勉強の基本は、「繰り返しの回数」×「インパクトの強度」

NLP(神経言語プログラミング)の世界でも言われていることですが(NLPは加速学習に用いられる)、学習の基本は 繰り返しの回数×インパクトの強度=記憶 です。   なぜ繰り返しが大事か? それは、「ものごとの関連」に気づくからです。 学習とは、 「わかる」という現象は、 ものごとの関連性に気づくことです。 ああやったらこうなる、こうやったらああなる、と学習するわけですね。   ものごとの関連性に気づくためには、試行錯誤の過程が必要です。繰り返しインプットすることによって、やっと関連性に気づくことができます。   繰り返しは学習の基本。   記憶は、「記銘→保持→想起」で成り立っていますが、「繰り返し」は保持の必要条件です。 頭の中に情報や知識を叩き込んでも、それを保持できないと話になりません。 人は「忘れる」のです。 これを避けるためには「繰り返し」 (さらに…)

【記憶のプロセス】入力(記銘)→貯蔵(保持)→出力(想起)

記憶は以下のプロセスを辿ります。 入力(記銘):インプット 貯蔵(保持) 出力(想起):アウトプット   学習対象に関心がなければ、入力もおぼつきません。右耳から左耳に流れていくような感じでしょうか。 インプットしても、理解がなければそのプロセスで抜け落ちます。 インプットされた情報でも、情報が更新されないと忘れてしまいます。脳が「重要じゃない」と判断してしまうのです。   入力、貯蔵までスムーズにいったとしても、その情報を正しく再生できるかといったなら、必ずしもそうではありません。   インプットとアウトプットに大きく隔たりがあることを理解してください。 正しくインプットできるかどうか(関心を持てるか)わからないし インプットの過程でしっかり理解できるかどうかわからないし インプットしたものをきちんと保持できるかどうかわからないし きちんと思い出せるかどうか (さらに…)

あなたの勉強は今どのあたり?学習の4プロセス

人間の学習プロセスには4段階あります。 ご自分の過去の経験を振り返りながら照らし合せてみてください。 そしてこれからの学習に活かしてみてください。   第1段階:何がわからないかわからない 右も左もわからない、という状態がまさにこれです。 自分ができないことすらわかっていない、という無自覚の場合もあります。 結果が出せない、成果が出せない自分。だけれど変な自信はある、プライドはある、知った風な気分になっているというような感じ。 この段階はとても幸せです。 ビギナーはとても幸せです。 自分ができないことに気づいていないわけですからね。 「新入社員に求めるのは素直さと謙虚さです」、とかいう会社が多いのもそれなりに理由はあるわけですね。   第2段階:できないことが、わかる この段階は、かなり学習が進んだステージです。 自分ができないことを自覚した段階です。 これは言い換える (さらに…)

人生経験と勉強経験が乏しいなら「理解」に苦労する

勉強法の勉強したことありますか? 私はあります。めちゃめちゃあります。 情報ジャンキー真っ盛りの時代に、「どうやったら学習したことが頭に残るんだろうか?」と悩み、めちゃめちゃ情報収集をしていた時期があります。 「勉強」について情報をシェアします。   ご存知かもしれませんが、人間の脳はコンピュータとは仕組みがまったくもって違います。 コンピュータは、情報を個別に保存できます。 ガンガン新規情報叩き込めます。 (人間が新規情報をスポンジのように吸収できるピークは小学校4年生です。文科省はそれを踏まえて、小学校6年間の間で、4年生の時期に一番多くの漢字を覚えさせる学習プログラムを採用しています)   人間の記憶の基本メカニズムは、「関連」です。 ネットワークです。 既に頭の中にある既存知識と、新規情報を結びつけることによって新たな物事を覚えていくわけです。   つ (さらに…)

(信用の壁)あなたの見込み客は、過去別のところで失敗してる。

Not Believeを越える重要性。 これを考える上でとても大切になる着眼点。 それは、あなたの見込み客は過去、別のところで失敗しているということです。 別のところで買い物に失敗してる。 つまり、商品を買っても満足する効能が得られなかった、満足いく結果が得られなかった。   もし、その過去に失敗した買い物で、「口車にのせられた」と感じていたなら・・・ どうなるでしょう。 すごくガードが固くなるハズ。   もう、同じような失敗はしない。 そう決意して懐疑心を強めるはずなのです。だから、過去の失敗した買い物において、その売り手側のセールスプレゼンが凝ったものであればあるほど、その人は疑いの心を強めています。   あなたの商品を買うお客さん。そのほとんどは過去の買い物で失敗をしています。 これ、重要な着眼点ですよ。 類似の商品を買って、うまくいってないからあなたの (さらに…)

必要だから買う、ではなく「欲しいから買う」

人間心理の基本的なレッスンです。 昔の話ですが私はバイクに乗っていたことがあります。バイク乗りならわかるでしょうが、「いわゆるバイク(単車)」は移動手段としては随分利便性に欠ける乗り物です。というのも、荷物を積めるスペースがほとんど無いからです。 趣味として買う、ならわかりますが「移動手段」として買う、なら大変非合理な買い物です。 にも関わらず、バイク(単車)を移動手段として購入しました。 心の中で「ビッグスクーターを買わずに単車を買う理由」をいろいろとつくって自分を納得させ、そして購入に至った非合理な意思決定プロセスに自分でも驚いたことを強烈に覚えています。   「何かを強烈に欲しい」と思う。 だけどそれへの抵抗勢力が存在する。 この抵抗勢力に対して合理化のための説明を行う。 そんなことをした経験がある人ならわかるはずです。 その「抵抗勢力」というのは自分の心の中にある場合もあ (さらに…)

芸能人のでき婚(中出し婚)の多さと、私の中出し論

なんで芸能人はこんなにでき婚が多いんだ。 でき婚って言っても、「●出し婚」だろ!? 今の世の中おかしいのではないか?(みんな無計画すぎ)   あなたはそう思っているのかもしれない。 ここで私が、あなたの疑念/疑問を解消したいと思う。   結論から言えばこれだ。「人間天邪鬼理論」。 勝手に命名した。   人間は、いい人そうに見える奴が実は悪い奴で、 悪い人そうに見える奴が実は良い奴というのは本当によくある。 なぜこの理論が成り立つか? それは、「いい人」「悪い人」なんてのは所詮いい加減な見方にすぎないからである。 ほとんどの人間は大体同じである。 みんな、大体同じ感じの「普遍的な欲望/願望/価値観」を持って生きている。 だから結局、世の人間の真の姿はある程度の共通性ある姿に収斂していく。 人類の歴史から戦争や●姦やいじめや盗難がなくならない理由を考えてみるとよい (さらに…)