国のバランスシート論は無意味
すぐに収益採算がとれるようなことは民間がやって、長い目でみて国民生活を豊かにして、なおかつ長い目でみて税収に貢献するようなことをやるのが公共サービスだから、儲からなくて当たり前。 国の仕事は測定しにくい。資産も。 高速道路とか道路の利用料を取るようになったらどうなる?と考えてみれば良い。 救急車、一回呼ぶのに3万円、とかね。 警察や自衛隊もそう。 結局、国の仕事は短期的には赤字で当たり前。債務超過なのも問題は無い。将来の税金で返してもらおうと思ってる超ロングタームの投資。 大抵の公共サービスは豊かな国民生活にどのくらい交換してるのかなんてわからない。だから、国が持ってる資産を評価するのも難しい。 会計学の思想を、これまた国家にあてるのは難しい話。純粋に利潤を追求してるわけでもないし、公益を考えてるしね。 ましてや、売却したら民営化したりすると大変なものもある。 (さらに…)