貯蓄税と内部留保課税が導入されたらどうするの?

日本の景気の問題と、経済成長の問題を考えると、企業も個人も金を貯めこみすぎという話に議論のフォーカスというかスポットライトが当てられるのは当然の流れです。日本企業は内部留保をどんどん積み上げていっています。個人も、貯蓄しすぎです。金が全然循環していない。これは諸悪の根源です。っていうか、上場企業もせっかく上場しているのだから内部留保を吐き出させるべきという話はあちこちでされています(資金調達の利便性で上場するのに一体何のための上場なのか、ってなるじゃないですか)。 本格的に日本経済にテコ入れしようとなったら、企業や個人が貯め込む金に手をつけようっていう話になってきてもおかしくありません。 貯蓄税とか内部留保税とか全然ありえる話です。 その時、投資マインドを身につけてこなかった企業や個人はどうなるのか?という話になってくると思います。特に、個人に関しては、「とにかく貯金」「お金の使い方がわか (さらに…)

日本一の借金企業、ソフトバンク

一代であれだけの会社を作り上げた孫社長の手腕は、「OPR」の活用に見て取れます。ソフトバンクは日本一の借金企業と言われているのです。レバレッジをうまく効かせながら、投資でガンガン成功しているので、ソフトバンクのROEは本当に素晴らしいです。借り入れを起こしながら、どんどんM&Aをしているのです。ネット企業への投資に対するIRRは40%を越えているというから驚きです。借り入れをはるかに上回るリターンを生んでいるのです。借り入れにあたってかかる資本調達コストを上回るリターンを出せる限りは、ビジネスプレーヤーはガンガン借金をすべきです。 今、手元に100万円があって、1年で20%のリターンを得られるとしましょう。100万円の自己資本だけであれば年間の利益は20万円のみです。しかし、300万円の借り入れを起こした場合、その調達コストが年利10%だとしたら、300万円部分のリターン160万円 (さらに…)

若くて持たざる者こそ、最強

若い人には可能性があるから強いのではなくて、若い人には今まで積み上げてきたものが何もないから強い。言うほど世の中の人には失うものなんて何もないはずだけど、若い人となると本当に何もない。失うものなんてない。ハナから無い。持たざる者は失敗したとしても失うものが無い。だからハイリスクが取れる。しかも、世の中の人はハイリスクを恐れるから、そこに頭を突っ込めると一気にアドバンテージが取れるという利点つき。リスクを取れる者は、勝つ。リスクテイカーとしての人生を極められる人間は、特にこの国では勝つ。 ハイリスクを取らなければハイリターンは得られないが、ローリスクでもローリターンは得られる。とにかくリスクを背負えばリターンがある。リスクを取らなければリターンは得られない。何より、リスクを取らなければどんどんリスクをとって前に進んでいる人間と差がついていく。置いていかれる。差を覆しきれなくなっていく。経験値 (さらに…)