Give & Take論。 成功するのはGiver、しかし搾取されるのもGiver。

Giver(与える人)が成功する、ってのはよく言われますね。しかし、この話を聞くと、「でも、与える人が利用されるのもこの世界の現実じゃん」と思う人は多いと思います。 実はね、世の中って面白いんですよ。 だいたい、どこのピラミッドにおいてもそうなんですが、 Super Giver(超与える人) Taker(奪う人)・損得計算する人 Giver(与える人) という構造になっているんです。   つまり、頂点も底辺も、与える人なんですね。 中間層にいるTakerは、下層のGiverを利用したり喰ったりして生きています。なので、Giverでいると、そういう人たちに利用されるというのはこの世界に存在する、現実の一側面です。私も、世の中の「弱者」とされる人たち、心が優しすぎる人たちを見ていて思いますが、なんというか、喰い物にされてるなーと感じることは多いですね。 多くの人間は、Taker(奪う (さらに…)

生産性とか考える前に、生産してない

「生産性」とかいう言葉が流行っているそうですが(勝手な推測)、そもそも、「あなた生産してないじゃん」とツッコミたくなる人は、とても多いと感じます。 基本的に、ホワイトカラーというのは「広義の情報産業従事者・知識労働者」です。つまり、ブルーカラーと違って、そこに情報的付加価値を乗せた労働であるから、ホワイトカラーは一般論として給料が高いわけです。 情報産業従事者・知識労働者には、会議というものがつきものです。あるいは、一個人で活動をしている時には、意見を自分で外部に発していったり、その形としてのプロダクトや創造物を世に出して問うていく必要があります。脳内一人会議をすることだってあると思います。   私が思うに、批評は「生産的」ではありません。批評家って、なかなかいらない仕事です。人や人の創造物に文句をつけるだけの仕事です。誰かの意見に批評ばかりする人がいますが、大事なのは「自分の意 (さらに…)