやって長期的な展望を持って何かをやりたがらないのです。理由は・・・・?
本当は望んでないからですね。本当は望んでいないんです。そして、プロセスを楽しもうとしないからです。
成功できる人、成果を挙げる人って、
- 本当にそれを望んでいるのか?
- 本当に望んでいるのなら然るべきゴールセッティングとプロセスを経たか?
- 相応の時間を投下したか?
- プロセスを楽しめたか?
というようなフィルタリングをされて、残った人間のことを言うんだと思います。
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。