なぜお金が欲しいのか。それは、お金が無いと生活ができないから。では、生活ができないとはどういうことだろう。飯が食えない。確かに。飯が食えないと死ぬ。家賃が払えない。確かに。家がないと雨風をしのげない。あとは水道光熱費諸々・・・・?
昔、不動産で財を築いた大金持ちのおじさんからこんなことを聞いたことがある。「海外をまわればわかるけど、日本人の不動産にかける情熱は以上。どんなに貧乏でも家賃だけは払おうとする。だから、俺は不動産ビジネスでの成功を確信した。」って。確かに。本当にその通りだと思う。海外じゃあ、古い不動産をずっと使っていたり、本当に最低限の機能しか満たしていない家があったりする。よくわかんない人は、海外の映像を見てみたらいい。日本でも、アメリカスタイルの建物が建てられているところとかあるから、そーゆーのを見てみたらいい。かなり簡素だったりする。日本の不動産って、かなり凝っているんだよね。凝りすぎなんだよね。
「生活できない」のその基準はどこにある?
そもそも、「家賃にそんなに金を払う必要がありますか、あなた、その所得で」、ってツッコミたくなる人たちはたくさんいる。家賃なんて、下げようと思えばどこまでも下げられる。部屋なんて、1万5000円で借りられるから。2万円で借りられるから。家賃2万円でやっていけるのに、どうして死ぬというのだろう。食費も2万、3万で済むだろう。月10万円で全然やっていけるんだって。そして、時給1000円でも、300時間働けば30万円稼げるんだって。1日10時間労働だね。でも、1日10時間働いている社畜なんて、腐る程いるでしょ。
生活できない、はありえない。
生活に必要最低限だと思っている、自分の中でのラインが、完全に思い込み。結局、それも洗脳みたいなもん。周りに合わせている発想。で、世の中の人がやっていることがスタンダードみたいになる。だから、スタバに行けない自分は貧乏だ、みたいになって来る。
要するに、世の中の人が求めているのは、「人並み」ってこと。少なくとも、人並み以下になりたくないと。人に劣りたくないと。負けたくないと。自分は最低でも平均だと。平均以上だと。そういうことでしょう。
じゃあ、仮に、お金持ちになったとしよう。欲しいものが手に入る。大体のものが買える。あれが欲しい、これが欲しいってものが買える。そうやって、自分が欲しいものを一通り手に入れていく。その先に待っているものは?実は、何もない。消費なんてすごく刹那的なもの。世の中に、「詐欺」って言葉があるけれど、詐欺ってなんだろう。考えてみて欲しいけれど、美味しい食べ物にお金を使ったとしても、それは胃の中に消えていって、うんこになって終わり。そういうことにひたすら延々とお金を溶かしている。マッサージとかも、マッサージを受けた時は良いけれど、そのあとは?その時だけだよね。すごく消費的で刹那的。旅行に関してもそう。「詐欺」と呼ばれるものが、仮に、何もないようなものを買う行為だったとしても、こうやって考えていくと、世の中には実は、実質意味がないような消費がたくさん存在する。車だってそうだろう。元来の「移動手段」という機能に着目すれば、あんなにグレードはいる?フェラーリって一体、何?
結局、本質的には、「生き方」なのではないかと思う。何かに対してお金を使ったとしても、それは一瞬のように消えていく。そして、記憶として残るだけ。これは商品を買っても、サービスを買ってもそう。そして、そこには自分の努力・労力の対価として得たお金が消えていく感覚がある。じゃあ、こういった切なさをどうにかするためには?やっぱり、働き方を根本から変えないといけない。生き方を変えないといけない。そして、世の中の人がお金を使う理由は、大方は平均から劣りたくないという気持ちがある。でも、ひたすら競争に邁進して、勝ちにこだわったところでその先にあるものはなんだろうか?本当にその先に幸せはあるのだろうか?残念ながら、競争社会の中でガリガリやりすぎている人たちの病みっぷりを見ていると、そこに幸せがあるようには思えない。まぁ、人は誰だって、ある程度の優越感を感じて生きていたいものでもあるけれど、かといって本気の勝利だって求めていない。本気の勝利を求めているのなら、それこそ、孫正義レベルでハードワークしているんじゃないの。つまり、世の中の人は、そこそこ勝ちたいんだけれど、でも、相応の対価や犠牲も差し出したくない、みたいな感覚?
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。