「お前ら、近視眼すぎ!!」byセオドア・レビット marketing西園寺 貴文 ドイツのボルメルツで生まれた米国のマーケティング学者、セオドア・レビット(大学では経済学で博士号を取得、ノースダコタ大学で教職についた後、ハーバード・ビジネス・スクールで教授になる)。 セオドア・レビットはシカゴでコンサルタントとして働いているときに、HBSに招聘され教授になり、後にハーバード・ビジネス・レビューの編集長も務めている。 彼が1960年に、ハーバード・ビジネス・レビューに発表した「マ (さらに…)
PLC(プロダクト・ライフ・サイクル)という概念の登場 marketing西園寺 貴文 「人と同じように製品には寿命がある」 「市場の成長率は測ることができる」 PLC(プロダクト・ライフ・サイクル)という概念の登場は、「時期」によって最適な戦術を選択し実行することの重要性を示した。 プロダクト・ライフ・サイクル理論は、「製品の市場投入」から「販売終了」までのライフサイクルを「売上」「利益」で描いたモデルであり、製品の一生を4つのステージに分け、それぞれに沿った適切なマーケティング活 (さらに…)
ドラッカーはマーケティングの元祖は三越の前身である越後屋だと語った marketingドラッカー、マーケティング西園寺 貴文 ピーター・ドラッカー(米国の経営学者。オーストリア生まれで、その後英国、米国と渡る。後にゼネラル・モーターズ社の組織を研究調査したことをきっかけにコンサルタント/経営学者としても脚光を浴びるようになる)は、マーケティングの元祖は三越の前身である越後屋だと述べている。 後に、コンサルティング・セールス、CRM、顧客データーベース管理等々と呼ばれるようになる営業手法を、なんと今から250年も前に実施し (さらに…)
M岡毅氏の負の二項分布を用いたマーケティングはおかしい・怪しい点について marketing、Marketing講座、つぶやき西園寺 貴文 負の二項分布(NBD)そのものは統計学にあるものであるが、これでマーケットが近似されるとして、このNBDを形作るMについて、「購入回数の総和/消費者の頭数」とされている。NBDで近似、証明したいのがシェアとフリークエンシーの関係。Mに関しては、分子が客数説明性を持ち(マーケットの購入回数の総和を考えると、どうしても消費者数が多いほどその値は大きくなるため)、これでシェアとフリークエンシーの連関を説 (さらに…)