accountというのは、口座とか会計記録という使い方があります。
詳細な記録をつけたり、経緯説明をするようなニュアンスです。記録です。
例えば、私たちは「アマゾンアカウント」を持っていますよね。
アマゾンアカウントには購入履歴から、個人情報までびっしりです。アマゾン側は個々人のアカウント別にアマゾンサイト内での動きだったり、行動を完全にトラッキングしています。こういったデータを集めて、アマゾンのビジネスはどんどん強くなっているわけです。
近年のITビジネスのほとんどが、「ログインID・アカウント」を作らせるのは、そのためです。個人情報を集めるためです。
HuluやNetflixなどは、オリジナルの映画やドラマを作成していますが、それぞれのタイトルの閲覧数だけではなく、会員が自社サイトの中でどのような動きをして、どういうタイトルの作品がクリックされやすいのか、各々のユーザーはどんな作品を好むのかも全部データ収集しています。
人々が作品を観る前の動きも計測しています。これは従来の映画館や映画ビジネスができなかったことです。
従来のビジネスを例に挙げて、簡単に言えば、TSUTAYAが監視カメラで全顧客を監視して、性別や体型や年齢層、時間帯、曜日、そして人々が店内をウロウロしている行動パターンも全部記録して、個人情報と結びつけて、需要を探っていくようなことをネットビジネスでは当たり前のことのように行われているのです。
これが、急速にサブスクリプションのオンラインコンテンツビジネスが伸びている理由であり、テレビが落ち目になっている理由でもあります。ネットビジネスは、個々人のデータを集める「ダイレクトレスポンスマーケティング」スタイルであり、youtuberなども相互作用性(インタラクティブ)なので、テレビは敵わないわけです。
フェイスブックにしても、LINEにしても、あらゆる無料で提供されるビジネスは、
- 個人情報収集
- 広告媒体としてのマネタイズ
などを狙っているのは間違いありません。
会計士は「Accountant」と言います。公認会計士は日本の国家資格ですが、これに類似する資格としてアメリカにはU.S.CPAというものがあり、これは、
Certified Public Accountant
の略です。
Certifiedというのは「認定された」、という意味です。認定されたパブリックな会計士のことですね。なぜ「パブリック」という単語がいるのかというと、そもそも会計というのは個人個人が各々でやるものが元来の姿だからです。家計にも会計(家計簿)があるでしょうし、各々の会社にも独自の数値集計・管理経営記録があるでしょう。数字を数えて記録する、これは別に、どの場面でも、どこでも当たり前にやられていることです。
寂れたイタ飯屋のオーナーだって、店を閉めた後に店内の奥で小さな明かりを灯してエクセルを開いているはず。
きっと、野良猫だって、ネズミを捕まえた後にアジトに帰って、ネズミの死体を並べて「しめしめ・・・・」と数えていることでしょう。
これを、「パブリックな場面で」行う認定された会計のプロをCPAというわけです。銀行関係者、経理関係者、株式投資を行う人ならばわかるでしょうけれども、日本の企業の会計・決算というのは、「一般に妥当とされた会計原則」だとか国際会計基準だとか、会社法・金商法とかが制定した共通性のあるフォーマットの元で数値表現がなされていますよね。
まぁ、要するに、「社会公共性の高いフィールドで、共通のフォーマットがある領域の会計を行う会計のプロ」がCPAであり、日本の公認会計士も似たような趣旨です。
お気づきだと思いますが、Accountとcount(数える)は似ています。だいたい本質的には近い。
そして、世の中には、
アカウンタビリティー(accountability)
という言葉があります。ご存知でしょうか?
これは、「説明責任」という意味です。
勘の良い方はもうお分かりでしょう。
企業が財務諸表を作るのは、金を貸してくれている債権者と、出資している人間に会計報告をするためであり、それは「説明責任を果たす行為」でもあります。アカウントと責任というニュアンスが結びついているのが、accountabilityという言葉です。
会社でも、入社したらまず真っ先に、
- 報告
- 連絡
- 相談
を叩き込まれたりしますが、何を報告・連絡するかというとのは、起きた現象を正確に記録・記憶して伝えるということでしょう。
日報をつけろだとか、あとは営業マンの行動パターンを位置情報追跡で記録しているような会社とかもあるでしょうけれども、計測や記録行為と責任が結びついているのは自然のように思えます。
まとめると、
- count 数える
- account 記録、会計
- accountant 会計士
- accountability 説明責任
ということです。
さぁ、ここまでくれば
on account of
という言葉の意味もわかりそうです。これは、「〜のため」という理由を表す言葉です。
理由、原因を表す言葉です。
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"make you feel, make you think."
SGT&BD
(Saionji General Trading & Business Development)
説明しよう!西園寺貴文とは、常識と大衆に反逆する「社会不適合者」である!平日の昼間っからスタバでゴロゴロするかと思えば、そのまま軽いノリでソー◯をお風呂代わりに利用。挙句の果てには気分で空港に向かい、当日券でそのままどこかへ飛んでしまうという自由を履き違えたピーターパンである!「働かざること山の如し」。彼がただのニートと違う点はたった1つだけ!そう。それは「圧倒的な書く力」である。ペンは剣よりも強し。ペンを握った男の「逆転」ヒップホッパー的反逆人生。そして「ここ」は、そんな西園寺貴文の生き方を後続の者たちへと伝承する、極めてアンダーグラウンドな世界である。 U-18、厳禁。低脳、厳禁。情弱、厳禁。