【居住論】:日本全国を転々として思ったこと 

バカリズムのネタに、「出身を福岡って言ったら『博多?』って聞くのやめろ。博多区民は福岡県民の中でもマイノリティだ。割合的に言ったらコンドームつけてセックスして妊娠する割合ぐらいだ」みたいなネタがあったと思うんですよね。 これ、日本全国に言えることです。 兵庫県民の中で、「神戸市民」はマイノリティです。京都に関しても、「京都市」の内外で事情は変わりますし、洛中・洛外とかいろいろあります。東京に関しても、23区外は「これ東京?」って思える田舎の風景が広がっています。愛知県民がイコール名古屋民とは限りません。 こーゆーの、どんな都道府県にも言えることなんです。 (その県の名前から連想されるイメージや県民性のようなものと全く無縁なライフスタイル・キャラクターの人間も当然、あちこちにいます)   あと、上京してきている人間に関しては、地元がそんなに好きじゃないタイプも結構多く、地元に対して (さらに…)

2つの夢を叶える方法 (司法試験合格&原作累計250万部)

すげー。司法試験に合格しておきながら、売れっ子原作者としてもヒットを飛ばしている著者が語る自己啓発。 司法試験合格が決まったタイミングで、シリーズ累計200万部のベストセラーの連載が決定(著者が原作担当)したそうです。やばすぎでしょ。 単純に捉えれば、「すげー」ってなりますが、これは見方を変えれば、この時代の厳しさを表していると言えます。もはや、文系試験最高峰の資格を取ってもあぐらなんてかけない、儲からない時代ですし、こういうハイブリッド型の化け物がどんどん出てくるわけです(今の時代、資格試験それだけで安泰なのって宇宙飛行士ぐらいですよ、マジで)。 何かしらの資格試験合格実績、学歴、学位、何でもいいですがそういうのに乗っかって、それをアピールして生きる人生を選んだ時点で、いつか必ず同じ路線の化け物に後から追い越されることになるでしょう。世の中、上には上がいるのです。 勉強できてもコモディテ (さらに…)

年をとると人間関係の構築がうまくなるが、その秘訣は端的に言えば距離感

人間、年をとると人間関係の構築がうまくなります。 私は、日本でこのまま生きていくということについて若い頃から「嫌だなー」と思ってたんですが、年を重ねるにつれ、日本での生き方について勝手がわかってきたような気がします。やばい、なんかおじさんみたいなこと言ってる。まだ若いんだけども。 人間関係のコツって、距離感なんですよね。 面倒臭そうな人って、ちょっと話せばわかるもんです。大人になると(コミュニケーションが熟達してくると)、そういう人に対して、深からず、浅からず、みたいなところで止めておくことができるようになる。 しかし、若いうちは、人付き合いについて「白黒」で考えがちです。過剰に濃くしたり、逆に全く無関心を装ったり。関係性が極端になりがちなんですね。 ここら辺のさじ加減ができるってことが大人になるってことなんだと、年々感じ始めています。これがわかると、日本って結構、住みやすい場所ですわ。う (さらに…)

ニート、フリーター、引きこもりを雇うハーツユナイテッドグループ

http://kigyoka.com/news/magazine/magazine_20150925_11.html ニート、フリーター、引きこもりを雇ってソフトウェアのバグ調査をする会社があるそうです。世の中、いろんな会社があるものです。 === @西園寺貴文(憧れはゴルゴ13)#+6σの男     "make you feel, make you think."   SGT&BD (Saionji General Trading & Business Development) 新たなるハイクラスエリート層はここから生まれる           Lose Yourself , Change Yourself.(変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えること (さらに…)

社会不適合者は職人気質、偉人気質だから、就く仕事をよく考えよ

社会不適合者ってのは、「自分のこだわり」「自分の世界観」「自分の色」が強すぎて、周りと馴染めない場合が多いです。そういう人は、職人になればいいのではないでしょうか。ほら、職人って頑固親父が多いでしょ。あれなんて社会不適合者の極みでしょ、まさに。都会のサラリーマンみたいにニコニコしたり面白くない話を面白がって聞いてるフリとかできない人たちでしょ。でも、なんでやっていけるのかって言ったら、スキルがあるから、ワザがあるからですよね。だから、社会不適合者は何らかの世界でとことん自分のワザや芸を磨いたらいいのではないでしょうか。芸能人とかも、一般社会では生きていけない人たちの集まりと言われていて、実際、彼らの変人気質ってのは見てたらわかりますよね。だからしょっちゅう、トラブルっていうか問題を起こすのかなとも思いますけども。 みんな、なんか、選択肢が狭いんじゃないかなぁ、もっと多様な選択肢がある、仕事 (さらに…)

人に好かれることを諦めた人生は、楽

私は、人に好かれることを諦めました。結構若い頃に。 昔は、一生懸命に周りに合わせていた、流されていたこともあったんですよね。でも、その生き方を続けている時に、どこかで苦しくなっちゃって。なんか、そうやって生きている自分の上にできた友情とか、恋愛とかって、全部フェイクじゃないか、とか。心の底から笑えないな、楽しめないな、とか。そういうことをいろいろ考えた時期があったんですよね。 人に合わせることをやっていると、表面上は、人付き合いとかでも恵まれます。いろんな知り合いというか顔見知りができます。でも、それは所詮うわべです。深い関係じゃない。広く・浅いだけ。 もちろん、広く浅い関係も大事です、人生にはそういうのも大事。 でも、私は、そういう付き合い方をして、心が満たされることがなかった。また、自分の本心の部分を出して嫌われるのであれば、それでいいやって思うようになったんですよね。偽りの自分で好か (さらに…)

日本の漫画産業はなぜ栄えたのかという根本的な部分(マーケティングは常に「Who」から始めよ)

日本の漫画産業ってすごいですよね。外国人と交流がある方ならわかると思いますが、外国人からすれば日本と言えば「漫画!」「アニメ!」「アダルトビデオ!」「京都!」「寿司!」「天ぷら!」っていう国です。 日本の漫画産業がなぜこんなに栄えたのか、日本の漫画はなぜこんなに凄いのか、みたいなことについて、あちこちで言論に触れられます。しかし、私は「いつ」「どこ」でだったかは忘れましたが、日本の漫画産業がすごくなったそもそもの理由を鋭く考察した人の意見を見たことがあって、その時にマーケターとしてすごく同意したんですね。それ、どこで見たのか忘れちゃったのですが・・・・とてもよく覚えています、内容自体は。 ずばり・・・・ですが、日本の漫画産業が栄えたそもそもの理由は、 日本の子供が金持っているから らしいんですね。   世界的に見れば、子供がお小遣いをもらって自由に物を買ったりするのは豊かな国じゃ (さらに…)