2016年4月

知識、情報が増えたあとの後悔は無意味。後知恵バイアス。

あの時、ああしておけば良かった。 人は、よくそんなことを考える。ただ、これには注意が必要だ。というのも、人間というのは時間が経つにつれて賢くなっていく。知識、情報が増える。そのため、後で知恵がついたあとに過去を後悔しても無意味なのである。過去の時点で知恵がなかったのだから。 あとあとになって過去の無知を後悔し、自身の選択/判断について悲観的になりがちな傾向を「後知恵バイアス」と言う。今、知っている (さらに…)

第1条:客観視 第2条:想像力 第3条:自律

西園寺貴文は、正当に選定された自己啓発における代表的原理原則を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが人生全般にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、自身の行為によつて再び暗黒時代の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が自分に存することを宣言し、この憲法を確定する。 そもそも自己啓発は、自身の厳粛な信託によるものであつて、その権威は自身に由来し、 (さらに…)

失敗する夫婦と失敗するビジネスパーソン

認知行動療法の創始者であるアーロン・T・ベックは、仲の悪くなった風に対して、「お互いの悪いところばかり目を向ける習慣と意識的に戦う」ようにアドバイスをしている。 たとえば、「結婚日記」。夫婦に、お互いについて「相手がしてくれたうれしいこと」を記録するようにすすめている。 結婚日記をつけた夫婦の70%は、関係に改善が見られたそうだ。ベックは、「変わったのは、現状に対する認識だけだ」と述べている。 夫 (さらに…)

西園寺が考える、ビジネスとボランティアの違い

ビジネスもボランティアも、利他的な活動をしているという点では同じであろう。違う点は、「対価」を得ているかどうかだ。 私が思うに、ビジネスとボランティアの違いは、「他人の欲望を捉える興奮」にあると思う。   私は前々から、「現代経済社会は極めて女性的である」と考えている。男性が狩り的な思考をするのに比べ、女性は共感/コミュニケーションに偏った思考をする。これは原始時代の名残である。 略奪、 (さらに…)

金持ち脳みそ、貧乏脳みそ

  当たり前の事実ですが、「金持ち(成功者)」と「貧乏人(負け組)」の脳みそはまるで違っています。「金持ち=成功者」、「貧乏人=失敗者」という図式は今の時代あまりにも荒々しいかもしれませんが、すべての人間が幸福を追求し、幸福にはお金が欠かせない以上、このようなデフォルメ的図式はあながち間違ってはいないでしょう。 お金持ちとは、自分の幸せを実現できている人です。そして、「資本主義(お金が一 (さらに…)

君たちは、目標達成能力よりも、目標達成を重視するからうまくいかない

目標達成する能力を軽視して、目標達成ばかり追いかけるから世の中の人は目標を実現できない。こんな簡単なことに気付けない大人が多すぎるのは不思議でたまらない。成功や目標達成を考える前に、「自分はそれにふさわしい能力を手にしているだろうか?」と問いかけたことはないのかね。 「好きなことをやっていれば結果は後からついてくる」とよく言われるのは、目標達成能力を磨くことに対して「好き」という気持ちを抱けている (さらに…)

やばい、レモンジーナがうまい

オランジーナもおいしいけど、レモンジーナもおいしいな。そして何より、あれだけずらっとディスプレイされた中から手にとってみようと思わせる力ね。すごくマーケティングが上手だな、って思ってたらさすがのサントリーさんでしたか。 === @西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男     "make you feel, make you think."   SGT&B (さらに…)