不況でも平均年収が上がる数字のカラクリ

 

このコンテンツは

数と構造

より引用しております。

 

 

人それぞれ、数字に対して抱くイメージが異なるらしい。

 

「1」に対しては

・ナンバーワン

・オンリーワン

・依存

・集中

のようなイメージがある人が多いし、

「2」に対しては

・ナンバーツー

・カップル、ペア

・対立、ライバル

・偶数

のようなイメージがある人が多い。

 

では「3」はどうだろう。

 

私にとって、「3」とは奇妙な数字である。複雑で不可解なイメージがある。

それは3が奇数で素数である、ということだけに依らない。

 

例えば、

「部分と全体が違う」

「部分最適と全体最適が違う」

という現象にも、3が絡むことが多い。

 

世の中の所得者を3つのカテゴリに分けるとする。

便宜上、それぞれのカテゴリには人間が3人しかいないとする。

 

【高所得者カテゴリ】

年収一億
年収5000万円
年収1000万円

【中所得者カテゴリ】

年収800万円
年収600万円
年収500万円

【低所得者カテゴリ】

年収400万円
年収300万円
年収200万円

 

そして、各カテゴリの最下位を、

それぞれ下のカテゴリに1つずつ落として平均年収を算出すると、

あたかも平均が上がったかのように見えるのだ。

 

高校1年生を中学4年生に、

中学1年生を小学校7年生に・・・というように一つずつ下のカテゴリに落とせば、

・高校生

・中学生

・小学生

のそれぞれのカテゴリの平均的なイメージが「大人びて見える」だろう。そういうことだ。

 

 

この方法を使えば、数字のわからない経営者を騙せる。

 

あなたが部課長やチームリーダー級で、

出世に数字が絡むなら、

「雑魚をやめさせる」

ことに腐心すれば良い。

 

下の人間が抜けるだけで、全体平均の数字は改善されるのだ。

 

 

また、

5×2×3

という数字があって、このうちの2が「0」になると

5×「0」×3

となり最終アウトプットが0になることからもわかるように、

ボトルネックというのは全体のパフォーマンスを制限する。

 

2×0とか

5×0のような

二項演算であれば、「0」のせいで数字が出ないとすぐわかるが

三項演算になった瞬間、こういったシステム的挙動が見えづらくなる。

 

 

物事を捉えるとき、

「2分法」

で分けるやり方はわかりやすいが、

一方でシステム的挙動は捉えにくい。

 

「2」で分けるやり方は、

(仮説思考の本質でも触れたが)

膨大な情報や候補を絞っていく際に有効である。

 

一方で物事の構造を見抜く際には「3」で分けた方が良い。

 

そもそも、

構造的理解を欲するような状況は

現象が不可解であるから、

二分法的パラダイムで捉えられないことの方が多い。

 

 

(続く)

 

 

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数と構造

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西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男

   




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(Saionji General Trading & Business Development)

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(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れられる冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、見分ける知恵を与えたまえ。)
 
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。