技術習得のジレンマ 「これ何の役に立つの?」VS「手段の自己目的化(やってて楽しい)」
どんな世界でもそうですが、「好きこそものの上手なれ」です。「それをやっていること自体が楽しい」という状態にまでいき、ひたすらその領域の学習や技術習得を楽しんで続けないと、レベルは上がりません。ある程度、「手段であるはずの勉強が目的化している」ぐらいのハマり方が必要なのです。それぐらいじゃないと、専門家・技能者としてのレベルは上がりません。 特に、何かしらの知識領域、技術領域にハマるというのは、自分の人材価値を上げるファーストステップです。 しかし、ここでジレンマが生じます。そうやって傾倒していけばいくほど、その学習した内容や、技術が「誰のどんな役に立つのか」という視点を失っていくのです。そもそもの目的を忘れたり、それが実社会でどう金を稼ぐことに繋がるのか、どうやって他人の役に立てるのか、どうやってビジネスを成立させるのかということを忘れてしまいがち。 学者や技術者タイプ、勉強好きタイプは「 (さらに…)