年上はなぜ偉いのか、それは生きているだけですごいことだから

年上はなぜ偉いのか、という点についていろんな観点からものを考えることができるが、意外と知られていない点として、「その年まで死なずに生きているということが大きな達成だから」というのが挙げられる。 人生は大変だ。恋愛、仕事、人付き合い、親戚づきあい・・・・この世界には大変なことがたくさんある。生きることは辛さの連続である。年長であるということは、その年まで生きるということを達成しているということ。生きているというただそれだけですごいこと。生き残っているということだけでも、達成なのである。 だから、純粋に、自分より年上の人間には「すごさ」がある。その年まで、生き残っているのである。自分よりも長く生き残っている。 自分よりも年上な人間、自分と同年代の人間、自分より年下の生意気な人間、そういったものに挟まれながらも生き残り続けてきている、ということが一つの大きな達成であり、それを支えているものを掘っ (さらに…)

人の影響をドップリと受けることの効用は自分が見つかること

誰もが、人からの影響をドップリと受けることがあるはずです。私も、「モロ」に影響を受けてきたことは多々あります。人からの影響、外部の影響をガッツリ受けるということは、場合によっては不安さを覚えます。また、すぐに感化されてしまう自分の「弱さ・もろさ・軸のなさ」に情けなくなってしまうことだってあるでしょう。私も、昔は自分の色がないことをコンプレックスに思っていた時期はありました。 若いうちは、人や外部の影響を受けやすいです。というか、影響を受けやすい・感化されやすいというのは若さの証です。そうやって、影響を受けて揺れ動いている間は、可能性があるということです。そしてそれこそが若さです。人は、年をとるとそれが全くなくなってしまいます。一度、ガチッと決まってしまったら、良くも悪くもそこから動けなくなります。ポテンシャルや振り幅、可能性が限定されていく。これが歳をとるということでしょう。 人生を劇的に (さらに…)