ローテクとアングラでマーケティング技術は育つ

古くは、士業と呼ばれる職業群が営業をしなくても食べていける世界でした。なぜなら、分厚い参入障壁があるから。その参入障壁はお国がコントロールしていて、いわば蛇口の開け閉めが国に管理されていたんですね。需要に対して供給が少ない場合、値段が上がりお客がワッと押し寄せるのが常ですから、そういう業界ではマーケティングとか意識する必要もなかったわけです。 また、戦後の日本では自由主義経済の建前を被りつつも、政府・当局による産業主導が多かった。規制と関与が大きかったんですね。テレビ業界とかを見てもらえればわかる通り、許認可事業・既得権益事業というのは独占・寡占が進みますから、当然儲かる。社員の年収も高くなる。競争が阻害されるので、必死こいてマーケティングの技法を磨いていく必要性なんかは生まれないわけです。 結局、マーケティングは海外で磨かれていくことになります。コカコーラやP&G、apple、S (さらに…)

マーケティングで自由と安心と、大いなる暇、そして精神不調を手にした

稼ぐ、ってだけではなくて、「稼いで働かない」ってのが大事ですね。働き方改革として生産性シフトをする必要があります。 魅力的な売り物を提供する能力 コストリターン良く顧客を獲得する能力 最大の利益を得る能力 顧客維持・顧客価値最大化能力 資産創造能力 ライフスタイル充実化能力 マーケターとしての能力が高くなればなるほど、どんどん大きな数字の方に降りていけますね。私は、マーケティングで大いなる自由と安心を手に入れました。そして、稼ぎすぎて精神バランスを崩した事もありました。 今、これだけ難しい世の中、旧来の職業モデルが通用しなくなっている中で、マーケティングの技術があれば余裕こいて生きてられますね。本当に、時間が手に入る。一番良いのは、楽になる事です。稼ぎが良くても忙しいのでは意味がないですから。   ガンガン稼いで、もっと生産増やすぞーってのは意味わかんないですね。生産性を上げてい (さらに…)

自分の正義を疑う視点が少しでもあれば、争いは止まる

多くの人は自分の正義を疑う視点が無いので、衝突します。しかし、少しでも自分を疑う視点があれば、自ずとブレーキはかかるものです。少なくとも、表向きは争っていても「プロレス」だと割り切って、一番やってはいけない地雷を踏むことなく上手にことを処理できることでしょう。世界一の投機家・ジョージ・ソロスは「自分を疑え」と言っていました。私は偉大なる教訓として胸に留めて生きてきました。この自分を疑う視点が1ミリも無いと、暴走してしまいがちになります。 自分の正義を疑ってみましょう。自分の正義を押し付けてないか疑ってみましょう。それぞれの正義がぶつかり会うのが争いであり、しかもその正義について「自分の個人的趣向」であるとの自覚が全くないことが争いを加速させます。所詮、人は主観で生きているのであって、ここに正義のような客観性・絶対性あるものを持ち込んで普遍の方向性に開こうとする営み自体が反発を生むのです。摩 (さらに…)

人生の悩みの理由 総覧

人生、いろんな悩みがあります。 ここでざっと、ダイジェスト的に、主要な悩みの理由を並び立てて、そのソリューションを提起してみましょうか。 もちろん、これは色々調べたり経験してきたり結果、見つけてきたものです。   【優柔不断】 → 一貫した基準がない 【行動力がない】 → 言い訳が多い、モチベーションの因果は「因:やる 果:やる気が出る」であって逆ではない(つまり最初の踏ん切りはある程度の思考停止が必要)。また、やる気は時間帯や場所によっても左右されるので、朝コーヒーショップに行くなどして、環境を変化させてみる。 【計画通り物事が進められない】 → 料理でトレーニング、段取り力や時間感覚が鍛えられる(逆算力) 【融通がきかない、柔軟性がない】 → 思い込みやべき論が強すぎる。自分を疑い、新しい世界観に触れてみる。逆算ではなく積み上げで動いてみる。 【発想力がない】 → 失敗を恐れ (さらに…)

【成功の代償】 インポスターシンドローム(詐欺師症候群)にかかりました。

実はここだけの話、経済的自由を獲得してから、長きに渡って心に闇を抱えてきました。成功する前のアンハッピーは結構明かしてきたけど、成功した後のアンハッピーは「あたかも無い」ように振舞ってきました。が、実はあります。 本邦初公開です。 実は、なぜかずっと、心が苦しかったのです。表向きはハッピーに振舞っていたけど、夜な夜な、一人で苦しくなることがありました。一時期は、本当に精神的に追い込まれてしまって、そこから逃げるようにして女に走ったり(女に走っているのはいつもだけど、精神的な拠り所を求めて、ですね)、気晴らしに走ったり、なるべく仕事のことを考えないようにしたりしていた時期がありました。あるいは逆にあえて仕事に打ち込みまくったり。   ひどい時は胸が苦しくなって、息苦しくなって、かなりメンタルにキました。で、それがなぜかもわからず、友人に相談したりしても「え?なんで??超ハッピーじゃ (さらに…)

20代で可処分所得4〜50万が夢か?わからんなぁ

夢とか希望とか絶望とか才能とか議論する前に、20代で可処分所得4〜50万くらいを真面目に目指してみたらどうですか、って話をしたいと思います。 人生に絶望しました・・・とか、底辺で生きてます・・・とか、仕事辛いです・・・とか、希望がないです・・・とか言っている人を見てて思うことがあるんですよね。なんか極端だなーって。 で、そーゆー極端な人だから、 「完全リスクゼロ!即金ボタンぽちぽちで今月から月収100万円保証!難易度ゼロで社会的地位の高いパーフェクトビジネスの無料ご案内はこちら・・・・」 みたいな広告に引っかかる。あるいは宝くじとか買い始める。あるいは株式投機とか始める。ビットコイン投機とか始める。なんか、もっと真面目にやることやればいいのにって心底思うんですよね。   極端なんすよ、マジで。人生に夢がない、希望がない、生きがいがないとか言っている人も多いですけど、たかだか月の可 (さらに…)

人間はパターンで生きている (思考パターン、行動パターン、感情パターン)

人間はびっくりするほど同じようなことを繰り返しています。表面的には同じようなことをしていても、本質的にはずっと同じようなことを繰り返しています。このパターンに気づくことができるかどうかは、本当に大切なことだと思います。 どっかの自己啓発の大物が、「その人間がどんな人間なのかは、そいつの本棚を見ればわかる」みたいなことを言ってます。昔、そのフレーズに触れた後、自分の本棚を見てゾッとしたことがありました。自己啓発本だらけだったのです。そこで、今度は焦って起業系の本ばかりを買い集めるようになりました。次は専門書や学問書にシフトし、その後、投資系に移り、スキル系にシフトし、教養系にシフトし、娯楽系にシフトし、エッセイ系にシフトし・・・・・ みたいなことを意識的にやってきたんですが、まぁ、パターンってのはそういうことですね。   パターンは3つに分けられます。 <1>思考パターン <2>行 (さらに…)