労働の量を増やす生き方と、労働の質を高める生き方

OLやりながら夜は居酒屋でバイト・・・みたいなことをやっている人っていますよね。私、そういう人が低所得ゾーンにたくさんいることを若い時から知ってました。そして、「なんでだろう・・・」って思ってました。 こういう人たち、口を開けば「とりあえず貯金したいんだよね」とか言います。とりあえずの貯金に貴重な生命時間のうち、1年、2年費やしてもったいなーって感じですよね。とりあえずの貯金の代価としては、あまりにも重すぎる。   こういう、労働の量を増やす生き方をすると、地獄を見ます。OLやりながら夜はバイト・・・とかキャバ・・・・とかね。こういう人たちは、労働量を増やす発想でしかお金を増やせない。そして、だから窮屈になる。追い込まれる。心身壊す。ゲームオーバー・・・・。こういう展開が予測できない。イマジネーションが足りなさすぎる。   正社員とかバイトレベルなら、まずは労働の質を高 (さらに…)

同じ場所に住み続けるって、本当にくだらない生き方だと思ってる

大学時代、鬼のように読み漁っていた憲法学の名著、「憲法」(そのままですね・・・。安倍総理が国会で質問された憲法クイズに出題されたあの学者さん、芦部さんの本です)の中に、 居住・移転の自由 について書かれたパートがあって、それを読んでいる時にこんなことを思いました。   日本国憲法では、精神的自由とか身体的自由とか、いろんなことが謳われていて、旧憲法下と現憲法下の世界を比較した時に、今の利点は「自由」というワードに集約されるんだな・・・・と。 居住移転の自由っていうのは、人が土地に縛られること、職業にしばられる結果土地に縛られること、日本という国に固執しなければいけないことからの「解放」です。 私はこういうのを読みながら、職業柄、土地に縛られているサラリーマンとか、ずっと同じ場所でしか働けない人とか、海外に移住できない人って現憲法の恩恵を受けられない人なんだなとしみじみ思いました。 (さらに…)