お金と価値と人生の謎
お金と価値を交換するのがビジネスだけれど、そのお金とやらは常にインフレや対外レートの変動によって購買力が変わってる。ハイパーインフレなどになってしまえば、お金の購買力というのは一気に落ちる。そこで、お金持ちはゴールドを買ったり株を買ったり不動産を買ったりするのだけど、資産価値というものも時代性や状況に左右される。例えば、日本で不動産を持っていても、人口が減ったり税金を引き上げられたりすると相対的に価値を失う。株を持っていても、バブルが弾ければ意味を失う。こうやって考えると、絶対的な価値というのは存在しない。ゴールドは長らくの間、絶対的な価値の対象とされていたけれど、それはゴールドの価値を世の中の人が共通認識と持っているからであり、なおかつそのゴールドが何らかの生産物と可換であることが重要。物々交換の時代に遡って考えればわかるけれど、何かしらの生産物とトレードできなければ意味はない。 ユダヤ (さらに…)